第 2 学 年  組織学(実習)《Bクラス》
後 期 計 画 表

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教科の特徴
 組織学実習は、講義で学んだ内容である組織学総論としての上皮組織、支持組織、筋組織、神経組織について、さらに、組織学各論として消化器、呼吸器、循環器、内分泌、免疫、泌尿器、生殖器、中枢神経などの器官系についてを第2学年後期に毎週3時間ずつ実習する。
 医学・歯科医学を統合的に理解して、全人的な歯科医療を行うために必要な基礎的な知識として組織学の知識は必要不可欠である。実習は組織学を理解する重要な方略となっている。光学顕微鏡を用いて人体の各臓器、器官、細胞を観察し、その微細構造を理解する効果的な手段としてのスケッチが課せられている。

1.一般目標(GIO:General Instructional Objective)
 人体の構造と機能を理解するために、光学顕微鏡を用いて細胞、組織、臓器を観察することにより、これらの正常構造に関する基本的知識を修得する。

2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)組織標本観察のための基本的手技、顕微鏡の正しい操作ができる。
2)各種染色法とそれによる組織の染色性の違いを説明できる。
3)二次元平面像から三次元立体構造を推測、理解できる。
4)上皮、腺、軟骨、骨、筋、神経の各組織と骨発生について形態学的特徴を説明できる。
5)血管、消化器系、内分泌系、呼吸器系、尿・生殖器系、免疫系、中枢神経系を構成する各臓器や器官について、形態学的特徴を説明できる。

3.方略(LS:Learning Strategy)
1)能動的方法:スケッチ、ディスカッション、レポートなど
2)媒体:教科書、参考図書、スライド、コンピュータ画像、光学顕微鏡など

4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価)
1)実習試験(総括的評価):80% 
  各組織の構造の理解度を空欄補充、シェーマ描画、真偽選択、論述などの記述試験で行う。試験は2回行い、合計点を100点換算したものを評価点とする。
2)平常点評価(総括的評価):20%
 提出物、検印、出欠状況など日常的な実習中の取組状況を評価する。
  

事前・事後学修
事前学修:各回の実習内容項目について教科書とガイドブックの該当部分、教育用Webの実習内容該当欄を読み、ポイントをつかんだうえで実習に臨むこと。
事後学修:当日の実習内容を再度見直し、重要なポイントについて復習すること。次回実習の始めに確認テストを行う。


教科書
磯川桂太郎、稲井哲一朗、中村雅典、山本仁、渡邉弘樹 著:組織学・口腔組織学、わかば出版
藤田恒夫、武藤正樹、栗原幸二 共訳:人体組織図譜、南江堂

参考図書
内山安男 相磯貞和 監訳:人体組織学、南江堂

オフィスアワー
平日放課後(17:30~19:00):本館10階組織・発生学講座研究室
(但し、在室であれば可能な限り質問を受け付ける)

総授業コマ数
26コマ

出席について
実習開始後速やかに出席を取る。実習説明中に入室した場合は遅刻とし、それ以降の入室は欠席とする。なお公共交通機関の遅延が1時間を超える場合は出欠席について考慮するが、1時間以内の場合は考慮しない。

   担当者  『 * 』は実務経験教員を示す
 山本 仁 教授*, 石川 昂 講師*, 北村 啓 助教*
 安部 仁晴 非常勤講師*, 高田 俊彦 非常勤講師, 小林 一公 非常勤講師
 青木 仁志 非常勤講師, 片平 仁行 非常勤講師, 古屋 一明 非常勤講師*
 木代 宏 非常勤講師, 山倉 和典 非常勤講師*, 中島 修 非常勤講師*
 杉﨑 優 非常勤講師*, 塩谷 宗大 非常勤講師*, 荻原 正也 非常勤講師*
 石川 敏樹 非常勤講師*, 蛭間 信彦 非常勤講師*, 藤関 元也 非常勤講師*
 山﨑 貴希 非常勤講師*

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月日 時限 コア・カリキュラム 方略(LS)場所 担当者
(その他の)SBOs
内容項目
1 10/9 1,2 C-3-4)-(1)-1
上皮組織の形態、機能及び分布を説明できる。
 
実習  さいかち・第1実習講義室  山本 仁
石川 昂
北村 啓
青木 仁志
片平 仁行
1.標本観察の基本的手技が操作できる。
2.染色法による組織の染色性の違いを説明できる。
3.二次元平面像から三次元構造を推測、理解できる。
4.上皮の形態的分類とその特徴を説明できる。 
1.組織学実習の概要とオリエンテーション
    (1)実習室使用要領
2.永久標本の観察-組織
  1)上皮組織
    (1)単層扁平上皮
    (2)単層立方上皮
    (3)多列線毛上皮
    (4)角化重層扁平上皮
    (5)非角化重層扁平上皮
2 10/23 1,2 C-3-4)-(1)-3
腺の構造と分布及び分泌機構を説明できる。
C-3-4)-(2)-3
骨と軟骨の組織構造と構成する細胞を説明できる。
 
・マークシートを用いたプレテスト(事後学修の確認を含む)
・実習 
さいかち・第1実習講義室  山本 仁
石川 昂
北村 啓
青木 仁志
片平 仁行
1.漿液腺と粘液腺を分類し、その特徴を説明できる。
2.軟骨組織の種類とその構造を説明できる。 
1)上皮組織
     (7)混合腺
2)軟骨組織
    (1)硝子軟骨
    (2)弾性軟骨
    (3)線維軟骨
3 10/30 1,2 C-3-4)-(2)-3
骨と軟骨の組織構造と構成する細胞を説明できる。
C-3-4)-(2)-4
骨発生(軟骨内骨化と膜内骨化)、骨成長及びリモデリングの機序と調節機構を説明できる。
 
