↓授業日程表を表示 教科の特徴 口腔組織学は歯科医師として歯科医療を提供する上で、最も必要不可欠な口腔諸器官の基本構造を明らかにする学問である。そのため、歯科医学を統合的に理解して全人的な歯科医療を提供するためには、口腔組織学の基礎的な知識の修得は不可欠である。本教科は他の基礎科目だけではなく臨床科目とも関連し、医学・歯科医学を統合的に理解して全人的な歯科医療を提供するために必要な基礎的な知識の根幹となるものである(コンピテンシー3、7)。本教科では、歯と歯周組織、舌、唾液腺、口蓋、口腔粘膜、扁桃、顎関節などの構造のほか、顎顔面、歯と歯周組織の発生の講義も行う。 ナンバリング B0703-2B 1.一般目標(GIO:General Instructional Objective) 人体の構造と機能、特に口腔領域の構造物の構造と機能を理解するために、歯および歯周組織を含む口腔諸器官の正常な構造と発生過程に関する基本的な知識を修得する。 2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives) 1)歯と歯周組織の発生について説明できる。(25%)(コンピテンシー3、7) 2)歯の硬組織の種類とそれぞれの物理化学的性状を説明できる。(15%)(コンピテンシー3、7) 3)歯と歯周組織の微細構造を説明できる。(30%)(コンピテンシー3、7) 4)口腔粘膜および口腔腺の種類とその特徴を説明できる。(15%)(コンピテンシー3、7) 5)顎関節の構造について説明できる。(15%)(コンピテンシー3、7) 3.方略(LS:Learning Strategy) 1)受動的方法:講義 2)能動的方法:ディスカッション、口頭試問・クリッカー・マークシートによるプレテスト(事前事後学修の確認を含む)・口頭試問・クリッカー・マークシートによるポストテスト 3)媒体:教科書、参考図書、スライド、プリント、コンピュータ画像など 4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価) 1)中間試験および定期試験(総括的評価)90~100% 講義内容の理解度を主として空欄補充、多選択肢、論述などの記述試験で評価する。中間試験40~50%、定期試験50~60% (中間試験の第1回試験は第1回から第6回の講義の範囲、第2回試験は第8回から第12回の講義の範囲、定期試験は講義の全範囲) 2)平常点評価 0~10% 日常的な授業中の態度、質問事項に対する回答状況や出席状況ついて評価する。 なお課題が提出されない場合には最終成績(100点満点)から5点減点する。 3)プレテスト・ポストテスト(形成的評価) 毎回の授業内容について授業開始前に前回の講義と事後学習の内容及び、当日の事前学習の内容についてプレテスト・ポストテストを実施する。 事前・事後学修 事前学習 第1回 教科書227-231ページを読んでおくこと(10分) 第2回 教科書255-264ページを読んでおくこと(10分) 第3回 教科書265-275ページを読んでおくこと(10分) 第4回 教科書289-297ページを読んでおくこと(10分) 第5回 教科書277-287ページを読んでおくこと(10分) 第6回 教科書277-287ページを読んでおくこと(10分) 第7回 第1-6回講義分を復習しておくこと 第8回 教科書353-361ページを読んでおくこと(10分) 第9回 教科書299-307、333-34ページを読んでおくこと(10分) 第10回 教科書309-320、321-326ページを読んでおくこと(10分) 第11回 教科書327-352ページを読んでおくこと(10分) 第12回 教科書147-148、363-364、365-372ページを読んでおくこと(10分) 第13回 第8-12回講義分を復習しておくこと 事後学習 第1回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第2回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第3回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第4回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第5回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第6回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第7回 試験の出題範囲の復習を行う(30分) 第8回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第9回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第10回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第11回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第12回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第13回 試験の出題範囲の復習を行う(30分) 事前学修については各回授業の最初に確認テスト(マークシート、口頭試問)を行う。 事後学修については次回の授業の始めに確認テスト(マークシート、口頭試問)を行う。 【e-Learning】
教科書 安部仁晴、磯川桂太郎、稲井哲一郎、野中直子、本田雅規、山座孝義、山本仁 著:組織学・口腔組織学(第5版)、わかば出版 磯川桂太郎、下田信治、山本 仁 編:カラーアトラス 口腔組織発生学(第4版)、わかば出版 参考図書 前田健康、網塚憲生、中村浩彰 編:口腔組織・発生学(第3版)、医歯薬出版 オフィスアワー 平日放課後(16:30~18:00):本館10階組織・発生学講座研究室 (但し、それ以外の時間でも在室であれば可能な限り質問を受け付ける) 総授業コマ数 13コマ 出席について 出席は講義開始後10分以内に取る。また講義開始30分後までに入室した場合は遅刻とする。公共交通機関の遅延が30分を超える場合は出欠席について考慮するが、30分以内の場合は考慮しない。
↑科目ページのtopに戻る
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
↑科目ページのtopに戻る |