第 1 学 年  生物学概論
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教科の特徴
 医療を目指す人たちが、必ず向き合わなくてはいけないのは、“生きているひと、そして心 と感情を持ったひと”のからだを治療するということです。ひとり一人の患者さんのからだの違いや状態の変化をつかみ、さまざまな病気に対応していくためには、ヒトの正常な構造や機能を理解するのはもちろんのこと、生物としてのヒトがどのようにして生まれ、成長し、そして歳をとって死んでいくのかを知ること が必要となってきます。その基本となるのが、広い範囲の「生物学的な知識」であり、これを習得するためのに努力する学生を育成します。
 「生物学概論」では、「一般・基礎生物学Ⅰ」を理解するための「基礎の基礎」と「要点の整理」を主体に、プレテストと板書を主体として、皆さんと一緒に考えていきます。
 講義を通して、一般教養として身につけている必要がある生物学的な知識はもちろんのこと、これからはじまる基礎医学から臨床までの講義に必要な、生命科学についての基本的な知識を習得するとともに、生物としての“ひと”に対して興味が持てるようになることを、大きな目標としています(コンピテンシー6、7)。

ナンバリング
A0234-1A

1.一般目標(GIO:General Instructional Objective)
「生物とは何か?生きているということはどのようなことなのか?」について興味を持ち、自分で調べ、ノートにまとめ、さらには考察できる力を身につける。

2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)生物とは何かについて概説できる。(10%)
2)細胞・細胞小器官について概説できる。(10%)
3)細菌とウイルスの違いを説明できる。(10%)
4)細胞を構成している物質について概説できる。(10%)
5)DNAとRNAについて説明できる。(10%)
6)細胞の構造を図示できる。(10%)
7)細胞の構造と機能について概説できる。(10%)
8)細胞間の情報伝達機構について概説できる。(10%)
9)体細胞分裂の過程について概説できる。(10%)
10)減数分裂の過程について概説できる。(10%)

3.方略(LS:Learning Strategy)
1)受動的方法:教員の板書を自分なりにレイアウトを考えながらノートを作る
2)能動的方法:問題練習やディスカッションを取りいれた、学修状況を把握しながらの双方向授業
3)媒体:教科書および、毎回配布するA4プリント(1枚)

4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価)
1)定期試験(総括的評価):80%
 講義内容の理解度を多肢選択式・空欄補充、正誤判定、図の描記等の問題で評価する。
 定期試験の追再試験についても同様の内容の試験とするが。配分は定期試験100%とする。
2)提出課題(形成的評価):20%
 毎回配布する講義資料はノートの役割を担っている。基礎の定着度合いの尺度としてノートを評価する。
 定期試験の追再試験では、ノートの評価は除外して、定期試験のみの評価とする。

事前・事後学修
生物学(I)と自然科学演習の中で、講義内容についての基礎的な疑問点や問題点を解決する。
事前学修:各回の教科書と参考図書の指定されたところに目を通しておくこと。(15分程度)
事後学修:教科書と参考図書を参考にして、配布資料の充実化を図る。(30~60分程度)

【e-Learning】

教科書
基礎から学ぶ 生物学・細胞生物学 第4版:和田 勝 著 羊土社
フォトサイエンス生物図録 三訂版: 鈴木孝仁 監修 数研出版

参考図書
人体の構造と機能(第3版): Elaine N. Marieb 著 医学書院
人体の正常構造と機能 第3版縮刷版: 坂井建雄・河原克雅 編 日本医事新報社
Essential 細胞生物学 第4版: 中村桂子他 監訳 南江堂

オフィスアワー
1)講義後の教室内
2)月曜~金曜の放課後20時まで(8階教員室を訪問してください。)
3) Google Classroomを用いた資料の提示
※メールやSNSを使った質問には一切対応しません。

総授業コマ数
14コマ

出席について
 出席は講義開始後10分以内に取る。また講義開始30分後までに入室した場合は遅刻とし、それ以降は欠席とするが、講義へは参加すること。
遅刻の際は、入室直後に講義担当者に番号と名前を報告してから、自席に着席すること。
 公共交通機関の遅延は、公式発表が30分を超える場合は考慮するが、30分以内の場合は考慮しないため、余裕を持って登校すること。不正が発覚した場合は厳正に対処する。なお、交通機関が発行する遅延証明書は出欠席に考慮しないので、提出は不要である。
 加えて、出席端末の不具合により、モニター上で欠席になっている場合は、その講義が終わった直後に教員に申告することで、適正に対応する。それ以外(別日やメール等での申告)は一切取り合わないので、十分注意すること。

   担当者  『 * 』は実務経験教員を示す
 佐藤 正樹 准教授

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月日 時限 コア・カリキュラム 方略(LS)場所 担当者
(その他の)SBOs
内容項目
1 4/12 2 A-3-1-10-2
体液の量と組成及び浸透圧の調節機構を理解している。
 
