第 3 学 年  薬理学(講義)
通 年 計 画 表

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教科の特徴
薬理学は薬物と生体の相互作用を、個体、臓器、組織、細胞、分子のレベルで総合的に研究し、薬物の疾病治療への応用を視野に入れ、薬物治療の基盤を確立する科学であると定義されている。この薬物と生体との相互作用の結果生じた現象を理解するため、解剖学、生理学、生化学、分子生物学、遺伝学などの基礎医学・生命科学の知識が必要とされる。反対に薬理学を学修することが、これら基礎科目の知識を再確認することになり、基礎医学・生命科学の知識全般の深化を図ることができる。また、薬理学は臨床科目に最も近い基礎科目であると考える。薬力学、薬物動態学を中心とした薬理学総論は薬物の使い方の基礎となるし、各薬物を論じた薬理学各論については、その目的、作用機序、副作用、薬物相互作用を学ぶことで臨床科目へと発展していく。以上から薬理学は、基礎臨床一体型医学の基盤になるものと考える。
 一方、現在の日本は深刻な「超高齢社会」を迎えている。予備力の少ない高齢者は、概して複数の疾患を合併していることが多く、それに起因する多剤併用は、薬物有害事象のリスク増加、服薬過誤、服薬アドヒアランス低下など、ポリファーマシーの問題につながる。また高齢者に限らず、基礎疾患を合併している患者も多く、歯科医師は薬物を有効かつ安全に使用するための知識が要求される。したがって、歯学部学生も幅広い薬物の知識をよく整理しながら学ばなければならない。本教科は他の基礎科目だけではなく臨床科目とも関連し、医学・歯科医学を統合的に理解して全人的な歯科医療を提供するために必要な基礎的な知識の根幹となるものである。
 薬理学の講義内容は、薬理学総論と各論に分かれる。総論では薬物一般に共通する作用点、投与方法と投与量、反応、吸収と分布、代謝と排泄などの概念について学ぶ。各論では各薬物の使用目的、作用機序、使用量などについて学ぶ。各論は一般薬理学と歯科薬理学に分かれるが、厳密な区分は不可能である。講義では、歯科領域に密接な関係のある薬物は歯科薬理学で、それ以外の薬物を一般薬理学で扱うが、他の項目では特に区分を明確にしていない。(コンピテンシー2、3、7、8(3))

ナンバリング
B1201-3C

1.一般目標(GIO:General Instructional Objective)
薬物を適切に使用できるように治療における薬物の役割と生体内での動態について理解する。

2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)薬物の作用点(受容体、酵素)を説明できる。(10%)(コンピテンシー7)
2)薬物動態(吸収、分布、代謝、排泄)を説明できる。(10%)(コンピテンシー7)
3)薬理作用に影響する因子について説明できる。(10%)(コンピテンシー7)
4)薬物の相互作用を説明できる。(10%)(コンピテンシー7)
5)中枢神経系に作用する薬物を説明できる。(10%)(コンピテンシー7)
6)自律神経系に作用する薬物を説明できる。(10%)(コンピテンシー7)
7)末梢神経系に作用する薬物を説明できる。(10%)(コンピテンシー7)
8)循環器系に作用する薬物を説明できる。(10%)(コンピテンシー7)
9)呼吸器系に作用する薬物を説明できる。(10%)(コンピテンシー7)
10)内分泌系に作用する薬物を説明できる。(10%) (コンピテンシー7)

3.方略(LS:Learning Strategy)
1)受動的方法:講義
2)能動的方法:ディスカッション、ポストテスト、e-learning http://els.tdc.ac.jp/els/login.pl
3) 媒体:教科書、参考図書、スライド、プリント

4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価)
1)定期試験(総括的評価)95~100%
 講義内容の理解度を空欄補充、真偽選択、多肢選択、論述などの記述試験で評価する。
2)平常点評価(総括的評価)0~5%
 日常的な授業中の態度、質問事項に対する回答状況や授業の出欠状況などを評価する。各回の授業中の態度や回答状況により、最終成績(100点満点)から5点を加点または減点する。
3)ディスカッション、ポストテスト(形成的評価)
 毎回の授業内容について授業開始前に事前学習の内容を質問する。また、前回の講義と事後学習の内容についてポストテストを実施する。



