第 2 学 年  生化学
後 期 計 画 表

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教科の特徴
ヒトのからだの中では様々な物質の合成・分解が、酵素を触媒とする多種多様な化学反応によって担われており、生命はそれらが滞りなく正常に営まれることで維持される。また、生体内での化学反応の異常は病気の原因をもなり、時には個体を死に至らしめる。生化学では、種々の臓器あるいは組織の細胞で機能している物質がどの様な過程を経て合成・分解されているのか、またそれらの合成・分解に関わる化学反応がどの様に調節されているのかについて学び、生命現象を分子をとおして理解する。本教科は臨床医学・臨床歯科医学を統合的に理解して全人的な歯科医療を提供するために必要な基礎的な知識の根幹となるものである。授業では代謝学、分子遺伝学に分け、代謝学では糖代謝、脂質代謝、アミノ酸代謝、核酸代謝について講義を行う。分子遺伝学では 遺伝子概論、遺伝子複製転写翻訳メカニズムの詳細と疾患との関連についての講義を行う。本教科は他の基礎科目だけではなく臨床科目とも関連し、医学・歯科医学を統合的に理解して全人的な歯科医療を提供するために必要な基礎的な知識の根幹となるものである。(コンピテンシー7)

ナンバリング
B0901-2B

1.一般目標(GIO:General Instructional Objective)
生体を構成する基本的物質の分子構造と機能との相関、それらの生体内での代謝とそれを調節している機構について理解し、多くの生命現象をそれに関わる分子や物質を例にあげ説明できる。

2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)酸化・還元反応と代謝の関係を説明できる(5%)
2) 糖質の機能と代謝について説明できる(10%)
3)エネルギーの嫌気的,好気的生成系について説明できる(10%)
4)脂質の機能と代謝について説明できる(10%)
5)アミノ酸,タンパク質の構造と機能,代謝について説明できる(10%)
6)酵素の性質と反応機構について説明できる(10%)
7)核酸の代謝について説明できる(10%)
8)遺伝子の働きについて説明できる(10%)
9)遺伝性疾患と遺伝子異常や細胞周期について説明できる(10%)
10)分子生物学的手技について説明できる(10%)
11)腫瘍について説明できる(5%)

3.方略(LS:Learning Strategy)
1)受動的方法:講義
2)能動的方法:クリッカーよるポストテスト・講義中のディスカッション 
3)媒体:教科書、参考図書、スライド

4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価)
定期試験、中間テスト(総括的評価):100%
講義内容の理解度を空欄補充、真偽選択、多肢選択、論述などの記述試験で評価する。
中間試験(1回実施)40% 定期試験60%
※1回から14回までの範囲を中間試験で問う。
※16回から26回までの範囲を後期定期試験で問う。
後期定期試験は中間試験以降の範囲とする。

※中間テストの追試験は行わない。
※定期試験追再試験は全範囲を出題する。

事前・事後学修
事前学修:各回の授業内容項目についてシンプル生化学の該当部分(シラバスに提示した部分)を読んでおくこと。(各15分から20分)
第1回:シンプル生化学(P.1-15,227-239)を読むこと(20分)
第2回:シンプル生化学(P.1-15)を読むこと(15分)
第3回:シンプル生化学(P.19-28)を読むこと(20分)
第4回:シンプル生化学(P.134-138)を読むこと(15分)
第5回:シンプル生化学(P.141-144)を読むこと(15分)
第6回:シンプル生化学(P.241-253)を読むこと(20分)
第7回:シンプル生化学(P.138-140,145-147)を読むこと(20分)
第8回:シンプル生化学(P.138-140,145-147)を読むこと(20分)
第9回:シンプル生化学(P.33-45)を読むこと(20分)
第10回:シンプル生化学(P.161-168,171-175)を読むこと(20分)
第11回:シンプル生化学(P.170-188)を読むこと(20分)
第12回:シンプル生化学(P.49-62)を読むこと(20分)
第13回:シンプル生化学(P.49-62)を読むこと(15分)
第14回:シンプル生化学(P.189-210)を読むこと(20分)
第16回:シンプル生化学(P.73-77,89-105)を読むこと(20分)
第17回:シンプル生化学(P.77-88)を読むこと(20分)
第18回:シンプル生化学(P.211-217)を読むこと(20分)
第19回:シンプル生化学(P.211-217)を読むこと(20分)
第20回:シンプル生化学(P.293-298)を読むこと(20分)
第21回:シンプル生化学(P.297-301)を読むこと(20分)
第22回:シンプル生化学(P.346-353)を読むこと(20分)
第23回:シンプル生化学(P.353-354)を読むこと(20分)
第24回:シンプル生化学(P.356-363)を読むこと(20分)
第25回:シンプル生化学(P.315-318)を読むこと(15分)
第26回:シンプル生化学(P.315-321)を読むこと(20分)

