↓授業日程表を表示 教科の特徴 近年、外国人旅行者・居住者の増加により、外国人が安心して病院で治療を受けられるための環境整備が求められている。厚生労働省も、外国人患者が自分の症状や気持ちを英語で伝えることが可能な病院が身近に存在するための体制整備に取り組んでいるところである。本科目では、歯科医師として、外国人患者を診療する際に必要な基本的歯科英語会話を学習し、対応ができるようになることを目指す。外国人患者が抱えている症状を的確に把握する英語表現を学ぶとともに、外国人患者が自分の症状を伝える英語を聞き取り、それに的確に対応する力を身に着ける。また、歯科疾患をテーマにした英文を読み、英語論文を読む基礎力を身につけることも目指す。本教科は、英語のコミュニケーション能力の伸長を図るための言語活動を行う過程で、医療人としての高い倫理観や人間性・協調性を身につけ、多様性の中で常に向上しようと努力する人材育成に資することを使命としている。(コンピテンシー1、4) ナンバリング A0324-2A 1.一般目標(GIO:General Instructional Objective) 歯科医療に必要な歯科英単語、外国人患者の診療に使われる英会話を習得し、外国人患者と英語を使ってコミュニケーションを円滑に行うための基礎知識・技能を磨く。 2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives) 1)歯科医学に関連する語彙や基本表現を習得する。 2)歯科医学に関する英文の読解を通じて英語を読む・書く力を養う。 3)歯科医療現場を想定したダイアログ等を利用して、実際に英語を使う場面で役に立つ表現の習得を目指す。(歯科疾患とその治療法を英語で分かりやすく説明する。) 4)歯科医療がテーマのビデオを見て、概要を理解する。 3.方略(LS:Learning Strategy) 1)基礎的な歯科医学英語と表現を身につける(英語⇔日本語)と共に、定着度を測るための語彙テストを実施する。 2)英語による対話モデルを聴いたり、動画で見て、歯科診療で使われる単語や表現を空欄に埋めてダイアローグを完成させ、ペアになってロールプレイングをする。 ◆授業中のタブレット(iPad等)およびPCの使用は禁止する。使用した場合は、前期総合成績から減点する。 ◆授業には、テキスト、辞書(英英辞典の機能がついているものが望ましい)を必ず持参すること。また、授業で配布されるプリントを整理するために歯科医学英語専用ファイルを用意するのが望ましい。 4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価) 〇中間試験(7月実施予定)+期末試験:50% 〇授業時に行う語彙テスト:20% 〇リスニング試験(歯科医院での会話):20% 〇平常点(ペアワーク・グループワーク等への参加意欲、予習への取り組み状況を含む受講態度全般):10% ◆語彙テストの合格点は67点である。67点に達しなかった学生は合格点を取るまで再試験を受けること。なお、再試験を受けない場合は、前期最終成績から1回の語彙テストにつき5点を減じる。 ◆他の学生からテキストやワークシートを借りてはならない。借りたことが判明した場合は1回につき中間試験または期末試験の成績から3点を減じる。テキストを忘れた学生は、授業開始前に8階の教員室へ来て担当教員からコピーをもらうこと。テキストやワークシートを頻繁に忘れる学生は、平常点からマイナスされる。 ◆本授業は遅刻や欠席をせず授業を受けることを重視している。寝坊や自己管理不足等、正当な理由がなく欠席や遅刻をし、次回の授業の前日までに授業担当者への申し出が速やかにない場合には、中間試験または期末試験成績から、欠席1回または遅刻2回につき2点を減ずる。 ◆正当な理由のない欠席や遅刻が続く場合は、前期末総合成績から減点する。正当な理由による欠席または遅刻の場合は、その旨を記した欠席証明書(教務課に提出する欠席届のコピー)を次回授業時までに持参すれば考慮する。虚偽の申告をした場合には、総合成績から大幅に減点されることを覚悟しなければならない。 事前・事後学修 1)事前学修:予習がなされていることを前提に進める。①各ユニットのReadingを読んでExerciseに取り組む。(30分程度)なお、各ユニットの冒頭にあるDental Interview(Exercise 1~4)は、予習をしてくる必要はない。 2)事後学修:①テキストや配布されたプリント等を使って、学んだ語彙や重要表現等について復習する。(15分程度) ◆授業の進度は、学生の理解度を見ながら柔軟に調整する。講義の構成は、進捗状況に応じて柔軟に調整しながら実施するので、あくまで目安と考えたい。 【e-Learning】
教科書 歯科学生のための医学英語第2版 影山幾男、 羽村章 学建書院 ISBN978-4-7624-1704-7 3,630円(本体3,000円+税) 参考図書 授業において適宜紹介する。 ※辞書について 電子辞書を持参してもよいが、Word Powerをつけるためには英英辞典の機能があるものを用意する。『コウビルド英英辞典』、『ロングマン現代英英辞典』、『オックスフォード現代英英辞典』のいずれかを用いることを推奨するが、他の英英辞典でもかまわない。 オフィスアワー 毎週 火 16:00~18:00 さいかち坂校舎教員室 総授業コマ数 14コマ 出席について ◆出席は講義開始のチャイム直後にとる。また講義開始後20分以内に入室した場合は遅刻とし、それ以降は欠席とする。ただし、欠席扱いの上で講義への途中入室は許可する。 ◆遅刻の際は、入室直後に講義担当者に出席番号と名前を伝えてから自席に行くこと。 ◆公共交通機関の遅延は、公式発表が30分を超える場合は考慮するが、30分以内の場合は考慮しないので、余裕をもっての登校を心がけてほしい。虚偽の申告をした場合には厳正に対処する。 ◆本授業は遅刻や欠席をせず授業を受けることを重視している。正当な理由がなく欠席や遅刻をし、次回の授業の前日までに授業担当者への申し出が速やかにない場合には平常点から減点される。 ◆正当な理由のない欠席や遅刻は、総合成績から1回につき5点を減ずる。正当な理由による欠席または遅刻の場合は、その旨を記した欠席証明書(教務課に提出する欠席届のコピー)を次回授業時までに持参すれば考慮する。虚偽の申告をした場合には、総合成績から大幅に減点されることを覚悟しなければならない。 ◆早退は理由を確認した上で認める。遅刻して入室する際、あるいはやむを得ずトイレ等事情があって退出する際は、担当者に事情を説明して許可を得ること。 ◆本講座は、学生同士のコミュニケーション活動を基盤としている性格上、授業中に眠っていてコミュニケーション活動ができず、パートナーに迷惑をかけている学生がいる場合は、その学生に退室を命じ、その授業は欠席とする。
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