事前・事後学修
事前学習
第1回 教科書31-55ページを読んでおくこと(10分)
第2回 教科書2-30ページを読んでおくこと(10分)
第3回 教科書6-7、56-61ページを読んでおくこと(10分)
第4・5回 教科書106-126ページを読んでおくこと(10分)
第6回 教科書127-163ページを読んでおくこと(10分)
第7回 教科書232-240ページを読んでおくこと(10分)
第8・9回 教科書246-264ページを読んでおくこと(10分)
第10回 教科書265-293ページを読んでおくこと(10分)
第11回 教科書294-305ページを読んでおくこと(10分)
第12回 教科書306-319ページを読んでおくこと(10分)
第13回 教科書350-367ページを読んでおくこと(10分)
第14回 教科書80-99ページを読んでおくこと(10分)
第15回 第1-14回講義分を復習しておくこと(10分)
第16回 教科書123-126ページを読んでおくこと(5分)
第17・18回 教科書164-174ページを読んでおくこと(10分)
第19回 教科書194-198ページを読んでおくこと(5分)
第20回 教科書207-219ページを読んでおくこと(10分)
第21回 教科書199-206ページを読んでおくこと(10分)
第22回 教科書153-163ページを読んでおくこと(10分)
第23回 教科書85-99ページを読んでおくこと(10分)
第24回 教科書394-397ページを読んでおくこと(5分)
第25回 教科書85-99ページを読んでおくこと(10分)
第26回 教科書327-338ページを読んでおくこと(10分)
第27・28回 第16-26回講義分を復習しておくこと(10分)
事後学習
第1回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第2回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第3回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第4回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第5回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第6回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第7回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第8回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第9回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第10回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第11回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第12回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第13回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第14回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第15回 試験の出題範囲の復習を行う(30分)
第16回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第17回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第18回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第19回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第20回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第21回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第22回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第23回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第24回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第25回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第26回 授業内容を再度見直し、重要なポイントを整理する(15分)
第27・28回 試験の出題範囲の復習を行う(30分)

事前学修については各回の授業内容項目について教科書の該当部分(シラバスに提示した部分)を読んでおくこと。授業中のディスカッションで確認する。
事後学修については当日の授業内容を再度見直し、重要なポイントを復習すること。次回の授業の始めに確認テストを行う。

【e-Learning】

教科書
1)大谷啓一他 監修:現代歯科薬理学 第6版、医歯薬出版
2)笠原 正貴 編集:ポイントがよくわかるシンプル歯科薬理学 第3版 永末書店

参考図書
1)医療情報科学研究所 編:薬がみえる、メディックメディア
2)清野 裕 日本語版監修:病態生理に基づく臨床薬理学、MEDSi
3)Brunton,L.L. 編:Goodman & Gilman’s The Pharmacological Basis of Therapeutics 12th Edition、McGraw-Hill


オフィスアワー
前期:毎週月・金曜日、後期:木曜日
午後5時30分以降
新館6階 薬理学講座研究室
(但し、時間外でも在室であれば可能な限り質問を受け付ける。)


総授業コマ数
28コマ

出席について
出席は講義開始後10分以内に取る。また講義開始30分後までに入室した場合は遅刻とし、それ以降は欠席とする。公共交通機関の遅延が30分を超える場合は出欠席について考慮するが、30分以内の場合は考慮しない。

   担当者  『 * 』は実務経験教員を示す
 笠原 正貴 教授*, 髙橋 有希 講師*, 伊藤 慎一郎 助教*
 澤木 康平 客員教授*

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月日 時限 コア・カリキュラム 方略(LS)場所 担当者
(その他の)SBOs
内容項目
1 4/10 2 C-6-3)-②
薬物動態(吸収、分布、代謝、排泄)について、加齢、病態による違いや薬物の相互作用による変化を含め、説明できる。
 
