第 4 学 年  口腔外科学Ⅰ(口腔顎顔面外科学)(講義)
通 年 計 画 表

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教科の特徴
【講義】
 我が国における口腔外科学は、その診療内容からみると欧米で呼称されている口腔・顎・顔面外科学に相当する。その守備範囲は歯および歯槽部における歯科外科から咬合、顎関節、顔面を対象とする顎顔面外科まで広範囲に及んでいる。したがって局所もさることながら、口腔外科は、歯、顎、口腔ならびにその隣接組織に現れる各種疾患を取り扱う科であり、歯学において全身状態との関係が最も重要視される領域である。そのため口腔外科学においては、歯学臨床系の関連学科のみならず、医学諸学科との接点を考慮する必要があり、医学と歯学との共同の領域のなかで、医師と歯科医師との協力が不可欠なものである。
 口腔外科領域には、炎症、嚢胞、腫瘍などの様々な病態をもった疾患から、唇顎口蓋裂、顎変形症などの先天性疾患まで、実に多くの疾病が存在する。口腔外科の治療に際しては、病巣を完全に摘出切除するという本来の手術の目的に加えて、形態を再建し失われた諸機能を回復して患者を社会復帰させることも、口腔外科手術の根本理念である。(コンピテンシー1、2、3、7)
 講義内容としては疾病の基本概念を基礎学と関連させながら正確に理解させるため口腔外科学総論、診断学ならびに手術学、さらには各論として奇形・発育異常、症候群、損傷、炎症、腫瘍など数多くの疾病について講義される。本科目は、実務経験のある教員が担当している。
【実習】
頭頸部の診察、手指および術野の消毒の仕方について、講義で教育した内容を確認させるとともに実習を通してその実際を修得させる。さらに、抜歯の基本操作から切開処置および縫合処置までの抜歯術における一連の流れをマネキン実習により修得させる。消炎手術は実習書に付録添付した。本科目は、実務経験のある教員が担当している。(コンピテンシー4,8)

ナンバリング
C1601-4C

1.一般目標(GIO:General Instructional Objective)
【講義】
歯・顎・口腔・口唇ならびにその隣接組織に現れる先天性および後天性疾患に対して適切で安全な歯科医療を行うために、その原因・病理・症状・診断・治療法ならびに予後を理解し、知識を習得する。
【実習】
頭頸部の診察を行うための診査法の知識と技能を修得する。
歯科医療を安全に行うための消毒・滅菌の知識と技能を修得する。
抜歯術を行うための基本的な知識と技能を修得する。
創の縫合を行うための知識と技能を修得する。
消炎手術を行うための知識を修得する。

2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
【講義】
1)口腔・顎・顔面の臨床解剖を説明できる。
2)歯・顎・口腔・口唇ならびにその隣接組織に現れる先天性および後天性疾患を分類し、説明できる。
3)前述の疾患の病因・診断さらにそれに必要な検査法を説明できる。
4)上述の疾患に対する治療方針と予後の概略を説明できる。
5)診断・治療に必要な口腔外科の基本手技について説明できる。
【実習】
1)局部解剖を説明できる。
2)診察内容を説明できる。
3)顔色、顔面の対称性について診察することができる。
4)頭頸部の筋肉を触診することができる。
5)顎骨を触診することができる。
6)下顎頭運動を触診することができる。
7)頸部リンパ節を触診することができる。
8)双指診の種類を説明し実施することができる。
9)清潔・不潔の概念を説明できる。
10)手指、器具の消毒・滅菌法を列挙することができる。
11)術野の消毒法を列挙することができる。
12)手指の消毒を行うことができる。
13)滅菌グローブを装着することができる。
14)抜歯に用いる器具を列挙することができる。
15)抜歯に用いる器具を用途別に説明することができる。
16)抜歯部位別に患者の体位をとることができる
17)抜歯部位別に術者のポジションをとることができる。
18)抜歯挺子を正しく把持し抜歯ができる。
19)抜歯鉗子を正しく把持し抜歯ができる。
20)抜歯後の注意を列挙できる。
21)患者と良好なコミュニケーションをとりながら抜歯操作を行うことができる。
22)縫合法を列挙することができる。
23)縫合に用いる器具を列挙することができる。
24)縫合に用いる器具を用途別に分類することができる。
25)持針器を用いて器械結びができる。
26)手結びで縫合することができる。
27)替刃メスの着脱を安全にできる。