事後学修:当日の授業内容を再度見直し、重要なポイントをリストアップしてノートを作成する。(各30分程度)
第1回:生体を構成する元素について理解し、まとめること(30分)
第2回:物質間および物質とエネルギーの相互作用を理解し、まとめること(30分)
第3回:糖質の構造および機能について理解し、まとめること(30分)
第4回:糖質の代謝(解糖系)について理解し、まとめること(30分)
第5回:糖質の代謝(クエン酸回路)について理解し、まとめること(30分)
第6回:糖質の代謝(電子伝達系)について理解し、まとめること(30分)
第7回:糖新生について理解し、まとめること(30分)
第8回:糖新生と新生経路の制御について理解し、まとめること(30分)
第9回:脂質の構造と酸化的リン酸化を理解し、まとめること(30分)
第10回:脂質の構造、機能および代謝について理解し、まとめること(30分)
第11回:空腹時の脂質の代謝について理解し、まとめること(30分)
第12回:アミノ酸とタンパク質の構造について理解し、まとめること(30分)
第13回:アミノ酸とタンパク質の機能について理解し、まとめること(30分)
第14回:アミノ酸とタンパク質の代謝について理解し、まとめること(30分)
第16回:ビタミン、ミネラル、酵素について理解し、まとめること(30分)
第17回:生体のエネルギー酸性と利用について理解し、まとめること(30分)
第18回:核酸の構造について理解し、まとめること(30分)
第19回:核酸の代謝について理解し、まとめること(30分)
第20回:DNA複製と修復について理解し、まとめること(30分)
第21回:DNAからRNAへの転写、転写調節について理解し、まとめること(30分)
第22回:タンパク質合に至る翻訳について理解し、まとめること(30分)
第23回:遺伝性疾患について理解し、まとめること(30分)
第24回:分子生物学的手技について理解し、まとめること(30分)
第25回:細胞周期について理解し、まとめること(30分)
第26回:腫瘍と遺伝子との関わりについて理解し、まとめること(30分)

自宅での復習ではシンプル生化学の該当箇所を熟読しあわせてイラストレーテッドハーパーを通読する。

【e-Learning】

教科書
イラストレイテッド ハーパー・生化学{原書30版}上代淑人 監訳  丸善
シンプル生化学【第7版】 林 典夫,廣野治子,野口正人,五十嵐和彦 編集 南江堂

参考図書
細胞の分子生物学{第6版} 中村 桂子, 松原 謙一(監訳)ニュートンプレス
ワトソン 遺伝子の分子生物学{第7版}中村桂子 監訳  東京電機大学出版局

オフィスアワー
1)授業終了後の次の授業が始まるまでの講義室内で実施
2)放課後17:30-18:00、本館10階生化学講座にて実施
  *ただし、メールで事前にアポイントを取ること
3)メールでの質問は受け付けない

総授業コマ数
26コマ

出席について
出席は講義開始直後に取る。また講義開始15分後までに入室した場合は遅刻とする。
※その際には、教卓横にある遅刻者リストに、入室した時間・出席番号・氏名を記載すること。