講義
ディスカッション
 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 生体内の薬物動態(吸収、分布、代謝、排泄)を理解する。 
2. 薬物動態 ファーマコカイネティックス(1)(試:薬理)
  1) 薬物動態
   (1) 必要な基本知識、循環系の仕組みをよく理解しておく
   (2) 薬はどのように体の中に入っていくのか
     (吸収;細胞膜輸送形態)
   (3) 薬はどのように体内を移動していくのか(分布)
   (4) 薬は体内でどのように変化するのか(代謝)
   (5) 薬はどのように体の中から出ていくのか(排泄)
   (6) 薬の親水性と疎水性の違いが吸収、分布、排泄に影響する
     (電解質と非電解質、イオン状態、分子状態、極性)
   (7) 薬を飲み胃・腸から吸収されると、全身に回る前に肝臓でほとんど分解される(初回通過効果)
  
【e-Learning】
2 4/17 2 C-2-4)-②
ホルモン、成長因子、サイトカイン等の受容体を介する細胞情報伝達機構を説明できる。
C-6-2)-①
薬理作用の基本形式と分類を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
C-6-2)-③
薬理作用を規定する要因(用量と反応、感受性)を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 薬物と受容体の関係を理解する。
2. 用量による薬物の作用の違いを理解する。
 
3. 薬理学概論(1)  (試:薬理)
  1) 薬理作用の機序
   (1) 受容体を介する作用
   (2) 受容体を介さない作用
  2) 用量
   (1) 用量(有効量、治療量、中毒量、致死量)
   (2) 用量-反応曲線
   (3) 50%有効量(ED50)
   (4) 50%致死量(LD50)
   (5) 治療係数(安全域)

【e-Learning】
3 4/24 2 C-6-2)-⑤
薬物の併用(協力作用、拮抗作用、相互作用)を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 薬物の効果に影響する因子を理解する。 
3. 薬理学概論(3) (試:薬理)
  6) 薬物の併用
   (1) 協力作用(相加作用、相乗作用)
   (2) 拮抗作用
   (3) 酵素誘導
   (4) 酵素阻害

【e-Learning】
4 5/8 2 C-3-4)-(5)-②
体性神経系と自律神経系の構造と機能を説明できる。
C-3-4)-(5)-③
交感神経系と副交感神経系の構造と機能を説明できる。
C-3-4)-(5)-⑨
シナプス伝達の機序と神経伝達物質を説明できる。
C-6-2)-①
薬理作用の基本形式と分類を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 副交感神経作動薬を分類し、その作用機序を説明できる。
2. 副交感神経遮断薬を分類し、その作用機序を説明できる。
 
自律神経系に作用する薬物(2) (試:薬理)
  2) 副交感神経作動薬
   (1) 分類
      a)薬物名 b)薬理作用 c)応用
  3) 副交感神経遮断薬
   (1) 分類
      a)薬物名 b)薬理作用 c)応用

【e-Learning】
5 5/15 2 C-3-4)-(5)-②
体性神経系と自律神経系の構造と機能を説明できる。
C-3-4)-(5)-③
交感神経系と副交感神経系の構造と機能を説明できる。
C-3-4)-(5)-⑨
シナプス伝達の機序と神経伝達物質を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 自律神経節興奮薬を分類し、その作用機序を説明できる。
2. 自律神経節遮断薬を分類し、その作用機序を説明できる。
 
自律神経系に作用する薬物(4) (試:薬理)
  6) 自律神経節に作用する薬物
   (1) 自律神経興奮薬
     a)分類 b)薬物名 c)薬理作用 d)応用
   (2) 自律神経遮断薬
     a)分類 b)薬物名 c)薬理作用 d)応用

