↓授業日程表を表示 教科の特徴 歯科医学を学ぶ上で、基本的な人体の構造の理解が必要となる。前半は、主に全身・頭蓋を構成する骨構造について、一部では骨標本を用いながら実習も併用し講義を行う。この人体の構造は、進化の過程で様々な理由があって獲得していく。また後半は、人類学を学び、人体の構造に関する理解を深める。以上のように人類学の講義を通し、医療人としての高い倫理観や人間性・協調性を身につけ、常に向上しようと努力する力をつける。そして医学・歯科医学を統合的に理解して、全人的な医療を提供するために必要な基本的知識を修得するための基盤をつくる。さらに積極的な自主学習態度と論理的思考および問題発見・解決のための基本的な能力を身につける。(コンピテンシー1、6、7) ナンバリング A0523-1A 1.一般目標(GIO:General Instructional Objective) 一般目標(GIO:General Instructional Objective) 歯科大学の学部(アンダーグラジュエイト)教育において、教養科目から基礎科目への登竜門である人類学講義を通して、歯科臨床科目を学ぶための基本となる人体の骨構造・人類学について理解する。 2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives) 1) 全身を構成する骨について説明する。 2) 頭蓋を構成する骨(主に頭蓋冠)について説明する。 3) 頭蓋を構成する骨(主に縫合)について説明する。 4) 頭蓋を構成する骨(主に下顎骨・上顎骨・口蓋骨・頬骨)について説明する。 5) 頭蓋を構成する骨(主に椎骨)について説明する。 6) 頭蓋を構成する骨(主に骨盤)について説明する。 7) 人類学(形質人類学・社会人類学)について説明する。 8) 霊長目について説明する。 9) 類人猿について説明する。 10) 猿人について説明する。 11) 原人について説明する。 12) 旧人・新人について説明する。 13) 未来の人類の進化について説明する。 14) ヒトの進化論について説明する。 3.方略(LS:Learning Strategy) 人類学の講義を行い、人体の構造と成り立ちに関する総合的な知識の整理を行う。 4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価) 1)平常点評価(総括的評価):20%(減点方式) 講義の受講態度(忘れ物等も含む)を評価する。 2)中間テスト(総括的評価):30% 課題の提出状況などを評価する 3)定期試験(総括的評価):70% 講義内容(全範囲)の理解度を空欄補充、真偽選択、論述などの記述試験で評価する。 4)夏期レポート課題(総括的評価):5% 加点要素として評価する。未提出者への減点は行わない。 5)プレテスト・ポストテスト(形成的評価) 各回の授業内容について、授業開始前に前回の学修内容及び当日の学修内容に ついてプレテスト・ポストテストを実施する場合もある。 事前・事後学修 事前・事後学修 事前学習 第1回 全身を構成する骨について概略を調べておくこと。(10分) 第2回 頭蓋を構成する骨(主に頭蓋冠)について概略を調べておくこと。(10分) 第3回 頭蓋を構成する骨(主に縫合)について概略を調べておくこと。(10分) 第4回 頭蓋を構成する骨(主に下顎骨・上顎骨)について概略を調べておくこと。(10分) 第5回 頭蓋を構成する骨(主に口蓋骨・頬骨)について概略を調べておくこと。(10分) 第6回 頭蓋を構成する骨(主に椎骨・骨盤)について概略を調べておくこと。(10分) 第7回 中間試験 第8回 形質人類学・社会人類学について概略を調べておくこと。(10分) 第9回 霊長目について概略を調べておくこと。(10分) 第10回 類人類について概略を調べておくこと。(10分) 第11回 猿人について概略を調べておくこと。(10分) 第12回 原人について概略を調べておくこと。(10分) 第13回 旧人・新人について概略を調べておくこと。(10分) 第14回 人類の進化論について概略を調べておくこと。(10分) 【e-Learning】
教科書 ・頭部プラスチック模型 参考図書 ・人体解剖学:南江堂 ・人類進化論-霊長類学からの展開:裳華房 ・口腔顎顔面解剖ノート:学建書院 オフィスアワー 月〜金曜日 随時受付:法歯学・法人類学講座 ※ただし、事前に担当者にメール等で日時を相談すること。 平易な質問に限り、メールでの質問を受け付ける。回答には数日を要することがある。ただし学校指定アドレス以外のアカウントからの送信には対応しない。 受付時間;月〜日曜日 7:00~25:00 総授業コマ数 14コマ 出席について 授業開始と同時に入室を制限する。制限後10分間は遅刻として取り扱い、それ以降は欠席とする。欠席扱いの上で、講義への途中入室は許可する。 公共交通機関の遅延は認めるが、公式発表が30分以内の遅延は認めないため余裕を持って登校すること。出欠席は各自の責任で管理し、訂正がある場合は、該当講義終了後1ヶ月以内に講義用紙を持参し、訂正を申し出ること。 何らかの不正(講義の録画・録音を含む)が発覚した場合、全講義を欠席扱いとし、以降の講義の出席は認めない。不正に取得した録画・録音資料を保持(コピーを含む)していた場合も、同様の扱いとする。
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