3.方略(LS:Learning Strategy)
【講義】
1)講義
2)ディスカッション
3)クリッカーによる確認テスト
【実習】
1)講義
2)基礎実習
3)オンデマンド動画学習

4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価)
1)定期試験(総括的評価):80%
講義内容の理解度を多肢選択式試験、記述試験で評価する。
2)平常点評価(総括的評価):20%
日常的な授業における取組状況を評価する。
3)プレ・ポストテスト(形成的評価):講義内容により必要に応じて行う
各回の授業において、重要なポイントを把握するため、学生自身が自己の理解度を把握するために行う。

事前・事後学修
【講義】
各講義の授業内容項目について、教科書の示されている該当項目を熟読しておくこと(20分~30分)。
前日に配信される講義資料に目を通すこと(10分)。
【実習】
各実習の内容項目について、実習書の該当部分を熟読すること(10分)。
また実習書内にあるQRコードから動画を取得し、実習内容を確認しておくこと(10分)。

【e-Learning】

教科書
【講義】
片倉 朗・編 :「標準口腔外科学 第5版」医学書院
【実習】
東京歯科大学口腔外科学教室・編:「2024年度 口腔外科学基礎実習」

参考図書
【講義】
片倉 朗・編 :「標準口腔外科学 第5版」医学書院
野間弘康、道 健一、久野吉雄・編:「口腔外科の臨床」医歯薬出版
野間弘康、下野正基、山根源之・編:「口腔外科・病理診断アトラス」医歯薬出版
高橋庄二郎、内山健志ほか編:「顎顔面変形症の外科的矯正治療」三樹企画出版
高橋庄二郎:「口唇裂・口蓋裂の基礎と臨床」日本歯科評論社
高橋庄二郎、大谷隆俊、園山 昇・編:「図説 口腔外科手術学 上 、中、下巻」医歯薬出版
清水正嗣、小浜源郁・編:「口腔癌」デンタルダイヤモンド

口腔外科学会 口腔外科相談室
https://www.jsoms.or.jp/public/movie/
 1.口蓋裂
 2.口腔顎顔面外傷
 3.口腔粘膜疾患
 4.口唇裂

琉球大学医学部医科遺伝学 遺伝性疾患総合データベース(ユーザー登録必要)
http://syndromefinder.ncchd.go.jp/top.html

日本臨床病理学会配信 口腔病理基本画像アトラス
http://syndromefinder.ncchd.go.jp/top.html

日本歯科医師会配信 口腔外科関連動画
[動画](No.1806)AMR 対策アクションプランに基づいた抗菌薬処方のポイント 野村武史(東歯大) 2018年
 https://drive.google.com/open?id=1Q3TEnx5hOHsNWIVtcTejcQ97gXrqvBs3
[動画](No.1703)ARONJ患者への対応 岸本裕充(兵庫医科大) 2017年
 https://drive.google.com/open?id=1TknXZhKe2ON2b5e1YHtUSsv_gqttR8pG
[動画](No.1606)超音波骨メスの利用法 代田達夫(昭和大学歯学部 口腔外科学講座 教授) 2016年
 https://drive.google.com/open?id=1N3QUyzMS2Um8owZ2RVFYt92dBtbSiZuL
[動画](No.1602)口腔内消炎手術の実際 ~切開と投薬のポイント~ 柴原孝彦(東京歯科大学 口腔顎顔面外科学講座 教授) 2016年
 https://drive.google.com/open?id=1bQTk6ux2yzJv4F9BDJwIjfRcsT7MIwA7
[動画](No.1107)口腔癌と病理検査の実際 松坂賢一(東京歯科大学臨床検査病理学講座 准教授),片倉朗(東京歯科大学市川総合病院オーラルメディシン・口腔外科学講座 教授) 2011年
 https://drive.google.com/open?id=1gUTnsBiDy3WhoLLnVQhNcqLMIZ1fRJvk
[動画](No.0902)口腔外科小手術用器械・器具の選択と用い方 渡部好造(福島県開業) 2009年
 https://drive.google.com/open?id=14WWj-Te9MAID10syopugco2bCqukypyb
[動画](No.0301)【感染予防】標準レベルの予防対策 柿澤 卓 2003年
 https://drive.google.com/open?id=129lbva79jMINoFeyrRfXb-AsjIWDughK
[動画](No.0226)日常臨床で見落とせない口腔粘膜疾患 山根源之(東京歯科大学教授) 2000年
 https://drive.google.com/open?id=1STP1S4cHW8uW0X4YWGzVQP3mvVPrjZNd
[動画](No.0208)下顎埋伏智歯の抜歯 野間弘康(東京歯科大学教授) 1998年
 https://drive.google.com/open?id=1kzj1iFCyyZS7EgZY2uf8Vn2w8HZJDoSz
[動画](No.1104)歯科医のための切開と縫合その基本手技 杉崎正志(東京慈恵会医科大学 歯科 教授) 2011年
 https://drive.google.com/open?id=19ooKEAdPFwiSk8ioG9Ykq4wC_Xf0Kqru

