第 1 学 年  統計学入門《αクラス》
後 期 計 画 表

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教科の特徴
本講義では、「証拠に基づいた医療」に必要不可欠となる確率および確率分布の初歩を、演習を交えながら解説する。本教科は他の教養科目と同様、積極的な自主学修態度と論理的思考および問題発見・解決のための基本的な能力を身につける上で重要な役割を果たす。(コンピテンシー1、6、7)

ナンバリング
A0513-1B

1.一般目標(GIO:General Instructional Objective)
2年次の「歯科統計学」を学ぶ際の入門となる、確率および確率分布の基本的概念を、抽象論に深入りすることなく具体的計算を通して理解することを目標とする。

2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)確率計算の基礎となる用語、基本的性質、よく使われる定理等を、具体的計算を通じて理解する。(20%)
2)離散型確率変数の確率分布、期待値(平均)、分散、標準偏差の概念を正しく理解する。2項分布の特徴を理解する。(40%)
3)代表的な連続型確率分布である正規分布の特徴を理解する。(20%)
4) 正規分布を適用して、応用問題を解決をすることができる。(20%)

3.方略(LS:Learning Strategy)
1)受動的方法:講義(必ずノートをとること。タブレットは禁止)
2)能動的方法:ディスカッション、演習
3)媒体:教科書、プリント、電卓

4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価)
1)期末試験(総括的評価) 75%
講義内容の理解度を記述試験で評価する。
2)平常点評価(総括的評価) 25%
講義中に何度か演習を行いその結果を評価する。日常的な授業における取組状況を評価する。

事前・事後学修
事前学修:
第1回 教科書52-55ページを読んでおくこと(15分)
第2回 教科書34-38ページを読んでおくこと(15分)
第3回 教科書39-40ページを読んでおくこと(15分)
第4回 教科書40-41ページを読んでおくこと(15分)
第5回 教科書62-64ページを読んでおくこと(15分)
第6回 教科書65-66ページを読んでおくこと(15分)
第7回 教科書71-74ページを読んでおくこと(15分)
第8回 教科書76-78ページを読んでおくこと(15分)
第9回 教科書129-130ページを読んでおくこと(15分)
第10回 教科書92-94ページを読んでおくこと(15分)
第11回 教科書95-97ページを読んでおくこと(15分)
第12回 教科書106-109ページを読んでおくこと(15分)
第13回 教科書110-115ページを読んでおくこと(15分)

事後学修:
第1回 授業の重要ポイントをしっかり復習すること(25分)
第2回 授業の重要ポイントをしっかり復習すること(25分)
第3回 授業の重要ポイントをしっかり復習すること(25分)
第4回 授業の重要ポイントをしっかり復習すること(25分)
第5回 授業の重要ポイントをしっかり復習すること(25分)
第6回 授業の重要ポイントをしっかり復習すること(25分)
第7回 授業の重要ポイントをしっかり復習すること(25分)
第8回 授業の重要ポイントをしっかり復習すること(25分)
第9回 授業の重要ポイントをしっかり復習すること(25分)
第10回 授業の重要ポイントをしっかり復習すること(25分)
第11回 授業の重要ポイントをしっかり復習すること(25分)
第12回 授業の重要ポイントをしっかり復習すること(25分)
第13回 授業の重要ポイントをしっかり復習すること(25分)
さらに、復習するときに高等学校の教科書の対応単元の見直しもしておくと、理解度をより深めることができる。

事前学修については、当日の講義時にディスカッション、演習で確認する。
事後学修については、翌週の講義開始時にディスカッションで確認する。

【e-Learning】

教科書
J.C.ミラー著、村上正康訳、統計学の基礎、培風館

参考図書
高等学校の数学の教科書

オフィスアワー
後期「統計学入門」開講日のお昼休み(12:00~12:45):講師控室

総授業コマ数
13コマ

出席について
出席は講義開始直後に取る。また講義開始5分後までに入室した場合は遅刻とし、それ以降は欠席とする。公共交通機関の遅延により遅刻した場合は、遅延証明を持参すれば考慮する。

理由なき欠席1コマあたり総合成績から10~15点を減点する。正当な理由による欠席の場合は、その旨を記した欠席証明書(教務課に提出する欠席届)のコピーを次回授業時に持参すれば配慮する。

   担当者  『 * 』は実務経験教員を示す
 福島 延久 非常勤講師

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月日 時限 コア・カリキュラム 方略(LS)場所 担当者
(その他の)SBOs
内容項目
1 9/30 3 1
 