講義開始15分後に入室した場合は欠席とする。
公共交通機関の遅延は考慮しない。

   担当者  『 * 』は実務経験教員を示す
 大野 建州 教授*, 間 奈津子 講師*, 小野寺 晶子 准教授*

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月日 時限 コア・カリキュラム 方略(LS)場所 担当者
(その他の)SBOs
内容項目
1 9/22 3 A-1-1-1)
原子と生体を構成する元素を理解している
A-1-1-2)
分子の成り立ちと生体構成分子に関する化学的性質を理解している
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
大野 建州
・生体を構成する元素の種類および分子・高分子の機能について説明できる。
・生体構造の階層性について説明できる(細胞から個体へ)。
・生体における水の機能とpHについて説明できる。
・酸化反応、還元反応について説明できる。
・生体で営まれている代謝が酵素を触媒とする化学反応の連鎖であることを説明できる。  
1)生体を構成する主要元素,無機元素・微量元素の割合とそれらからなる分子・高分子の機能  
2)原子から分子・高分子・細胞内小器官・細胞・組織と個体形成の階層性とその統一機構
3)生体水分の機能と意義(保温,化学反応の場、pH)
4)生体の化学反応と酵素の役割(速度・活性化・平衡)
5)エネルギー代謝における酸化反応・還元反応について 
(シンプル生化学 p1-15,p227-239)
【e-Learning】
2 9/22 4 A-1-1-3)
物質間および物質とエネルギーの相互作用を理解している。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
大野 建州
・酸化還元反応とエネルギー代謝について説明できる。
・糖質の消化について説明できる。
・エネルギーの生成過程について説明できる。
・血糖の調節機能について説明できる。 
1)酸化反応における水素の役割
2)エネルギー生成と糖鎖による細胞機能の調節機構
3)糖代謝における脱水素反応とエネルギー
4)酸化反応における水素イオンの役割
(シンプル生化学 p1-15)
【e-Learning】
3 9/29 3 A-1-2-2)
糖質の構造、機能及び代謝を説明できる。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
間 奈津子
・糖の種類(単糖類、多糖類)とその構造について説明できる。
・光学異性体について説明できる。 
1) グルコースの立体構造
2) 化学的特性
(シンプル生化学 p19-28)
【e-Learning】
4 9/29 4 A-1-2-2)
糖質の構造、機能及び代謝を説明できる。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
間 奈津子
・解糖系による酸化還元反応について説明できる。
解糖系で生じるエネルギーについて説明できる。 
1) 解糖系による脱水素反応
2) 解答系で重要な酵素とその反応
(シンプル生化学 p134-138)
【e-Learning】
5 10/6 3 A-1-2-2)
糖質の構造、機能及び代謝を説明できる。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
間 奈津子
・クエン酸回路と生体酸化について説明できる。
・クエン酸回路の概略とその意義について説明できる。 
1) クエン酸回路による脱炭酸と脱水素
(アセチルCoA, NADH, ケト酸,アミノ酸代謝との関連)
(シンプル生化学 p141-144)
【e-Learning】
6 10/6 4 A-1-2-2)
糖質の構造、機能及び代謝を説明できる。
 