1)受動的方法:板書によるノート作成
2)能動的方法:プレテストによる理解度の明示化と口頭試問による問題解決      
3)媒体:一般および基礎生物Ⅰでの配布資料と教科書、図録 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1.ヒトを構成する水を分類できる。
2.生物における水の役割を説明できる。 
1.イントロダクション
2.細胞を取り巻く水
(教科書p55; 生物図録p14)
【e-Learning】
2 4/19 2 A-1-4-1
真核細胞の全体像と細胞膜、核、細胞小器官及び細胞骨格の構造と機能を理解している。
 
1)受動的方法:板書によるノート作成
2)能動的方法:プレテストによる理解度の明示化と口頭試問による問題解決      
3)媒体:一般および基礎生物Ⅰでの配布資料と教科書、図録 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1.真核細胞の概要を説明できる。
2.真核細胞の細胞小器官を説明できる① 
1.真核細胞の細胞小器官を説明できる。
核(核膜と核小体)、小胞体、ゴルジ体、リソソーム、リボゾーム、中心体、ミトコンドリア
【e-Learning】
3 5/10 2 A-1-4-1
真核細胞の全体像と細胞膜、核、細胞小器官及び細胞骨格の構造
と機能を理解している。
 
1)受動的方法:板
書によるノート作

2)能動的方法:プ
レテストによる理
解度の明示化と口
頭試問による問題
解決      
3)媒体:一般およ
び基礎生物Ⅰでの
配布資料と教科
書、図録  
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1.真核細胞の概要を説明できる。
2.真核細胞の細胞小器官を説明できる② 
1.真核細胞の細胞小器官を説明できる。
核(核膜と核小体)、小胞体、ゴルジ体、リソソーム、リボゾーム、中
心体、ミトコンドリア
【e-Learning】
4 5/17 2 A-4-1-1
細菌、ウイルス、真菌及び原虫の基本的な構造と性状を理解している。
 
1)受動的方法:板書によるノート作成
2)能動的方法:プレテストによる理解度の明示化と口頭試問による問題解決      
3)媒体:一般および基礎生物Ⅰでの配布資料と教科書、図録  
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1)原核生物と真核生物の違いを説明できる。
2)生物とウイルスの違いを説明できる。 
1)原核生物
2)ウイルス
3)生命の定義
【e-Learning】
5 5/24 2 A-1-2-1
アミノ酸とタンパク質の構造、機能及び代謝を理解している。
A-1-2-2
糖質の構造、機能及び代謝を理解している。
A-1-2-3
脂質の構造、機能及び代謝を理解している。
 
1)受動的方法:板書によるノート作成
2)能動的方法:プレテストによる理解度の明示化と口頭試問による問題解決      
3)媒体:一般および基礎生物Ⅰでの配布資料と教科書、図録  
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1)炭水化物を説明できる。
2)脂質を説明できる。
3)タンパク質を説明できる。 
1)グルコースを中心とした単糖・二糖・多糖
2)脂質の構成分子
3)タンパク質とアミノ酸
4)栄養素とは
【e-Learning】
6 5/31 2 A-1-3-2
核酸、遺伝子及び染色体の構造と機能を理解している。
 
1)受動的方法:板書によるノート作成
2)能動的方法:プレテストによる理解度の明示化と口頭試問による問題解決      
3)媒体:一般および基礎生物Ⅰでの配布資料と教科書、図録  
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1)核酸の種類を説明できる。
2)核酸の分子構造を説明できる。 
1)DNA(デオキシリボ核酸)
2)RNA(リボ核酸)
【e-Learning】
7 6/7 2 A-1-3-2
核酸、遺伝子及び染色体の構造と機能を理解している。
 
1)受動的方法:板書によるノート作成
2)能動的方法:プレテストによる理解度の明示化と口頭試問による問題解決      
3)媒体:一般および基礎生物Ⅰでの配布資料と教科書、図録  
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1)DNAの二重らせん構造を説明できる。
2)ヌクレオチド構造を説明できる。
3)DNAとRNAの違いを説明できる。 
1)DNAの二重らせん構造
2)ヌクレオチド
3)ヌクレオソーム
4)クロマチン
【e-Learning】
8 6/14 2 A-1-3-3
デオキシリボ核酸(DNA)複製と修復、DNAからリボ核酸(RNA)への転写、タンパク質合成に至る翻訳を含む遺伝情報の発現及び調節を理解している。
 