【実習】
感染予防対策マニュアル 東京歯科大学水道橋病院
歯科臨床研修マニュアル起こりうる問題点と解決法 覚道健治、平井義人、前田芳信 編 永末書店
口腔外科手術学 高橋庄二郎、重松知寛、内山健志 東京歯科大学口腔外科学教室
臨床のレベルアップPointまずは60 椎木一雄 編 デンタルダイアモンド社
増補 消毒と滅菌のガイドライン 小林寛伊 編 へるす出版
歯科医療における感染予防対策と滅菌・消毒・洗浄 ICHG研究会 編医歯薬出版株式会社
カラー版殺菌・消毒マニュアル 都築正和 監 医歯薬出版株式会社
手術室基本知識 横野諭他 著 金芳堂
新・口腔外科はじめましょう 片倉 朗 監 デンタルダイヤモンド社
カラーアトラス 抜歯の臨床 野間弘康 金子 譲 医歯薬出版株式会社
図説小外科テキスト 出月康夫 監 南山堂
形成外科基本手術手技の進歩 林浩一郎 編 MEDICAL VIEW
手術手技の基本とその勘どころ 関洲二 金原出版
口腔外科卒後研修マニュアル 成田令博他 編 財団法人口腔保健協会 
イラストでみる口腔外科手術 日本口腔外科学会編 第1巻~第4巻 クインテッセンス出版株式会社 
図説口腔外科手術学 高橋庄二郎他 編 医歯薬出版株式会社

東京歯科大学 口腔外科配信 You tubeチャンネル
 診察/頭頸部診察  https://youtu.be/0BzL0dxlHmU
 手洗い/グローブ着用/ガウン着用 https://youtu.be/T-vqdNvx4jU
 抜歯 https://youtu.be/y1bjbHg9tvU
 縫合 https://youtu.be/jffFJSzaOAo

オフィスアワー
【講義】
平日の放課後(17:30-19:00):本館9階 口腔顎顔面外科学講座内
非常勤の先生は、講義終了直後の講義室内
【実習】
実習終了直後、実習室内

総授業コマ数
31コマ

出席について
開始時間に出席を取得するため、時間厳守のこと。電車遅延などの場合は証明書類を提出しないと、出席は認められない。

   担当者  『 * 』は実務経験教員を示す
 髙野 正行 教授*, 武田 栄三 非常勤講師*, 栗原 由起夫 非常勤講師*
 中島 信也 非常勤講師*, 高野 直久 非常勤講師*, 北村 信隆 非常勤講師*
 鬼谷 信美 非常勤講師*, 木住野 義信 非常勤講師*, 大鶴 洋 非常勤講師*
 吉岡 弘道 非常勤講師*, 小枝 弘実 非常勤講師*, 玉田 八束 非常勤講師*
 花井 淳一郎 非常勤講師*, 森 泰昌 非常勤講師*, 浜瀬 真紀 非常勤講師*
 渡邊 章 教授*, 恩田 健志 講師*, 村松 恭太郎 非常勤講師*
 成田 真人 講師*, 松崎 英雄 臨床准教授, 伊藤 亜希 臨床講師
 吉田 秀児 講師*, 大野 啓介 非常勤講師*, 山内 智博 非常勤講師*
 内田 育宏 非常勤講師*, 吉田 俊一 非常勤講師*, 吉村 元 非常勤講師*
 作間 巧 非常勤講師*, 髙山 裕樹 非常勤講師*, 加藤 宏 助教*
 田中 潤一 臨床准教授*, 渡部 幸央 非常勤講師, 有泉 高晴 助教*
 西山 明宏 講師*, 小山 侑 助教*, 山本 信治 客員教授
 林 宰央 助教*, 小谷地 雅秀 助教*, 渡邉 美貴 助教*

