第 3 学 年  保存修復学(講義)
通 年 計 画 表

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教科の特徴
 歯の硬組織は一度欠損を生じると自然治癒が困難なため、人為的に回復させる必要がある。歯の硬組織疾患や形態異常、および外傷などによって生じた歯の硬組織欠損部に対して疾病の進行を抑止し、病的なものには治療を施し、解剖学的、機能的、審美的に回復させるための学問、技術の体系が保存修復学である。本教科は通年の講義で齲蝕や非齲蝕性硬組織疾患に対する歯科治療に必要な基本的知識、態度を身につけるとともに、論理的思考および問題発見・解決ができるようにできることが特徴である。なお技術面については後期の実習を通して身につける。本科目は、実務経験のある教員が担当している。(コンピテンシー3、6、7、8-1)-2)-3)-4))

ナンバリング
C1411-3C

1.一般目標(GIO:General Instructional Objective)
 歯の硬組織疾患の病因や病態ならびにそれらの疾患に対する診察,検査,診断,治療および術後の口腔健康管理を理解するために、必要な基本的知識を習得する。

2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
歯の硬組織における常態を説明できる。 (5%)
歯の硬組織疾患における病態およびその病因について説明できる。 (10-15%)
歯の硬組織疾患の診断および治療計画の立案に必要な診察および検査項目を説明できる。 (5%)
歯の硬組織疾患(主に齲蝕)に対する処置の臨床的意義と方法、手順を説明できる。 (25-30%)
修復処置に必要な器具とその使用法を説明できる。 (20-25%)
修復処置に必要な歯科用生体材料の特性、成分、構造を理解し、適切な材料の選択基準と使用方法を説明できる。 (20-25%)
修復後の口腔健康管理とその手法について説明できる。 (5%)

3.方略(LS:Learning Strategy)
【講義】
受動的方法:講 義 
能動的方法:ディスカッション、Flipped classroom
媒 体:教科書、参考図書、スライド,プリント,コンピューター画像など

4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価)
1) 多肢選択試験(20-40%)
  講義内容から客観(多肢選択)試験を行う。
  前期1回(10-20%)、後期1回(10-20%)
2) 定期試験(総括的評価):60-80%
  講義内容の理解度について論述・記述試験で評価する。
  定期試験:前期1回(30-40%)、後期1回(30-40%)
*比率については出題数等を配慮して決める。

事前・事後学修
事前学修:各回、授業内容項目について,教科書を読んでおくこと(15-20分)。
事後学修:毎回、前回の講義の復習をしておくこと(15-20分、次の講義の開始時に質問することがある)。


【e-Learning】

教科書
第六版 保存修復学21:永末書店

参考図書
保存修復学(第7版)医歯薬出版
保存修復学クリニカルガイド(第2版):医歯薬出版

オフィスアワー
授業終了直後 または メールで講義担当者に質問

総授業コマ数
34コマ

出席について
出席は開始時にとり、遅刻は原則、認めない。電車遅延などで遅れる場合には遅延証明書を担当者に講義終了時にもってくること(到着時間も記入すること)。

   担当者  『 * 』は実務経験教員を示す
 村松 敬 教授*, 春山 亜貴子 講師*, 半場 秀典 講師*
 山本 雄嗣 非常勤講師*, 亀山 敦史 非常勤講師*, 加藤 純二 非常勤講師*
 服部 雅之 教授*, 後藤 多津子 教授*, 大山 弘枝 非常勤講師*