【e-Learning】
6 5/22 2 C-6-2)-①
薬理作用の基本形式と分類を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
E-1-4)-(4)-①
全身麻酔の概念、種類並びに麻酔時の生体反応を説明できる。
E-1-4)-(4)-②
全身麻酔時に使用する薬物とその基本的な薬理作用及び使用機器・器具を説明できる。
E-1-4)-(4)-③
全身麻酔の適応と禁忌、合併症及び周術期の管理を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 全身麻酔法を説明できる。
2. 吸入麻酔薬の種類と作用点を説明できる。
3. 静脈麻酔薬の種類と特徴を説明できる。
4. 麻酔併用薬を説明できる。

 
中枢神経系に作用する薬物(2)(試:薬理)
3)全身麻酔薬
   (1) 概論
   (2) 関連分野の知識
   (3) 吸入麻酔薬
     a)分類 b)薬物名 c)薬理作用 d)応用
   (4) 静脈麻酔薬
     a)分類 b)薬物名 c)薬理作用 d)応用
   (5) 麻酔併用薬
     a)分類 b)薬物名 c)薬理作用 d)応用

【e-Learning】
7 5/29 2 C-6-2)-①
薬理作用の基本形式と分類を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
E-1-4)-(3)-①
局所麻酔の特徴と目的及び種類を説明できる。
E-1-4)-(3)-②
局所麻酔薬の分類と、その作用機序を説明できる。
E-1-4)-(3)-③
局所麻酔作用に影響を及ぼす因子を説明できる。
E-1-4)-(3)-④
血管収縮薬の使用目的と種類、特徴及び臨床使用上の注意を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 局所麻酔法を説明できる。
2. 局所麻酔薬を分類し、その作用機序を説明できる。
3. 血管収縮薬を添加する目的を説明できる。
4. 血管収縮薬の種類を説明できる。  
10. 末梢神経に作用する薬物(1)  (試:歯薬)
  1) 局所麻酔薬  
   (1) 概論  
   (2) 作用機序  
   (3) 主な薬物 
  2) 血管収縮薬  
   (1) 局所麻酔薬に添加する目的  
   (2) 主な薬物
8 6/5 2 C-3-4)-(6)-④
疼痛の種類、発生機序及び制御機構を説明できる。
C-6-2)-①
薬理作用の基本形式と分類を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 鎮痛薬を分類できる。
2. 解熱性鎮痛薬を説明できる。 
7. 鎮痛薬(2)  (試:薬理)
  3) 解熱性鎮痛薬
   (1) 作用機序
   (2) 主な薬物
9 6/12 2 C-5-5)-①
炎症の定義と機序を説明できる。
C-6-2)-①
薬理作用の基本形式と分類を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 抗炎症薬を分類できる。
2. 非ステロイド性抗炎症薬を説明できる。 
9. 抗炎症薬(2)  (試:歯薬)
  4) 非ステロイド性抗炎症薬
   (1) 酸性NSAIDs
   (2) 塩基性NSAIDs
10 6/19 2 C-4-1)-⑤
化学療法の目的と原理及び化学療法薬の作用機序並びに薬剤耐性機序を説明できる。
C-6-2)-①
薬理作用の基本形式と分類を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
C-6-4)-①
薬物の一般的副作用と有害事象を説明できる。
C-6-4)-②
薬剤耐性(antimicrobial resistance )に配慮した適切な抗菌薬使用を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 化学療法薬の副作用を説明できる。 
4. 化学療法薬(2) (試:歯薬)
  4) 作用機序
  5) 副作用
  6) 相互作用
11 6/26 2 C-4-2)-①
自然免疫の種類と機能を説明できる。
C-4-2)-②
獲得免疫の種類と機能を説明できる。
C-4-2)-③
免疫系担当臓器・細胞の種類と機能を説明できる。
C-4-2)-④
抗原提示機能と免疫寛容を説明できる。
C-4-2)-⑤
アレルギー性疾患の種類、発症機序及び病態を説明できる。
C-6-2)-①
薬理作用の基本形式と分類を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  澤木 康平
1. 免疫機構と影響する薬物を説明できる。 
14. 免疫系に作用する薬物 (試:薬理)