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月日 時限 コア・カリキュラム 方略(LS)場所 担当者
(その他の)SBOs
内容項目
1 4/11 1 D-3頭頸部領域の疾患の特徴と病因
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト
 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
1年間の講義の全容と視点を理解し、顎顔面口腔領域の疾患を列挙できる。 
口腔外科の歴史と展望(標準口腔外科学)
口腔外科手術総論(標準口腔外科学)

【e-Learning】
2 4/18 1 D-5-4口腔外科の基本的治療
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
口腔外科における基本手技を説明できる。
再生医療とは何か説明できる。
口腔外科における基本手術(抜歯、歯根端切除術)、個々の手術法について説明できる。
 
口腔外科手術総論(標準口腔外科学)
C 基本的手術手技
再生医療(標準口腔外科学)
口腔・顎顔面疾患の手術とその他の治療(標準口腔外科学)
【e-Learning】
3 4/25 1 D-3-1-3-1歯性感染症の原因菌と感染経路を理解している。
D-3-1-3-2急性炎症と慢性炎症の異同を理解している。
D-3-1-3-7口腔、顎顔面領域の肉芽腫性炎の種類と特徴を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
有泉 高晴
炎症の定義、概念を説明できる。
炎症の局所症状と全身症状を説明できる。
炎症の治療概念を概説できる。
炎症の原因、病態,経過を説明できる。
炎症を分類し、個々に概説できる。 
炎症(標準口腔外科学)
総論
A炎症とは
B炎症の臨床的側面
C炎症の原因
D炎症の経過とそのメカニズム
E炎症の過程と組織変化
【e-Learning】
4 5/9 1 D-3-1-3-3炎症の診断に必要な検査法を理解している。
D-3-1-3-5消炎療法の意義と特徴を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
有泉 高晴
口腔・顎顔面領域の炎症の拡大・波及経路について説明できる。
口腔・顎顔面領域の炎症の治療について説明できる。 
炎症(標準口腔外科学)
総論
F炎症の分類
G感染症
H臨床症状と診断
I炎症の治療
【e-Learning】
5 5/16 1 D-3-1-3-4菌血症と歯性病巣感染の病態、症状、検査法及び治療法を理解している。
D-3-1-3-6主な炎症(舌炎、口唇炎、口底炎、智歯周囲炎、歯槽骨炎、顎骨炎、顎骨骨膜炎、顎骨周囲炎、下顎骨骨髄炎、骨壊死、蜂窩織炎、歯性上顎洞炎)の症状と治療法を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
成田 真人
菌血症および歯性病巣感染の病態を説明できる。
歯性病巣感染の成立機序、症状、検査法および治療法を説明できる。
SIRSの病態を説明できる。 
炎症(標準口腔外科学)
各論
A歯性感染症
B特異性炎
【e-Learning】
6 5/23 1 D-3-1-3-4菌血症と歯性病巣感染の病態、症状、検査法及び治療法を理解している。
D-3-1-3-6主な炎症(舌炎、口唇炎、口底炎、智歯周囲炎、歯槽骨炎、顎骨炎、顎骨骨膜炎、顎骨周囲炎、下顎骨骨髄炎、骨壊死、蜂窩織炎、歯性上顎洞炎)の症状と治療法を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
成田 真人
菌血症および歯性病巣感染の病態を説明できる。
歯性病巣感染の成立機序、症状、検査法および治療法を説明できる。
SIRSの病態を説明できる。  
炎症(標準口腔外科学)
各論
C全身感染症 (菌血症 敗血症 歯性感染症)
【e-Learning】
7 5/30 1 D-5-4-4手指と術野の消毒法を理解している。
D-3-1-10-10ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症と後天性免疫不全症候群(AIDS)の口腔症状と検査法を理解している。
E-1-1-4清潔に配慮した操作ができる。(Ⅰa)
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
吉田 秀児
滅菌・消毒の基本手技について説明できる。
口腔内に症状を示すウイルス疾患を説明できる。 
口腔外科手術総論(標準口腔外科学)
口腔粘膜疾患(標準口腔外科学)
各論
Cウイルス感染症
口腔顎顔面疾患の手術とその他の治療(標準口腔外科学)
Cウイルス感染症と感染防止対策
【e-Learning】
8 6/6 1 D-3-1-1先天異常と後天異常
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
口腔・顎顔面領域に症状を現す症候群の種類と症状を列挙できる。
口唇・口腔・顎顔面領域に症状を現す系統的骨疾患の症状、診断および治療法を列挙できる。 
顎顔面・口腔領域に徴候をみる症候群(標準口腔外科学)