・マークシートを用いたプレテスト(事後学修の確認を含む)
・実習 
さいかち・第1実習講義室  山本 仁
石川 昂
北村 啓
高田 俊彦
杉﨑 優
1.骨の細胞を説明できる。
2.骨層板を分類し、その特徴を説明できる。
3.骨の発生様式を説明できる。   
3)骨組織
    (1)発育中の長管骨
    (2)緻密骨
4)骨発生
     (1)軟骨内骨発生
4 11/6 1,2   試験  本館13階 第1講義室  山本 仁
石川 昂
北村 啓
 
3.実習試験-1
    筆記試験
5 11/13 1,2 C-3-4)-(3)-1
筋組織の分類と分布を説明できる。
C-3-4)-(4)-3
血管の構造と血圧調節機能を説明できる。
 
実習  さいかち・第1実習講義室  山本 仁
石川 昂
北村 啓
安部 仁晴
1.筋組織の種類と構造を説明できる。
2.動脈と静脈の構造を説明できる。  
  5)筋組織と血管
    (1)平滑筋
    (2)骨格筋
    (3)心筋
    (4)筋型動脈,静脈
6 11/20 1,2 C-3-4)-(7)-1
消化管の基本構造、消化機能及び調節機構を説明できる。
 
・マークシートを用いたプレテスト(事後学修の確認を含む)
・実習 
さいかち・第1実習講義室  山本 仁
石川 昂
北村 啓
青木 仁志
1.消化管(食道、胃、小腸)の基本構造を説明できる。
2.食道、胃、小腸の形態的特徴とその機能を説明できる。  
4.永久標本の観察-器官
  1)消化器系
    (1)食道
    (2)胃
    (3)小腸
7 11/27 1,2 C-3-4)-(7)-1
消化管の基本構造、消化機能及び調節機構を説明できる。
C-3-4)-(7)-2
肝臓の構造と機能及び胆汁と胆道系を説明できる。
C-3-4)-(7)-3
膵臓(外分泌部と内分泌部)の構造と機能を説明できる。
 
・マークシートを用いたプレテスト(事後学修の確認を含む)
・実習 
さいかち・第1実習講義室  山本 仁
石川 昂
北村 啓
青木 仁志
1.大腸の構造とその特徴を説明できる。
2.肝臓の構造とその特徴を説明できる。
3.膵臓の構造とその特徴を説明できる。  
    (4)大腸
    (5)肝臓
    (6)膵臓
8 12/4 1,2 C-3-4)-(8)-1
気道系の構造と機能を説明できる。
C-3-4)-(8)-2
肺の構造・機能と呼吸運動を説明できる。
 
・マークシートを用いたプレテスト(事後学修の確認を含む)
・実習 
さいかち・第1実習講義室  山本 仁
石川 昂
北村 啓
杉﨑 優
1.喉頭の構造とその特徴を説明できる。
2.気管の構造を説明できる。
3.肺の構造とその特徴を説明できる。 
  2)呼吸器系
    (1)喉頭
    (2)気管
    (3)肺
9 12/11 1,2 C-3-4)-(9)-1
内分泌器官・組織の構造と機能及びホルモンの種類、作用と異常を説明できる。
 
・マークシートを用いたプレテスト(事後学修の確認を含む)
・実習 
さいかち・第1実習講義室  山本 仁
石川 昂
北村 啓
青木 仁志
1.下垂体の構造とその特徴を説明できる。
2.甲状腺の構造とその特徴を説明できる。
3.副腎の構造とその特徴を説明できる。 
  3)内分泌系
    (1)下垂体
    (2)甲状腺
    (3)副腎
10 1/8 1,2 C-3-4)-(4)-5
リンパ管とリンパ系組織・器官の構造と機能を説明できる。
 
・マークシートを用いたプレテスト(事後学修の確認を含む)
・実習 
さいかち・第1実習講義室  山本 仁
石川 昂
北村 啓
1.リンパ節の構造とその特徴を説明できる。
2.胸腺の構造とその特徴を説明できる。
3.脾臓の構造とその特徴を説明できる。  
  4)免疫系
    (1)リンパ節
    (2)胸腺
    (3)脾臓
11 1/15 1,2 C-3-4)-(10)-1
腎臓、尿管、膀胱及び尿道の構造と機能を説明できる。
C-3-4)-(11)-1
男性生殖器と女性生殖器の構造と機能を説明できる。
 
・マークシートを用いたプレテスト(事後学修の確認を含む)
・実習 
さいかち・第1実習講義室  山本 仁
石川 昂
北村 啓
1.腎臓の構造とその特徴を説明できる。
2.精巣の構造とその特徴を説明できる。
3.卵巣の構造とその特徴を説明できる。  
  5)尿生殖器系
    (1)腎臓
    (2)精巣
    (3)卵巣
12 1/22 1,2 C-3-4)-(5)-4
脳と脊髄の構造と機能(運動機能、感覚機能、高次神経機能及び自律機能)を説明できる。
 
・マークシートを用いたプレテスト(事後学修の確認を含む)
・実習 
さいかち・第1実習講義室  山本 仁
石川 昂
北村 啓
1.小脳の構造とその特徴を説明できる。
2.脊髄の構造とその特徴を説明できる。 
  6)中枢神経系
    (1)小脳
    (2)脊髄
13 1/29 1,2   試験  本館13階 第1講義室  山本 仁
石川 昂
北村 啓
 
5.実習試験-2
    筆記試験

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