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月日 時限 コア・カリキュラム 方略(LS)場所 担当者
(その他の)SBOs
内容項目
1 4/10 4 E-3-1)-④
歯(乳歯、幼若永久歯を含む)の硬組織の構造、機能および構成成分を説明できる。
E-3-1)-⑤
歯髄の構造と機能を説明できる。
D-1-①
歯科医療機器(歯科材料・器械・器具)の所要性質と用途を説明できる。
C-5-3)-①
修復と再生の機序と幹細胞の役割を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
①歯科保存学を分類する。
②保存修復学の目的を説明する。
③保存修復学の歴史を概説する。
④歯の正常構造と異常について説明する。
⑤病変には原因,経過,現在,転帰があることを理解する。
⑥修復と再生の違いを説明する。 
保存修復学総論
・歯科保存学とは
・歯科保存学の分類
・保存修復学の概念と目的
・保存修復学の歴史(材料、器材)
・疾患の捉え方,考え方
・修復と再生の違い
【e-Learning】第1回ポストテスト
2 4/17 4 E-3-2)-①
歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の病因と病態を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
①歯の硬組織疾患を分類する。
②硬組織疾患について,それぞれを説明する。
③齲蝕の好発年齢と性,好発部位を説明する。
④tooth wearを分類する。
⑤発育異常に伴う歯の硬組織疾患を列挙する。 
歯の硬組織疾患1
・非齲蝕性硬組織疾患(tooth wear、変色歯、象牙質知覚過敏、歯の発育異常および関連疾患)
【e-Learning】第2回ポストテスト
【e-Learning】
3 4/17 5 E-3-3-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
①齲蝕の発症機構を説明する。
②齲蝕の発症要因を列挙し,その関連性を説明する。
③齲蝕の病態と病巣の構造,および進行を説明する。
④齲蝕の分類を説明する。 
歯の硬組織疾患2:齲蝕
・齲蝕の病因と病態、齲蝕病巣の進行、齲蝕病巣の構造
・齲蝕の分類、齲蝕の表記
【e-Learning】第3回ポストテスト
4 4/24 4 E-1-1)-①
診察、検査及び診断に必要な事項を列挙できる。
E-1-1)-②
診察、検査及び診断に必要な器材を説明できる。
E-1-1)-③
病歴聴取(主訴、現病歴、既往歴、家族歴、生活歴、社会歴・職業歴等)を説明できる。
E-1-1)-④
現症の取り方(視診、触診、打診、聴診等)を説明できる。
E-1-1)-⑤
診療室における患者の心理と行動を説明できる。
E-1-1)-⑥
診断に必要な検査を列挙できる。
E-1-1)-⑦
問題志向型診療記録(problem-oriented medical record )を説明できる。
E-1-1)-⑧
インフォームド・コンセントを説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
①問題の原因を推測する。
②問題解決法としての治療計画を立案する。 
医療面接と検査法
・問題点の抽出,整理,原因分析,問題点への対処(POSに基づいた診療計画の立案)
【e-Learning】第4回 ポストテスト
5 5/8 4 E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
①齲蝕の検査を説明できる。
②非齲蝕性硬組織疾患の検査を説明できる。
③齲蝕のリスクファクターを列挙する。 
検査法
・齲蝕の検査法
・口腔内検査
齲蝕のリスクファクター
セルフケアとプロフェッショナルケア
・齲蝕の攻撃ファクター
・齲蝕のリスク診断
・齲蝕リスクに関する生物学的検査
・齲蝕の予防と管理
【e-Learning】第5回 ポストテスト
6 5/15 4 D-1-①
歯科医療機器(歯科材料・器械・器具)の所要性質と用途を説明できる。