【e-Learning】
9 6/13 1 D-3-1-1-1口腔、顎顔面に症状を示す先天異常を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
口腔・頭蓋・顎顔面の発生を概説できる。
一次口蓋と二次口蓋の発生を説明できる。 
先天異常および発育異常(標準口腔外科学)
総論
A先天異常および発育異常の定義
B先天異常の成因による分類
C先天奇形の分類
D口腔顎顔面の先天異常および発育異常
E口腔顔面裂の成因
F顔面・口腔の発生と先天異常
G顎顔面変形症の成因と分類
【e-Learning】
10 6/20 1 D-3-1-1-2口唇裂、口蓋裂の病態と治療方針及び治療法を理解している。
D-3-1-1-4軟組織の異常を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
口唇・口蓋裂の病態を説明できる。 
先天異常および発育異常(標準口腔外科学)
各論
A歯の異常
B口腔顎顔面外科軟組織の異常
C口唇裂・口蓋裂
①口唇裂・口蓋裂の分類
②口唇裂・口蓋裂の発症頻度
③口唇裂・口蓋裂の臨床症状
④口唇裂・口蓋裂の障害および継発症

【e-Learning】
11 6/27 1 D-3-1-1-2口唇裂、口蓋裂の病態と治療方針及び治療法を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
唇顎口蓋裂の手術を説明できる。 
先天異常および発育異常(標準口腔外科学)
各論
C口唇裂・口蓋裂
⑤口唇裂・口蓋裂の治療 ABCDEFG
D顔面裂
【e-Learning】
12 7/4 1 D-3-1-1-3顎変形症の病態と治療方針及び治療法を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
顎変形症にみられる障害を概説できる。 
先天異常および発育異常(標準口腔外科学)
各論
F顎顔面の変形および発育異常
①顎顔面変形症にみられる障害
②顎変形症の分類
③顎顔面変形症の診断と治療
【e-Learning】
13 7/11 1 D-5-9-1心身相関を理解している。
D-5-9-2口腔顔面領域に関連して現れる精神医学的病態(主に精神疾患)及び心身医学的病態(歯科心身症又は口腔心身症)を理解している。
D-5-9-3口腔、顎顔面領域に症状を現す精神医学的病態(主に精神疾患)及び心身医学的病態(歯科心身症又は口腔心身症)による疾患の症状、診断及び治療法を理解している。
D-5-9-4心理テストの目的と意義を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
伊藤 亜希
心身相関を説明できる。
口腔心身症を説明できる。
口腔・頭蓋・顎顔面領域の心因性の痛みを説明できる。
心理テストを説明できる。 
心因性疾患
【e-Learning】
14 7/18 1 D-3-1-1-3顎変形症の病態と治療方針及び治療法を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
顎変形症に対する手術を列挙し説明できる。  
先天異常および発育異常(標準口腔外科学)
各論
F顎顔面の変形および発育異常
④顎矯正手術の種類と特徴
⑤顎骨延長術
G合併症とその対策
【e-Learning】
15 9/5 1 D-3-1口腔、顎顔面領域の疾患の病態、診断、治療
D-5-4口腔外科の基本的治療
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
前期まとめ
前期の内容(口腔・顎顔面領域疾患、先天異常・発育異常、炎症)を説明できる 
口腔・顎顔面領域疾患、先天異常・発育異常、炎症(標準口腔外科学)

【e-Learning】
16 10/2 4 D-3-1-5-1口腔、顎顔面領域に発生する嚢胞の種類と特徴を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
加藤 宏
嚢胞の定義を説明できる。
嚢胞の分類を説明できる。
 