・講義
・ディスカッション、演習 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
 
福島 延久
1 
1.準備
 (1) 個数の数え方(順列、組み合わせなど)
【e-Learning】
2 10/7 3 3-(2)-3)
3)事象と標本空間の定義を説明できる。
3-(2)-4)4)確率の概念と加法定理を説明できる。
 
・講義
・ディスカッション、演習 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
 
福島 延久
確率で用いられる基本的用語、性質を理解する。加法定理を使って確率計算を正しく行える。 
2.確率(SBOs-1に対応)
 (2) 確率の計算
【e-Learning】
3 10/15 3 3-(2)-5)5)条件付確率と、乗法定理を説明できる。
 
・講義
・ディスカッション、演習 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
 
福島 延久
条件つき確率の概念を正しく理解し、具体例に対して計算を実行できる。 
 (3) 条件つき確率
【e-Learning】
4 10/21 3 3-(2)-5)5)条件付確率と、乗法定理を説明できる。
 
・講義
・ディスカッション、演習 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
 
福島 延久
乗法定理を理解する。考察している事象が独立かどうか判断できる。 
 (4) 乗法定理、事象の独立
【e-Learning】
5 10/28 3 3-(2)-6)6)離散型確率変数と連続型確率変数を定義し、それらの分布を説明できる。
 
・講義
・ディスカッション、演習 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
 
福島 延久
離散型確率変数の確率分布の特徴を理解する。 
3.離散型確率分布(SBOs-2に対応)
 (5) 離散型確率分布
【e-Learning】
6 11/11 3 3-(2)-7)7)確率変数の期待値と分散・標準偏差の定義と性質を説明できる。
 
・講義
・ディスカッション、演習 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
 
福島 延久
離散型確率変数の期待値(平均)、分散、標準偏差の概念を正しく理解する。 
 (6) 確率変数の期待値(平均)、分散、標準偏差
【e-Learning】
7 11/18 3 3-(2)-8)8)2項分布と正規分布を説明できる。
 
・講義
・ディスカッション、演習 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
 
福島 延久
代表的な離散型確率分布である2項分布の基本を理解する。 
 (7) 2項分布(その1)
【e-Learning】
8 11/25 3 3-(2)-7)
7)確率変数の期待値と分散・標準偏差の定義と性質を説明できる。
3-(2)-8)8)2項分布と正規分布を説明できる。
 
・講義
・ディスカッション、演習 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
 
福島 延久
2項分布の平均、分散の計算法を理解し、いろいろな問題に応用できる。 
 (8) 2項分布(その2)
【e-Learning】
9 12/2 3 3-(2)-6)6)離散型確率変数と連続型確率変数を定義し、それらの分布を説明できる。
3-(2)-7)
7)確率変数の期待値と分散・標準偏差の定義と性質を説明できる。
 
・講義
・ディスカッション、演習 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
 
福島 延久
連続型確率変数の確率分布の特徴を理解する。 
4.正規分布(SBOs-3に対応)
 (9) 連続型確率分布
【e-Learning】
10 12/9 3 3-(2)-7)7)確率変数の期待値と分散・標準偏差の定義と性質を説明できる。
3-(2)-8)8)2項分布と正規分布を説明できる。
 
・講義
・ディスカッション、演習 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
 
福島 延久
代表的な連続型確率分布である正規分布の基本を理解する。 
 (10) 正規分布(その1)
【e-Learning】
11 12/16 3 3-(2)-8)8)2項分布と正規分布を説明できる。
 
・講義
・ディスカッション、演習 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
 
福島 延久
正規分布の特徴を理解し、正規分布表を使って確率を計算できる。 
 (11) 正規分布(その2)
【e-Learning】
12 12/23 3 3-(2)-6)
6)離散型確率変数と連続型確率変数を定義し、それらの分布を説明できる。
3-(2)-7)
7)確率変数の期待値と分散・標準偏差の定義と性質を説明できる。
3-(2)-8)
8)2項分布と正規分布を説明できる。
 
・講義
・ディスカッション、演習 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
 
福島 延久
結合分布の基本を理解し、確率変数の和の平均、分散の計算を、具体的問題に対し実行できる。 
5.結合分布(SBOs-4に対応)
 (12) 確率変数の和の平均、分散
【e-Learning】
13 1/20 3 3-(2)-7)
7)確率変数の期待値と分散・標準偏差の定義と性質を説明できる。
3-(2)-8)
8)2項分布と正規分布を説明できる。
 
・講義
・ディスカッション 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
 
福島 延久
正規分布に従う独立な確率変数の1次結合に関する応用問題を解決できる。 
 (13) 応用問題
【e-Learning】

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