D-1-③
診療用器械・器具の構造と特性を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室   村松 敬
①切削器具および工具を説明する。
②齲蝕象牙質の各層の特徴を説明する。
③齲蝕病巣の除去法について説明する。
④診療姿勢と器具の持ち方を説明する。 
診療位置
診療姿勢と器具の持ち方
硬組織の切削
・手用切削器具
・回転切削器械
・エアアブレーシブ
・音波切削
・化学的溶解または薬液溶解
齲蝕象牙質各層の特徴
齲蝕病巣の除去法
・象牙質齲蝕の識別と除去法
【e-Learning】第6回 ポストテスト
7 5/15 5 E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
E-3-3)-(1)-②
minimal intervention dentistry に基づく歯科治療の意義、臨床的対応を説明できる。
E-3-3)-(1)-③
修復材料とその取扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
後藤 多津子
①MIDの考え方を説明する。
②非侵襲的修復法(ART)を説明する。
③エナメル質齲蝕の処置法を説明する。
④再石灰化療法について説明する。
⑤象牙質齲蝕の処置法を説明する。
⑥急性齲蝕と慢性齲蝕の臨床的特徴を説明する。 
・齲蝕処置の概論(基本となる考え方と歴史的変遷)
・Minimal Intervention Dentistry
・齲蝕処置の治療ステップ
・齲蝕の画像検査
【e-Learning】第7回ポストテスト
8 5/22 4 E-3-3)-(1)-⑤
歯髄保護の意義、種類と方法を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
①象牙質・歯髄複合体の保護の目的を説明する。
②歯髄傷害の原因を列挙する。
③高速切削時の注意事項を列挙する。
④象牙質・歯髄複合体の保護法を列挙する。
⑤象牙質・歯髄複合体保護の目的と適応症を説明する。
⑥象牙質・歯髄複合体の保護に用いる使用材料・薬剤を説明する。 
象牙質・歯髄複合体の保護
・象牙質・歯髄複合体の保護の目的
・歯髄傷害の原因とその対策
・象牙質・歯髄複合体の保護法
【e-Learning】第8回 ポストテスト
9 5/29 4 E-3-3)-(1)-⑥
窩洞形成の意義と方法を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
①窩洞を分類する。
②窩洞の構成および名称を説明する。
③窩洞に具備すべき諸条件を列挙する。
④窩洞に具備すべき各条件を説明する。 
窩洞および窩洞に具備すべき諸条件
・窩洞の分類
・窩洞の構成と各部の名称
・窩洞外形
・保持形態
・抵抗形態
・便宜形態
・窩縁形態
・窩洞の清掃
【e-Learning】第9回ポストテスト
10 5/29 5 D-1-①
歯科医療機器(歯科材料・器械・器具)の所要性質と用途を説明できる。
D-1-②
材料の物理的(力学的性質と熱的性質を含む)、化学的(溶解性を含む)、生物学的(生体活性、副作用を含む)性質とその評価法を説明できる。
E-3-3)-(1)-③
修復材料とその取扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
①保存修復の適応症について説明する。
②修復法の種類について説明する。
③修復材料の一般的性質、選択基準について説明する。
④齲蝕処置の治療ステップについて説明する。
⑤齲蝕のエックス線画像を説明できる。 
・修復の適応・禁忌
・修復法の種類
・直接修復と間接修復
・接着性修復と非接着性修復
・修復物の形態と面の性質
・材料の一般的性質
【e-Learning】第10回 ポストテスト
11 6/5 4 E-3-3)-(1)-④
修復に必要な前処置の目的と意義を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
①修復に必要な前処置・補助法を列挙する。
②補助法の目的を説明する。
③補助法に使用する器具を説明する。
 