講義
ディスカッション 
本館・13階 第1講義室
 
間 奈津子
・電子伝達系の概略とその意義について説明できる。 
2)ミトコンドリアにおける酵素の局在
3) ミトコンドリア内膜の酸化的リン酸化
4) 複合体I-IVによる電子伝達系とATP生成。
(シンプル生化学p241-253)
【e-Learning】
7 10/15 3 A-1-2-2)
糖質の構造、機能及び代謝を理解している。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
大野 建州
・糖新生の素材と新生経路の制御について説明できる。
・グリコーゲンの分解と合成の制御について説明できる。
・血糖の調節機能について説明できる。 
1)糖新生、乳酸、アミノ酸、グリセロール、G6Pase、F1,6BPase、PEPCarboxikinase
2)グリコーゲン合成酵素、グリコーゲンホスホリラーゼ、ホルモン
3)低血糖と高血糖にともなうインスリン、グルカゴン、アドレナリンによる調節機構とグリコーゲン合成分解との関連性
4) 血糖調節ホルモンと糖尿病
(シンプル生化学 p138-140, p145-147)
【e-Learning】
8 10/15 4 A-1-2-2)
糖質の構造、機能及び代謝を理解している
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
大野 建州
・糖新生の素材と新生経路の制御について説明できる。
・コリ回路について説明できる。
・血糖調節ホルモンについて説明できる。
・ペントースリン酸回路について説明できる。 
1)糖新生、乳酸、アミノ酸、グリセロール、G6Pase、F1,6BPase、PEPCarboxikinase
2)グリコーゲン合成酵素、グリコーゲンホスホリラーゼ、ホルモン
3)低血糖と高血糖にともなうインスリン、グルカゴン、アドレナリンによる調節機構とグリコーゲン合成分解との関連性
4) 血糖調節ホルモンと糖尿病
(シンプル生化学 p138-140, p145-147)
【e-Learning】
9 10/20 3 A-1-2-3)
脂質の構造と酸化的リン酸化を理解している
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
大野 建州
・脂質の構造、機能及び代謝を説明できる。  
1) 脂質の構造・種類
2) 脂質の機能
(シンプル生化学 p33-45)
【e-Learning】
10 10/20 4 A-1-2-3)
脂質の構造、機能及び代謝を理解している
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
大野 建州
・脂肪酸の酸化的分解反応とくにβ酸化について説明できる。
・脂肪酸合成の概略について説明できる。
・脂質代謝におけるミトコンドリア、ゴルジ体の役割を理解する。
・脂肪酸の輸送について説明できる。 
1)脂肪酸の酸化的分解反応とくにβ酸化
2)脂肪酸合成およびコレステロールの脂質の合成の概略
3)脂質代謝におけるミトコンドリア、ゴルジ体の役割
(シンプル生化学 p161-168,171-175)
【e-Learning】
11 10/27 3 A-1-2-3)
脂質の構造、機能および代謝を理解している。
A-1-2-9)
空腹時、飢餓時、食後、過食時及び運動時における代謝を理解している。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
大野 建州
・ 脂質の構造、機能及び代謝を説明できる。
・ 肝臓の構造と機能及び胆汁と胆道系を説明できる。 
1)脂質代謝異常と三大栄養素の相関
2)脂肪代謝における肝臓の働き
3)脂肪細胞における脂肪の再合成
4)脂肪の合成におけるインスリンの働き
5)糖尿病、飢餓時のケトン体の生成と機能 
(シンプル生化学 p170-188)
【e-Learning】
12 10/27 4 A-1-2-1)
アミノ酸とタンパク質の構造、機能及び代謝を理解している。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
間 奈津子
・アミノ酸とタンパク質の構造、機能を説明できる。
・生体のエネルギー産生と利用を説明できる。 
1) タンパク質、アミノ酸の基本的構造と機能
2)アミノ酸の側鎖による中性,酸性,アルカリ性,芳香族アミノ酸の特徴
  (シンプル生化学 p49-62)
【e-Learning】
13 11/10 3 A-1-2-1)
アミノ酸とタンパク質の構造、機能及び代謝を理解している。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
間 奈津子
・アミノ酸とタンパク質の構造、機能を説明できる。
・生体のエネルギー産生と利用を説明できる。 
1)タンパク質アミノ酸配列.二次構造,三次構造,サブユニット構造
2)タンパク質のクロマトグラフィーと構造決定方法
(シンプル生化学 p49-62)
【e-Learning】
14 11/10 4 A-1-2-1)
アミノ酸とタンパク質の構造、機能及び代謝を理解している。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
間 奈津子
・アミノ酸の代謝を説明できる。
・生体のエネルギー産生と利用を説明できる。 
1)窒素固定、窒素循環とグルタミン酸脱水素酵素の意義
2)動的窒素平衡の定義、正の平衡、負の平衡と栄養状態の判定
3)脱アミノ、アミノ基転移、窒素化合物、尿素回路、アンモニア処理
(シンプル生化学 p189-210)
【e-Learning】
15 11/17 3 A-1-2)
生体を構成する物質の構造、機能及び代謝
 
