第 1 学 年  独語
通 年 計 画 表

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教科の特徴
ドイツ語圏はヨーロッパ文化の一つの中心である。とりわけ、哲学思想、学術、産業技術、芸術、音楽、社会思想、スポーツなどの分野では、ヨーロッパの中においても伝統的に先進的な役割を果してきた。現在もいま挙げた分野にとどまらず、世界経済、環境行政などにおいて指導的位置を保っている。
またドイツ語圏それ自体において豊かな文化が生み出されてきただけでなく、ドイツ語圏においては世界中の文化が研究されてきた蓄積があるので、ドイツ語を通して世界の文化を知っていくことが出来るのである。そのことを反映して、全世界で出版される書籍点数の十分の一はドイツ語であるという。
英語と同じくゲルマン語の系統に属するドイツ語は、極めて構築的な言語である。ドイツ語は各地の方言から人工的に作られたという事情があるため、学びにくい側面もあるが、ドイツ語では、ドイツ語のみが可能とする表現領域が切り開かれてきた。日本語も含めて世界各地の言語は、ドイツ語との接触交流を通じて、それぞれの言語表現の可能性を高めてきた。ドイツ語を学習することによって、学習者はドイツ語と日本語によって表現され得る最高の可能性に近付くことが出来る。
本大学の学生にとって、これから始まる一年間の授業は、それぞれの学生のドイツ語学習の出発点であってほしい。ドイツ語は世界の文化への窓である。卒業した後にも、またあらためてドイツ語を勉強して、各自の人間的可能性を広げていくための一助としていただきたい。

授業の受け方
授業に出席するために予習をしてくる必要はない。ただし復習は暇を見つけて丹念に行っていくことが必要である。
授業の場でも、授業が終わってからでも、疑問の箇所があったらすかさず質問をしていただきたい。また自分が授業について行けなくなったと感じることがあったら、逡巡することなく相談にきてほしい。場合によっては、補習授業をすることも考えられる。

1.一般目標(GIO:General Instructional Objective)
ドイツ語では、ドイツ語音声学とドイツ語文法の基礎を習得し、ドイツ語の簡単な文章を辞書を用いて読めるようになることを目標とする。また、簡単な会話表現を使えるようにする。


2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1) ドイツ語で書かれたものを、初見で正しく発音できる。
2) ドイツ語の簡単な文章を、辞書を用いて読むことが出来る。
3) ドイツ語の簡単な会話表現を使えるようにする。

3.方略(LS:Learning Strategy)
1) 発音に関しては、実習に近い方法で個々に指導する。
2) 文法ではプリントを用いて、手作業をしながら文法事項を身に付けていってもらう。短文の和訳をしてもらうこともあるが、和文独訳が演習の中心となる。
3) 簡単な会話表現を記憶してもらう。

4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価)
1)発音の試験。授業期間中に口頭での試験を行う。
2)和訳の試験。
3)定期試験。主として文法を対象とし、持ち込み不可という条件で、筆記試験を行う。

定期試験は、それぞれの学期に学習した内容が身に付いているかを総合的に試すような出題による、筆記試験である。
試験は付け焼き刃では決して十分な対応はできない。よく試験の直前に丸覚えすれば済むと、心得違いをしている学生がいるが、十分な理解なくして記憶するのも大変であるし、記憶していても適切な解答をすることは出来ない。授業中に、他の教科の勉強をしたり、雑誌を読んでいたりする学生が見受けられるが、あとで自習すればよいと考えているのであろうか、非合理的な行動といえよう。毎回の授業の内容をその場で理解していくということが、結局は最も効率的な学習法であるはずである。逆に言えば、毎回の授業に集中していれば、試験の直前に苦しむ必要もなく、また学習した内容は深く理解され、長く自分の財産となっていくであろう。


事前・事後学修
ドイツ語自体の準備学習は特に必要ないが、ドイツ語の文法を説明する際に、高校までに学習した英文法で使われる用語は当然の前提として用いるので、必要のある場合は、復習しておいて欲しい。


教科書
授業は毎回渡すプリントを主教材として進められる。授業に出席する際には、テキストはもちろんのこと、前回までのプリントを洩れなく揃えておくこと。
独和辞典は億劫がらずに毎回用意して下さい。
推薦する独和辞典 三省堂『クラウン独和辞典』