嚢胞(標準口腔外科学)
総論
A嚢胞の概念と定義
B嚢胞の分類
C一般的症状と診断
【e-Learning】
17 10/9 1 D-3-1-5-2口腔、顎顔面領域に発生する嚢胞の症状、診断法及び治療法を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
加藤 宏
発育性嚢胞と炎症性嚢胞との相違を説明できる。
顎骨に発生する非歯原性嚢胞と軟組織に発生する嚢胞との相違を説明できる。 
嚢胞(標準口腔外科学)
各論
A発育性嚢胞
B炎症性嚢胞
C顎・口腔領域の非歯原性嚢胞
D軟組織に発生する嚢胞
【e-Learning】
18 10/9 2 D-3-1-6腫瘍と腫瘍類似疾患
D-3-1-6-1口腔、顎顔面領域に発生する腫瘍の種類と特徴を理解している。
D-3-1-6-2口腔、顎顔面領域に発生する良性腫瘍の一般的な症状、診断法及び治療法を理解している。
D-3-1-6-3口腔、顎顔面領域の悪性腫瘍の一般的な症状、診断法及び治療法を理解している。
D-3-1-6-5口腔潜在的悪性疾患の概念及び特徴を列挙できる。
D-3-1-6-6白板症、紅板症、扁平苔癬の特徴、症状及び治療法を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
吉田 秀児
腫瘍の定義、および良性腫瘍と悪性腫瘍の相違を説明できる。
腫瘍と炎症の鑑別について説明できる。
腫瘍と嚢胞の鑑別について説明できる。  
腫瘍および腫瘍類似疾患(標準口腔外科学)
総論
A腫瘍の概論
B悪性腫瘍の疫学
C腫瘍の分類
D発癌(病因)
E前癌病変の概念
F病態(症状)
G診断と治療方針
【e-Learning】
19 10/16 1 D-3-1-6-2口腔、顎顔面領域に発生する良性腫瘍の一般的な症状、診断法及び治療法を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
吉田 秀児
歯原性腫瘍と非歯原性腫瘍を分類できる。
歯原性腫瘍の種類と特徴を列挙できる。 
腫瘍および腫瘍類似疾患(標準口腔外科学)
各論
A歯原性腫瘍
【e-Learning】
20 10/16 2 D-3-1-6-4腫瘍類似疾患の種類と特徴を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
恩田 健志
良性腫瘍の特徴,症候,診断法,治療法を説明できる。
腫瘍類似疾患の種類と特徴を列挙できる。 
腫瘍および腫瘍類似疾患(標準口腔外科学)
各論
B良性腫瘍
腫瘍および腫瘍類似疾患(標準口腔外科学)
各論
D腫瘍類似疾患
【e-Learning】
21 10/23 1 D-3-1-6-3口腔、顎顔面領域の悪性腫瘍の一般的な症状、診断法及び治療法を理解している。
D-3-1-6-5口腔潜在的悪性疾患の概念及び特徴を列挙できる。
D-3-1-6-6白板症、紅板症、扁平苔癬の特徴、症状及び治療法を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
林 宰央
悪性腫瘍の定義を説明できる。
悪性腫瘍の一般的な臨床症状が説明できる。
癌腫と肉腫の相違が説明できる。
 
腫瘍および腫瘍類似疾患(標準口腔外科学)
各論
C悪性腫瘍
①癌腫
②肉腫
③悪性黒色腫
④転移癌
⑤悪性腫瘍の治療
⑥緩和医療
【e-Learning】
22 10/23 2 D-3-1-6-3口腔、顎顔面領域の悪性腫瘍の一般的な症状、診断法及び治療法を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
林 宰央
放射線療法について説明できる。 
腫瘍および腫瘍類似疾患(標準口腔外科学)
悪性腫瘍の治療
口腔・顎顔面疾患の手術とその他の治療(標準口腔外科学)
放射線療法
【e-Learning】
23 10/30 4 D-3-1-6-3口腔、顎顔面領域の悪性腫瘍の一般的な症状、診断法及び治療法を理解している。
"
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
山本 信治
再建手術について説明できる。 
"口腔顎顔面疾患の手術とその他の治療(標準口腔外科学)
再建手術
口腔外科総括
【e-Learning】
24 11/6 1 E-2-1初診時の医療面接
E-2-1-1一般成人の医療面接
E-2-1-1-1適切な身だしなみ、言葉遣い及び態度で患者に接することができる。
E-2-1-1-2医療面接における基本的なコミュニケーションができる。(Ⅰa)
E-2-1-1-3患者情報を収集、分析できる。(Ⅱ)
E-2-1-1-4患者の病歴(主訴、現病歴、既往歴、家族歴、生活歴、社会歴、職業歴等)を聴取できる。(Ⅰa)
E-2-1-1-5患者の身体的・精神的・社会的苦痛に配慮し、問題点を抽出、整理できる。(Ⅰa)
E-2-1-1-6患者の不安、不満や表情、行動の変化に適切に対応できる。(Ⅰa)
E-2-1-1-7患者のプライバシーに配慮できる。(Ⅰa)
E-2-1-1-8聴取した患者情報を指導歯科医に報告できる。(Ⅰa)
E-2-2-1患者情報から必要な診察、検査を選択できる。(Ⅰa)
E-2-2-2頭頸部の状態の診察(視診、触診
等)が実施できる。(Ⅰa)
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
林 宰央
1.局所解剖を説明できる。
2.診査内容を説明できる。
3.顔色、顔面の対称性を診察できる。
4.頭頸部の筋肉を触診できる。
5.下顎下縁を触診できる。
6.眼窩下縁から外側縁を触診することができる。
7.頬骨弓を触診することができる。
9.下顎頭運動を触診することができる。
10.下顎切歯路と下顎頭運動との関係を説明できる。
11.頸部リンパ節とくに顎下リンパ節を触診することができる。
12.双指(手)診の種類を説明でき、実施することができる。
 