試験  本館・13階 第1講義室
 
大野 建州
間 奈津子
代謝の全体像を把握し、理解する 
中間試験
講義1回目から14回目までの範囲
【e-Learning】
16 11/17 4 A-1-2-5)
酵素の機能と調節、主な代謝異常を理解している
A-1-2-6)
ビタミン、ミネラルの種類と作用を理解している
 
講義
ディスカッション 
本館・13階 第1講義室
 
大野 建州
・ビタミンについて説明できる。
・ミネラルについて説明できる。
・酵素の働きについて説明できる。 
1)人体が有するビタミン・ミネラル
2)酵素の一般的性質について
3)酵素反応について
4)細胞内と細胞外タンパク分解酵素、消化酵素と消化管
(シンプル生化学 p73-77, p89-105)
【e-Learning】
17 12/1 3 A-1-2-5)
酵素の機能と調節、主な代謝異常を理解している。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
大野 建州
・生体のエネルギー産生と利用を説明できる。
・酵素の機能と主な代謝異常を説明できる。 
1)酵素活性の亢進および阻害による代謝系の調節機構
2)ミカエリス•メンテン型酵素の反応機構
3)ミカエリス•メンテン型酵素が受ける酵素活性の阻害様式
4)アロステリック型酵素の反応機構
5)酵素活性の亢進および阻害による代謝系の調節機構
(シンプル生化学 p77-88)
【e-Learning】
18 12/1 4 A-1-3-2)核酸、遺伝子及び染色体の構造と機能を理解している
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
大野 建州
・核酸、遺伝子及び染色体の構造と機能を説明できる。 
ヌクレオチドの基本的構造・機能について説明できる。
(シンプル生化学 p211-217)
【e-Learning】
19 12/8 3 A-1-3-2)核酸、遺伝子及び染色体の構造と機能を理解している
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
間 奈津子
・核酸の代謝について説明できる 
1)プリンヌクレオチドとピリミジンヌクレオチドおよびそれらのデオキシ体の生合成過程
(de novo合成、サルベージ合成)
2)プリンとピリミジンの異化の違いについて説明できる。
(シンプル生化学 p211-217)
【e-Learning】
20 12/8 4 A-1-3-3)
デオキシリボ核酸(DNA)複製と修復、DNAからリボ核酸(RNA)への転写、タンパク質合成に至る翻訳を含む遺伝情報の発現および調節を理解している。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
間 奈津子
・デオキシリボ核酸(DNA)複製と修復の機序を説明できる。 
セントラルドグマ(複製)について説明できる。
1)DNAの複製
2)3'末端、5'末端、bp、kb、Mb、アニール等の核酸に特異的に使用される基本的用語
3) DNAポリメラーゼの性質 
5)塩基、ヌクレオシド、ヌクレオチド、核酸、情報伝達
(シンプル生化学 p293-296)
【e-Learning】
21 12/15 3 A-1-3-3)
デオキシリボ核酸(DNA)複製と修復、DNAからリボ核酸(RNA)への転写、タンパク質合成に至る翻訳を含む遺伝情報の発現および調節を理解している。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
間 奈津子
・セントラルドグマ(転写)について説明できる。
・3つのRNAの役割を説明できる。
・転写の開始・終結を説明できる。
・RNAのプロセシングを説明できる。 
・転写と翻訳の過程と調節機序を説明できる。
・RNAポリメラーゼの性質を説明できる。
(シンプル生化学 p297-301) 
3'末端、5'末端、bp、kb、Mb、アニール、上流、下流、DNAポリメラーゼ、DNAリガーゼ、リーデイング鎖、ラギング鎖、岡崎フラグメント、トポイソメラーゼ 
【e-Learning】
22 12/15 4 A-1-3-3)
デオキシリボ核酸(DNA)複製と修復、DNAからリボ核酸(RNA)への転写、タンパク質合成に至る翻訳を含む遺伝情報の発現および調節を理解している。
 