和独辞典は必ずしも必要としない。
推薦する和独辞典 三省堂『コンサイス和独辞典』

参考図書


オフィスアワー
授業実施日の授業後。教員室
基本的に質問は常時受け付けております。廊下で顔を見かけたときに声を掛けて下さい。

総授業コマ数
40コマ

出席について

   担当者  『 * 』は実務経験教員を示す
 清水 真哉 客員教授

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月日 時限 コア・カリキュラム 方略(LS)場所 担当者
(その他の)SBOs
内容項目
1 4/14 2   講義  さいかち・第2講義室、第3講義室  清水 真哉
 
ドイツ語文化圏
2 4/28 2   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
人称代名詞の一格、sein動詞、一般動詞
3 5/12 2   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
Das ist, Das sind、所有冠詞、不定冠詞、定冠詞・所有冠詞・否定冠詞の一格

4 5/19 2   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
母音の発音

5 5/26 2   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
規則的な他動詞、haben、人称代名詞・不定冠詞・定冠詞・所有冠詞・否定冠詞の四格
6 6/2 2   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
子音の発音
7 6/9 2   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
綴りと発音の関係


8 6/16 2   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
ドイツ語の語順、定形第二位の原則と疑問文の作り方、nichtの位置、否定を含む疑問文に対する答え方

9 6/23 2   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
特殊な規則動詞、前期前半の復習

10 6/30 2   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
不規則動詞、疑問詞、基数

11 7/7 2   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
人称代名詞、不定冠詞、定冠詞、所有冠詞、否定冠詞の三格とその用法

12 7/14 2   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
名詞の格変化。不定冠詞、定冠詞、所有冠詞、否定冠詞の二格とその用法

13 7/21 2   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
名詞の複数形、男性弱変化名詞

14 9/8 2   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
前期の復習

15 10/7 3   講義  さいかち・第1実習講義室   清水 真哉
 
前置詞

16 10/7 4   講義  さいかち・第1講義室   清水 真哉
 
定冠詞類、副詞的四格、疑問詞、非人称のes[存在]
17 10/14 3   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
命令法

18 10/14 4   講義  さいかち・第1講義室  清水 真哉
 
使役の助動詞・知覚動詞

19 10/21 3   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
付加語形容詞の変化表

20 10/21 4   講義  さいかち・第1講義室  清水 真哉
 
非分離動詞、読解

21 10/28 3   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
話法の助動詞①können, müssen

22 10/28 4   講義  さいかち・第1講義室  清水 真哉
 
話法の助動詞②wollen, sollen, möchte, 未来の助動詞werden

23 11/4 3   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
話法の助動詞③dürfen, mögen、本動詞として用いる話法の助動詞

24 11/4 4   講義  さいかち・第1講義室  清水 真哉
 
後期の復習①

25 11/11 3   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
形容詞と副詞の比較、最上級

26 11/11 4   講義  さいかち・第1講義室  清水 真哉
 
視聴覚教材①

27 11/18 3   講義
 
さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
過去形、過去分詞

28 11/18 4   講義
 
さいかち・第1講義室  清水 真哉
 
現在完了、seinを用いる現在完了

29 11/25 3   講義  さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
zu不定詞

30 11/25 4   講義
 
さいかち・第1講義室  清水 真哉
 
読解① Guernica

31 12/2 3   講義
 
さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
分離動詞と非分離動詞の過去分詞、受動態①

32 12/2 4   講義
 
さいかち・第1講義室  清水 真哉
 
受動態②


33 12/9 3   講義
 
さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
後期の復習②、読解②Ja oder Nein

34 12/9 4   講義
 
さいかち・第1講義室  清水 真哉
 
視聴覚教材②


35 12/16 3   講義
 
さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
再帰代名詞、現在分詞と過去分詞、従属接続詞

36 12/16 4   講義
 
さいかち・第1講義室  清水 真哉
 
読解③Fallschirm und Rucksack, Fachleute

37 1/13 3   講義
 
さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
読解④ Der Rattenfänger von Hameln
38 1/13 4   講義
 
さいかち・第1講義室  清水 真哉
 
読解⑤Freundschaftsdienste

39 1/20 3   講義
 
さいかち・第1実習講義室  清水 真哉
 
総復習

40 1/20 4   講義
 
さいかち・第1講義室  清水 真哉
 
和訳試験


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