↓授業日程表を表示 教科の特徴 組織学実習は、講義で学んだ内容である組織学総論としての上皮組織、支持組織、筋組織、神経組織について、さらに、組織学各論として消化器、呼吸器、循環器、内分泌、免疫、泌尿器、生殖器、中枢神経などの器官系についてを第2学年後期に毎週3時間ずつ実習する。 医学・歯科医学を統合的に理解して、全人的な歯科医療を行うために必要な基礎的な知識として組織学の知識は必要不可欠である。(コンピテンシー3、7)実習は組織学を理解する重要な方略となっている。光学顕微鏡を用いて人体の各臓器、器官、細胞を観察し、その微細構造を理解する効果的な手段としてのスケッチが課せられている。 ナンバリング B0702-2B 1.一般目標(GIO:General Instructional Objective) 人体の構造と機能を理解するために、光学顕微鏡を用いて細胞、組織、臓器を観察することにより、これらの正常構造に関する基本的知識を修得する。 2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives) 1)組織標本観察のための基本的手技、顕微鏡の正しい操作ができる。(20%)(コンピテンシー3,7) 2)各種染色法とそれによる組織の染色性の違いを説明できる。(20%)(コンピテンシー3,7) 3)二次元平面像から三次元立体構造を推測、理解できる。(20%)(コンピテンシー3,7) 4)上皮、腺、軟骨、骨、筋、神経の各組織と骨発生について形態学的特徴を説明できる。(20%)(コンピテンシー3,7) 5)血管、消化器系、内分泌系、呼吸器系、尿・生殖器系、免疫系、中枢神経系を構成する各臓器や器官について、形態学的特徴を説明できる。(20%)(コンピテンシー3,7) 3.方略(LS:Learning Strategy) 1)能動的方法:スケッチ、ディスカッション、レポートなど 2)媒体:教科書、参考図書、スライド、コンピュータ画像、光学顕微鏡など 4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価) 1)実習試験(総括的評価):80% 各組織の構造の理解度を空欄補充、シェーマ描画、真偽選択、論述などの記述試験で行う。試験は2回行い、合計点を100点換算したものを評価点とする。 2)平常点評価(総括的評価):20% 提出物、検印、出欠状況など日常的な実習中の取組状況を評価する。 事前・事後学修 事前学習 第1回 実習書12-22ページを読んでおくこと(10分) 第2回 実習書24-30ページを読んでおくこと(10分) 第3回 実習書32-38ページを読んでおくこと(10分) 第4回 実習書40-48ページを読んでおくこと(10分) 第5回 実習書50-60ページを読んでおくこと(10分) 第6回 第1-5回実習分を復習しておくこと 第7回 実習書62-66ページを読んでおくこと(10分) 第8回 実習書68-72ページを読んでおくこと(10分) 第9回 実習書74-80ページを読んでおくこと(10分) 第10回 実習書82-90ページを読んでおくこと(10分) 第11回 実習書92-104ページを読んでおくこと(10分) 第12回 実習書106-110ページを読んでおくこと(10分) 第13回 第7-12回実習分を復習しておくこと 事後学習 第1回 実習内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第2回 実習内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第3回 実習内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第4回 実習内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第5回 実習内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第6回 試験の出題範囲の復習を行う(30分) 第7回 実習内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第8回 実習内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第9回 実習内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第10回 実習内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第11回 実習内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第12回 実習内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分) 第13回 試験の出題範囲の復習を行う(30分) 事前学修については各回の実習内容項目について教科書とガイドブックの該当部分、教育用Webの実習内容該当欄を読み、ポイントをつかんだうえで実習に臨むこと。 事後学修については当日の実習内容を再度見直し、重要なポイントについて復習すること。次回実習の始めに確認テストを行う。 【e-Learning】
教科書 安部仁晴、磯川桂太郎、稲井哲一郎、野中直子、本田雅規、山座孝義、山本仁 著:組織学・口腔組織学(第5版)、わかば出版 相磯貞和 訳:diFiore人体組織図譜、南江堂 参考図書 内山安男 相磯貞和 監訳:ROSS組織学、南江堂 オフィスアワー 平日放課後(16:30~18:00):本館10階組織・発生学講座研究室 (但し、在室であれば可能な限り質問を受け付ける) 総授業コマ数 26コマ 出席について 実習開始後速やかに出席を取る。実習説明中に入室した場合は遅刻とし、それ以降の入室は欠席とする。なお公共交通機関の遅延が30分を超える場合は出欠席について考慮するが、30分以内の場合は考慮しない。
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