修復治療の前準備・補助法
・除痛法
・防湿法
・歯間分離法
・歯肉排除法
・隔壁法
【e-Learning】第11回 ポストテスト
12 6/12 4 C-4-1)-④
滅菌と消毒の意義、種類及び原理を説明できる。
E-1-5)-⑦
清潔と不潔の区別を説明できる。
E-1-5)-⑧
器具の消毒・滅菌法を説明できる。
E-2-3)-④
口腔・顎顔面領域の老化と歯の喪失に伴う変化を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
感染予防対策
①スタンダードプリコーションの概念を概説する。
②感染防御に備えた正しい身なりをする。

口腔諸器官の加齢変化
①歯の機能と加齢変化について説明する。
②歯周組織の加齢変化について説明する。
③加齢変化を考慮した修復治療を説明する。 
感染予防対策
・スタンダードプレコーション
・滅菌法・消毒法

口腔諸器官の加齢変化
・歯の加齢変化
 ①外形の変化
 ②色調の変化
 ③構造の変化
 ④歯髄腔の変化
歯周組織の加齢変化
 ①歯根膜の変化
 ②歯槽骨の変化
 ③口腔粘膜の変化
【e-Learning】第12回 ポストテスト
13 6/12 5 D-2-①
成形修復・予防塡塞用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。
E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
E-3-3)-(1)-②
minimal intervention に基づく歯科治療の意義、臨床的対応を説明できる。
E-3-3)-(1)-③
修復材料とその取扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
①齲蝕、非齲蝕性硬組織疾患の発症機構を説明する。
②問題の原因を推測し、解決法としての治療計画を立案する。
③齲蝕、非齲蝕性硬組織疾患の検査を説明できる。
④修復法の種類について説明できる。
⑤齲蝕処置の除去法、治療ステップについて説明できる。
⑥非齲蝕性硬組織疾患の病態に合わせた治療法を説明できる。 
保存修復学総論の復習
14 6/19 4 D-2-①
成形修復・予防塡塞用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。
E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
E-3-3)-(1)-②
minimal intervention dentistry に基づく歯科治療の意義、臨床的対応を説明できる。
E-3-3)-(1)-③
修復材料とその取扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  半場 秀典
① Minimal Intervention Dentistry を概説する。
②コンポジットレジン修復を説明する。
③コンポジットレジンの組成・種類を説明する。
④コンポジットレジンの重合様式を説明する。 
直接修復概論
・定義,間接修復との違い
コンポジットレジン修復1
・コンポジットレジン修復の特徴
・コンポジットレジンの組成・種類
・光照射器
・コンポジットレジンの接着システム
(エッチング、プライミング、ボンディング)
【e-Learning】
15 6/26 4 D-2-①
成形修復・予防塡塞用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。
E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
E-3-3)-(1)-②
minimal intervention dentistry に基づく歯科治療の意義、臨床的対応を説明できる。
E-3-3)-(1)-③
修復材料とその取扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  半場 秀典
①臼歯部へのコンポジットレジン修復を説明する。
②接着システムのステッップを説明する。 
コンポジットレジン修復2
・コンポジットレジンの接着システム
(エッチング、プライミング、ボンディング)
・3ステップ、2ステップ、1ステップ(歴史的推移も踏まえて)
・コンポジットレジン修復の手順(前歯部)
【e-Learning】
16 6/26 5 D-2-①
成形修復・予防塡塞用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。
E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
E-3-3)-(1)-②
minimal intervention に基づく歯科治療の意義、臨床的対応を説明できる。
E-3-3)-(1)-③
修復材料とその取扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  半場 秀典
①齲蝕、非齲蝕性硬組織疾患の発症機構を説明する。
②問題の原因を推測し、解決法としての治療計画を立案する。
③齲蝕、非齲蝕性硬組織疾患の検査を説明できる。
④修復法の種類について説明できる。
⑤齲蝕処置の除去法、治療ステップについて説明できる。
⑥非齲蝕性硬組織疾患の病態に合わせた治療法を説明できる。 
コンポジットレジン修復3
・コンポジットレジン修復の手順(臼歯部)
・接着システムの確認
【e-Learning】
17 7/3 4 D-2-①
成形修復・予防塡塞用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。
E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
E-3-3)-(1)-②
minimal intervention に基づく歯科治療の意義、臨床的対応を説明できる。
E-3-3)-(1)-③
修復材料とその取扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  半場 秀典
①グラスアイオノマーセメント修復の特徴を説明できる。
②グラスアイオノマーセメントの組成を説明できる。
③グラスアイオノマーセメント修復の手順を説明できる。
④アマルガム修復の特徴を説明できる。
⑤アマルガム修復の窩洞を説明できる。
⑥アマルガムの除去を説明できる。 
グラスアイオノマーセメント修復
・特徴(理工学的性質を含む)
・分類
・修復手順

アマルガム修復
・特徴(理工学的性質を含む)
・除去法(環境も含めて)
・回収法
【e-Learning】
18 7/10 4 E-3-2)-①
歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の病因と病態を説明できる。
E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  春山 亜貴子
漂白法
①漂白法を概説する。
②漂白法を分類する。
③漂白の適応症と禁忌症を説明する。
④漂白法の術式を説明する。

ベニア修復
①べニア修復を概説する。
②べニア修復の臨床術式を説明する。
③ベニア修復に用いる器材を説明する。 
非齲蝕性硬組織疾患の処置1
変色歯の処置
・漂白法
・ベニア修復

【e-Learning】
19 7/10 5 E-3-2)-①
歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の病因と病態を説明できる。
E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
E-3-3)-(1)-②
minimal intervention に基づく歯科治療の意義、臨床的対応を説明できる。
E-3-3)-(1)-③
修復材料とその取扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
大山 弘枝
①保存修復学で扱う疾患の病因・病態を説明できる。
②保存修復学で扱う疾患に対する治療法を説明できる。
③保存修復学で扱う材料を説明できる。 
アメリカでの保存修復学
・歴史と現在
前期のまとめ
・保存修復学総論
・直接修復
・重要ポイントの復習
【e-Learning】
20 9/4 4 E-3-2)-①
歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の病因と病態を説明できる。
E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  村松 敬
①象牙質知覚過敏症のメカニズムを説明する。
②象牙質知覚過敏症の原因を説明する。
③象牙質知覚過敏症の処置法を分類する。
④象牙質知覚過敏症の処置方針を説明する。
⑤象牙質知覚過敏処置の基本術式を説明する。
⑥Tooth wearの原因を説明する。
⑦Tooth wearの治療穂を説明する。 
非齲蝕性硬組織疾患の処置2
象牙質知覚過敏症
・病 態
・病態に合わせた治療法
Tooth wearの治療
・原因に合わせた治療法
21 9/11 4 E-3-3)-(1)-13
う蝕およびその他の硬組織疾患の診察、検査および診断ができる。
E-3-3)-(1)-16
う蝕およびその他の硬組織疾患の簡単な修復処置を行うことができる。
 
