↓授業日程表を表示 教科の特徴 スポーツ歯学は、従来の歯科医療にスポーツ医学、健康医学の知識を加えた総合歯科医学である。21世紀において、スポーツ歯学は全身の健康の維持・向上に強く関わる歯科医学の重要な一分野になるものと思われる。スポーツ歯学はあくまでもフィールドワークが主役の実践的歯科医学でなければならない。本カリキュラムにより、医学・歯科医学を統合的に理解し、全人的な歯科医療を提供するために必要な基礎的知識と技能を修得できる。(コンピテンシー3,5,7,8) ナンバリング F3061-5A 1.一般目標(GIO:General Instructional Objective) 従来の歯科医療に、スポーツ医学の知識を加えた総合的健康歯科医学として理解するために、スポーツ歯学について習得する。 2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives) 1)スポーツデンティストの役割を説明できる。(15%) 2)マウスガードの製作に必要な診査および前処置を説明できる。(5%) 3)マウスガードの目的と意義を説明できる。(15%) 4)マウスガードの種類およびその特徴を説明できる。(5%) 5)マウスガードの使用法と管理法を説明できる。(5%) 6)マウスガード用材料の特性を説明できる。(5%) 7)バキュームタイプマウスガードが製作できる。(10%) 8)外傷歯への臨床的対応を説明できる。(5%) 9)顎口腔系へのスポーツ傷害に必要な応急処置およびその対応を説明できる。(5%) 10)閉塞性睡眠時無呼吸の病態および治療法を説明できる。(10%) 11)睡眠時ブラキシズムの病態および治療法を説明できる。(10%) 12)顎関節症の病態および治療法を説明できる。(10%) 3.方略(LS:Learning Strategy) 1 受動的方法:講義 2 能動的方法:講義内容についてのプレテスト・ポストテスト、実技実習 3 媒体:教科書、参考図書、スライド、実習書、石膏模型、マウスガード作製器材 4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価) 1)定期試験(総括的評価)90% 講義内容の理解度を多肢選択式試験、記述試験で評価する。 2)平常点評価(総括的評価)10% 日常的な授業における取組状況を評価する。 3)プレ・ポストテスト(形成的評価) 一連の講義および実習を通して、重要なポイントを把握するため、学生自身が自己の理解度を把握するために行う。 事前・事後学修 事前:教科書の授業内容に該当する部分を読んで、ポイントを掴んだ上で授業に臨むこと。(30分) 事後:当日の授業内容を再度見直し、重要なポイントをリストアップしてノートに記載すること。(30分) 【e-Learning】
教科書 1.要説スポーツ歯科医学 第2版 (ISBN: 978-4-903553-79-5) 2.日本スポーツ歯科医学会 【2014年度日本スポーツ歯科医学会が提唱する標準的で適切に製作されたマウスガードのコンセンサス】http://kokuhoken.net/jasd/global/mouthguard.shtml 参考図書 1.Mouthguards: The Effects and the Solutions for Underlying Problems (ISBN: 978-1-61728-697-1) 2. スポーツ歯科臨床マニュアル 第2版 (ISBN: 978-4-903553-84-9) 3. 実践スポーツマウスガード - 製作・調整と競技別サポート (ISBN: 978-4-903553-50-4) 4. 最新カスタムメイドタイプマウスガードのつくり方(ISBN:978-4-263-44609-6) 5. 日本外傷歯学会「歯の外傷治療のガイドライン」 https://www.ja-dt.org/file/guidline.pdf 6. 日本睡眠歯科学会「閉塞性睡眠時無呼吸に対する診療ガイドライン」 https://jadsm.jp/iryo/guideline_pdf/guideline_2020.pdf 7. 日本補綴歯科学会「ブラキシズムの診療ガイドライン」 https://www.hotetsu.com/files/files_512.pdf 8. 日本顎関節学会「顎関節症治療の指針 2020」 http://kokuhoken.net/jstmj/publication/file/guideline/guideline_treatment_tmj_2020.pdf オフィスアワー 平日の放課後(17:30~18:30):本館8F 口腔健康科学講座スポーツ歯学研究室 総授業コマ数 5コマ 出席について 出席は講義開始後5分以内に取る。また講義開始時に着席していなかった者は遅刻とし,講義開始30分後以降は欠席とする。公共交通機関の遅延が30分を超える場合は考慮するが,30分以内の場合は考慮しない。
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