口腔外科基礎実習書
頭頸部診査
【e-Learning】
25 11/6 2 E-1-1-2手洗いと滅菌手袋の装着ができる。(Ⅰa)
E-1-1-3適切な個人用防護具(PPE)を選択して着用できる。(Ⅰa)
E-1-1-4清潔に配慮した操作ができる。(Ⅰa)
E-1-1-5医療廃棄物を適切に分別し廃棄できる。(Ⅰa)
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
林 宰央
清潔・不潔の概念について理解することができる。
スタンダードプレコーションについて理解することができる。
手指の消毒について理解することができる。
滅菌手袋の装着について理解することができる。 
口腔外科基礎実習書
手洗い、手袋装着 
【e-Learning】
26 11/13 1 D-3-1-6-3口腔、顎顔面領域の悪性腫瘍の一般的な症状、診断法及び治療法を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
森 泰昌
渡邊 章
悪性腫瘍の治療法を列挙することができる。 
口腔がん治療における最前線
【e-Learning】
27 11/27 1 E-2-3全身の診察と検査による全身状態の把握
D-5-4-6周術期の管理の目的と意義を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
山内 智博
患者の全身状態評価を説明できる。 
口腔・顎顔面疾患の手術とその他の治療(標準口腔外科学)
口腔外科における周術期管理(栄養・リハビリ)
【e-Learning】
28 12/4 1 E-1-1-4清潔に配慮した操作ができる。(Ⅰa)
E-1-3-1局所麻酔(表面麻酔・浸潤麻酔)を実施できる。(Ⅰa)
E-5-3-5-1永久歯の単純抜歯を実施できる。(Ⅰa)
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
小山 侑
抜歯に用いる器具を理解できる。
抜歯に用いる器具を用途別に理解できる。
正しい抜歯時の姿勢、ポジションについて理解できる。
抜歯適応症について理解することができる。
抜歯時および抜歯後の偶発症についを列挙することができる。 
口腔外科基礎実習書
抜歯
【e-Learning】
29 12/4 2 E-1-1-6針刺し切創対策を実施できる。
E-5-3-5-3基本的な縫合を実施できる。(Ⅰ
)
E-5-3-5-4基本的な抜糸を実施できる。(Ⅰa)
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト  
新館・8階 第2講義室
 
小山 侑
縫合法を列挙することができる。
縫合に用いる器具を列挙することができる。
縫合に用いる器具を用途別に分類することができる。
持針器を用いて器械結びができる。
手結びで縫合することができる。 
口腔外科基礎実習書
縫合
【e-Learning】
30 12/11 1 D-5-4-6周術期の管理の目的と意義を理解している。
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
渡邉 美貴
口腔外科における周術期管理を説明できる。                  スタンダード・プリコーションについて説明できる。
 
口腔外科手術総論(標準口腔外科学)
A無菌法
【e-Learning】
31 1/15 1 D-3頭頸部領域の疾患の特徴と病因
D-5-4口腔外科の基本的治療
 
・講義
・ディスカッション
・クリッカーによる確認テスト 
新館・8階 第2講義室
 
渡邊 章
後期まとめ
前期の内容(嚢胞、腫瘍、全身管理、周術期管理)を説明できる 
嚢胞、腫瘍、全身管理、周術期管理(標準口腔外科学)
【e-Learning】

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