試験(多肢選択)
 
本館13F  村松 敬
①保存修復学で扱う疾患の病因・病態を説明できる。
②保存修復学で扱う疾患に対する治療法を説明できる。
③保存修復学で扱う材料を説明できる。  
多肢選択試験(MCQ)
・前期に履修した範囲で多肢選択試験を行う。
【e-Learning】
22 9/11 5 D-2-①
成形修復・予防塡塞用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。
E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
E-3-3)-(1)-②
minimal intervention に基づく歯科治療の意義、臨床的対応を説明できる。
E-3-3)-(1)-③
修復材料とその取扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  山本 雄嗣
①保存修復学で扱う疾患の病因・病態を説明できる。
②保存修復学で扱う疾患に対する治療法を説明できる。
③保存修復学で扱う材料を説明できる。
④直接修復を説明できる。 
直接修復の臨床
・コンポジットレジン修復
・グラスアイオノマー修復
・アマルガム修復
23 10/2 1 D-1-③
診療用器械・器具の構造と特性を説明できる。
D-2-①
成形修復・予防塡塞用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。
E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
E-3-3)-(1)-②
minimal intervention に基づく歯科治療の意義、臨床的対応を説明できる。
E-3-3)-(1)-③
修復材料とその取扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・臨床基礎実習室  村松 敬
①コンポジットレジン修復を概説できる。
②接着システムのステッップを説明する。
③コンポジットレジンの手順を説明できる。
④適切な診療姿勢を説明できる。
⑤適切な器具の使用法を説明できる。 
実習開始前の確認事項
・齲蝕の基礎
・診療姿勢
・切削器具
・器具の持ち方
・前準備
・コンポジットレジン修復(構成成分、種類、接着機構)
【e-Learning】
24 10/16 1 E-3-3)-(1)-③
修復材料とその扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・臨床基礎実習室  春山 亜貴子
①メタルインレー修復の特徴を説明する。
②メタルインレー用歯科用金属の種類と組成を説明する。
③メタルインレー修復の適応症と窩洞形態を説明する。
④直接修復と間接修復の違いを説明できる。
⑤間接修復の概略手順を説明できる。 
間接修復概論
メタルインレー修復
・メタルインレー修復の特徴
・メタルインレー用歯科用金属の種類と組成
・メタルインレー修復の適応症と窩洞形態
【e-Learning】
25 10/23 1 E-3-3)-(1)-③
修復材料とその扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・第1講義室  服部 雅之
①印象材を分類できる。
②模型材料の所要性質を説明する。
③ワックスの所要性質を説明する。
④埋没材の種類と所要性質を説明する。
⑤鋳造法、鋳造収縮とその補償法を説明する。
⑥鋳造欠陥の成因と対策を列挙し説明する。 
間接修復に用いる材料(メタルインレーを中心に)
・印象材
・模型材料
・ワックスパターン
・埋没材と埋没
・鋳造、鋳造方法、鋳造欠陥
・金属
・陶材
【e-Learning】
26 10/30 1 E-3-3)-(1)-③
修復材料とその扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・臨床基礎実習室  春山 亜貴子
①メタルインレー修復の作製手順を説明する。
②メタルインレー修復作製に用いる材料を説明する。
 
メタルインレー修復の手順
(チェアサイド,技工室での工程)
【e-Learning】
27 11/6 1 E-3-3)-(1)-③
修復材料とその扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・臨床基礎実習室  春山 亜貴子
①コンポジットレジンインレー修復の特徴を説明する。
②コンポジットレジンインレーに用いる材料の組成を説明する。
③コンポジットインレー修復の適応症と窩洞の特徴を説明する。
④コンポジットインレー修復の手順を説明する。 
コンポジットレジンインレー修復