講義 
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
間 奈津子
・セントラルドグマ(翻訳)について説明できる。
・遺伝暗号(コドン)の種類と特性を説明できる。
・tRNAの機能について説明できる。
・タンパク質合成の過程を、各段階(開始・伸長・終結)に分けて説明できる。
・遺伝子発現の制御機構について理解する。
(転写、クロマチン、エピジェネティクス)
・クロマチン・ヌクレオソームについて説明できる。
・クロマチンの構造と遺伝子発現の関係について説明できる。
・エピジェネティクスについて理解する。 
コドン、縮重性、ナンセンスコドン、アンチコドン、アミノアシル‐tRNA、点変異、開始複合体、開始因子、伸長因子、ぺプチジルトランスフェラーゼ、A部位、P部位、遊離因子
(シンプル生化学 p304-313)

1)遺伝子の発現制御機構(転写、クロマチン、エピジェネティクス)
2)クロマチン・ヌクレオソーム
3)クロマチンの構造と遺伝子発現の関係
4)エピジェネティクス
4)最新の研究について
(シンプル生化学 p346-353)
【e-Learning】
23 12/22 3 A-1-3-4)
遺伝性疾患の発生機序を理解している。
A-1-3-6)
染色体分析とDNA配列決定を含むゲノム解析技術を理解している。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
大野 建州
・遺伝性疾患の発生機序を説明できる。
・染色体、遺伝子及び発生の異常を説明できる。 
1) 遺伝性疾患の発生機序
2) 染色体、遺伝子及び発生の異常
(シンプル生化学 p353-354)
【e-Learning】
24 12/22 4 A-1-3-4)
遺伝性疾患の発生機序を理解している。
A-1-3-5)
遺伝子解析や遺伝子工学技術を理解している。
A-1-3-6)
染色体分析とDNA配列決定を含むゲノム解析技術を理解している。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
小野寺 晶子
・遺伝子工学と疾患について説明できる。
・遺伝子工学の概要について説明できる。
・遺伝子工学による疾患解明への応用について説明できる。 
・制限酵素の機能を説明できる。
・DNAのクローニングと塩基配列の解析について説明できる
・PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)について説明できる 
遺伝子多型、点突然変異、DNAの欠失・挿入・再編成による変異、非コード領域、cDNA、制限酵素、クローニングベクター、抗生物質耐性遺伝子、サザンブロット、ノーザンブロット、ウエスタンブロット、サンガー法、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)、変性とTm
(シンプル生化学 p356-363)
【e-Learning】
25 1/19 3 A-1-4-4)
細胞周期、細胞分裂及び主な細胞分化のしくみを理解している。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
大野 建州
・細胞の分裂、老化、細胞死について理解する。
・細胞周期について説明できる
・細胞の老化について説明できる 
1)細胞周期、サイクリン、サイクリン依存性キナーゼ、p53、E2F、CKI
2)PDL、老化細胞、性成熟、寿命、老化、加齢、老化学説、ウェルナー遺伝子
(シンプル生化学 p315-318)
【e-Learning】
26 1/19 4 A-5-6-1)
腫瘍の定義、病因及び発生機序を理解している。
A-5-2-3)
疾患における壊死とアポトーシスを理解している。
 
講義
ディスカッション 
さいかち坂校舎・4階 第1講義室
 
大野 建州
・がんと遺伝子とのかかわりについて理解する。
・レトロウィルスの遺伝子構造を説明できる
・DNAの損傷と修復を説明できる
・がん遺伝子の生理的機能を説明できる
・がん遺伝子のコードするタンパク質を分類できる
・がん抑制遺伝子の生理的機能を説明できる
・がん抑制遺伝子と細胞周期の関係を説明できる
・発がんの多段階機構を説明できる
・細胞死を理解する。
・アポトーシスのしくみを理解する 
がんとがん遺伝子、がん抑制遺伝子、レトロウィルス、逆転写酵素、cDNA、DNAの損傷と修復、細胞周期、発がんの多段階機構
DNAの断片化
(シンプル生化学 p315-321)
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