1)受動的方法:板書によるノート作成
2)能動的方法:プレテストによる理解度の明示化と口頭試問による問題解決      
3)媒体:一般および基礎生物Ⅰでの配布資料と教科書、図録  
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1)セントラルドグマを説明できる。
2)DNAからRNAへの転写を概説できる。
3)RNAからアミノ酸への翻訳を概説できる。 
1)セントラルドグマ
2)転写
3)翻訳
4)遊離リボソームと膜結合リボソーム
【e-Learning】
9 6/21 2 A-1-4-1
真核細胞の全体像と細胞膜、核、細胞小器官及び細胞骨格の構造と機能を理解している。
A-1-4-2
細胞内外間の物質の移動のしくみを理解している。
 
1)受動的方法:板書によるノート作成
2)能動的方法:プレテストによる理解度の明示化と口頭試問による問題解決      
3)媒体:一般および基礎生物Ⅰでの配布資料と教科書、図録 
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1)細胞膜の単位構造を説明できる。
2)細胞膜の形態的特徴を説明できる。
3)細胞膜の生理的特徴を説明できる。
4)浸透圧を説明できる。 
1)リン脂質二重層
2)流動性と非対称性
3)選択的透過性
4)高張液・等張液・低張液と浸透圧
【e-Learning】
10 6/28 2 A-1-2-5
酵素の機能と調節、主な代謝異常を理解している。
 
1)受動的方法:板書によるノート作成
2)能動的方法:プレテストによる理解度の明示化と口頭試問による問題解      
3)媒体:一般および基礎生物Ⅰでの配布資料と教科書、図録  
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1)酵素の役割と種類を概説できる。
2)反応速度を概説できる。 
1)酵素とは
2)アポ酵素とアロステリック酵素
3)基質特異性・反応特異性・最適温度と最適pH・生体触媒
4)反応速度
【e-Learning】
11 7/5 2 A-1-4-1
真核細胞の全体像と細胞膜、核、細胞小器官及び細胞骨格の構造と機能を理解している。
A-1-4-3
細胞内外液のイオン組成と浸透圧、静止膜電位を理解している。
 
1)受動的方法:板書によるノート作成
2)能動的方法:プレテストによる理解度の明示化と口頭試問による問題解決      
3)媒体:一般および基礎生物Ⅰでの配布資料と教科書、図録  
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1)細胞膜の特性を説明できる。
2)単純拡散と促進拡散を説明できる。
3)受動輸送と能動輸送を説明できる。
4)単輸送・共輸送・交換輸送を説明できる。
3)静止膜電位を説明できる。 
1)細胞膜の生理的特性
2)細胞膜をはさんだ濃度勾配
3)具体例を用いた実際の膜輸送
4)膜輸送に伴い生じる細胞内外の電位差(膜電位)
【e-Learning】
12 7/12 2 A-1-4-1
真核細胞の全体像と細胞膜、核、細胞小器官及び細胞骨格の構造と機能を理解している。
A-1-2-8
栄養素の相互変換とエネルギー代謝(エネルギーの定義、食品中のエネルギー値、エネルギー消費量、推定エネルギー必要量)を理解している。
 
1)受動的方法:板書によるノート作成
2)能動的方法:プレテストによる理解度の明示化と口頭試問による問題解決      
3)媒体:一般および基礎生物Ⅰでの配布資料と教科書、図録  
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1)細胞呼吸を概説できる。
2)好気呼吸を説明できる。
3)嫌気呼吸を説明できる。 
1)細胞質基質とミトコンドリア
2)好気呼吸(解糖系・クエン酸回路・電子伝達系)
3)嫌気呼吸(解糖)
4)呼吸基質
【e-Learning】
13 7/19 2 A-1-4-4
細胞周期、細胞分裂及び主な細胞分化のしくみを理解している。
 
1)受動的方法:板書によるノート作成
2)能動的方法:プレテストによる理解度の明示化と口頭試問による問題解決      
3)媒体:一般および基礎生物Ⅰでの配布資料と教科書、図録  
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1)細胞周期を説明できる。
2)クロマチンの凝集を説明できる。
3)染色体を説明できる。
4)体細胞分裂を説明できる。 
1)細胞周期(間期とM期)
2)核分裂と細胞質分裂
3)染色体の構造
4)DNAの倍化
5)体細胞分裂の特徴
【e-Learning】
14 9/6 2 A-1-4-4
細胞周期、細胞分裂及び主な細胞分化のしくみを理解している。
 
1)受動的方法:板書によるノート作成
2)能動的方法:プレテストによる理解度の明示化と口頭試問による問題解決      
3)媒体:一般および基礎生物Ⅰでの配布資料と教科書、図録  
さいかち坂校舎・2階 第2講義室
さいかち坂校舎・2階 第3講義室
 
佐藤 正樹
1)配偶子を説明できる。
2)減数分裂を説明できる。 
1)精子と卵子
2)相同染色体・二価染色体・染色分体
3)乗換え
【e-Learning】

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