【e-Learning】
28 11/13 1 E-3-3)-(1)-③
修復材料とその扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・臨床基礎実習室  春山 亜貴子
①セラミックインレー修復の特徴を説明する。
②セラミックインレーの製作法と使用材料を説明する。
③セラミックインレーの適応症と窩洞の特徴を説明する。
④セラミックインレー修復の手順を説明する。
⑤CAD/CAM修復の特徴を説明する。
⑥CAD/CAM修復に使用する装置と材料を説明する。
⑦CAD/CAM修復の臨床的留意点を説明する。 
セラミックインレー修復
歯科用CAD/CAMによる修復法
【e-Learning】
29 11/20 1 D-2-③
接着・合着・仮着用材料の種類、用途、成分・組成、特性、操作方法を説明できる。
E-3-3)-(1)-③
修復材料とその扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・臨床基礎実習室  亀山 敦史
①合着と接着の違いを説明できる。
②合着材・接着材の種類を説明できる。
③接着時の修復物の処理を説明できる。
④接着時の歯質の処理を説明できる。 
間接修復の合着と接着
・合着材・接着材の種類と性質
・修復物接着面の処理
・歯質の接着処理
30 11/27 1 E-3-3)-(1)-⑥
窩洞形成の意義と方法を説明できる。
 
講義  新館・臨床基礎実習室  春山 亜貴子
①窩洞を分類する。
②窩洞の構成および名称を説明する。
③窩洞に具備すべき諸条件を列挙する。
④窩洞に具備すべき各条件を説明する。
⑤修復法ごとの窩洞形態の特徴を説明する。 
各修復法における窩洞形態の特徴(振返り、まとめ)
窩洞および窩洞に具備すべき諸条件
・窩洞の分類
・窩洞の構成と各部の名称
・窩洞外形
・保持形態
・抵抗形態
・便宜形態
・窩縁形態
・窩洞の清掃
・修復法ごとの窩洞の特徴、違いを説明する。
【e-Learning】
31 12/4 1 E-3-2)-①
歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の病因と病態を説明できる。
E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
E-3-3)-(1)-⑧
修復後の管理の目的と方法を説明できる。 
 
講義  新館・臨床基礎実習室  村松 敬
①修復治療の術後管理を概説する。
②修復物脱落時の対応を説明する。
③合着材・接着材の種類を説明する。
④被着面の違いによる接着処理の違いを説明する。 
メインテナンス・患者指導
補修修復
・被着面処理
再研磨
修復物脱落時の再合着
32 12/11 1 D-1-①
歯科医療機器(歯科材料・器械・器具)の所用性質と用途を説明できる。
 
講義  新館・臨床基礎実習室  加藤 純二
①歯科用レーザーの種類について説明する。
②レーザーの安全な使用法について説明する。
③レーザーの適応症について説明する。 
歯科用レーザー
・種類
・使用時の注意点
・適応症
33 12/18 1 E-5-1)-①
高齢者の生理的、心理的及び行動的特徴を説明できる。
E-5-1)-④
高齢者における口腔健康管理の用具と処置を説明できる。
 
講義  新館・臨床基礎実習室  村松 敬
高齢者の修復治療
①歯の機能と加齢変化について説明する。
②加齢変化を考慮した修復治療を説明する。
③根面齲蝕の病態と治療法を説明する。 
高齢者の歯の保存修復治療
・高齢者の口腔内の特徴
・高齢者,要介護高齢者への対応
・根面齲蝕の発生要因
・根面齲蝕への対応
34 1/15 1 E-3-2)-①
歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の病因と病態を説明できる。
E-3-3)-(1)-①
齲蝕その他の歯の硬組織疾患(tooth wear(酸蝕症、咬耗、摩耗等)、生活歯の変色、象牙質知覚過敏症を含む)の症状、検査法、診断及び処置法(再石灰化療法を含む)を説明できる。
E-3-3)-(1)-②
minimal intervention に基づく歯科治療の意義、臨床的対応を説明できる。
E-3-3)-(1)-③
修復材料とその取扱い、修復法の適応を説明できる。
 
講義  新館・臨床基礎実習室  村松 敬
①保存修復学で扱う疾患の病因・病態を説明できる。
②保存修復学で扱う疾患に対する治療法を説明できる。
③保存修復学で扱う材料を説明できる。 
後期のまとめ
・重要ポイントの復習
・間接修復の復習
【e-Learning】

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