  1) 概論
  2) 免疫機能
  3) 免疫抑制薬
   (1) シクロスポリン
   (2) タクロリムス
   (3) シクロホスファミド
   (4) その他
  4) 免疫賦活薬
   (1) インターフェロン
   (2) ヒト免疫グロブリン
   (3) その他
12 7/3 2 C-2-3)-③
細胞周期と細胞分裂を説明できる。
C-4-1)-⑤
化学療法の目的と原理及び化学療法薬の作用機序並びに薬剤耐性機序を説明できる。
C-5-6)-①
腫瘍の定義を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 抗悪性腫瘍薬の種類と作用点を説明できる。  
8. 抗悪性腫瘍薬  (試:歯薬)
  1) 概論
  2) 抗悪性腫瘍薬の種類
   (1) アルキル化薬
   (2) 代謝拮抗薬
   (3) 抗生物質
   (4) 植物アルカロイド
   (5) その他
13 7/10 2 C-4-1)-④
滅菌と消毒の意義、種類及び原理を説明できる。
C-6-2)-①
薬理作用の基本形式と分類を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
C-6-4)-①
薬物の一般的副作用と有害事象を説明できる。
E-1-5)-⑥
手指と術野の消毒法を説明できる。
E-1-5)-⑦
清潔と不潔の区別を説明できる。
E-1-5)-⑧
器具の消毒・滅菌法を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 消毒薬の種類と特徴を説明できる。
2. 消毒薬の作用点を説明できる。 
11. 消毒薬  
  1) 概論 
  2) 作用機序
  3) 消毒薬の種類
   (1) フェノール系
   (2) アルコール系 
   (3) アルデヒド系 
   (4) ハロゲン系
   (5) 界面活性剤
   (6) その他
【e-Learning】
14 9/4 2 C-6-4)-①
薬物の一般的副作用と有害事象を説明できる。
E-4-2)-⑩
小児患者の対応を説明できる。
E-5-1)-②
高齢者に多く見られる疾患及び服用している薬物を説明できる。
E-5-1)-⑥
要介護高齢者(在宅要介護者を含む)の歯科治療時の注意点を説明できる。
E-6-③
妊産婦の歯科医療時の注意点を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1.薬物治療上注意すべきことがらを理解する。 
3. 薬理学概論(4)  (試:薬理)
  8) 薬物適用上の注意
   (1) 禁忌
   (2) 小児、妊婦、高齢者への薬物投与
   (3) 全身疾患を有する患者への薬物投与
   (4) 服薬指導
15 9/11 2   講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1.提示された課題を理解する。 
15.まとめ
 1)提示した課題の解説
16 10/5 3 C-3-4)-(3)-②
筋細胞の構造と筋収縮の機序を説明できる。
C-6-2)-①
薬理作用の基本形式と分類を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 筋収縮の機序を説明できる。
2. 筋弛緩薬を分類できる。
3. 筋弛緩薬を説明できる。 
10 末梢神経に作用する薬物(2) (試:薬理)
 3) 筋弛緩薬
  (1)概論
  (2)作用機序
   (3) 脱分極性筋弛緩薬
  (4)非脱分極性筋弛緩薬
17 10/26 3 C-6-3)-①
薬物の適用方法の種類と特徴を説明できる。
C-6-4)-①
薬物の一般的副作用と有害事象を説明できる。
E-6-②
医科疾患合併患者の歯科治療時の注意点を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 高血圧の病態が説明できる。
2. 高血圧治療薬の種類と作用点の関係を説明できる。
3. 高血圧治療薬と、歯科治療の薬物との相互作用を説明できる。 
2. 疾患と薬物治療(1)(試:薬理)
  1) 高血圧
   (1) 高血圧の病態
   (2) 高血圧治療薬
   (3) 相互作用
18 10/26 4 C-3-4)-(4)-①
心臓の構造、発生、機能及び心電図波形を説明できる。
C-5-4)-①
虚血、充血及びうっ血の徴候、原因、転帰及び関連疾患を説明できる。
C-6-2)-①
薬理作用の基本形式と分類を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 循環器系の機能を説明できる。
2. 循環器系の疾患を説明できる。
3. 強心薬を分類し、その作用機序を説明できる。
4. 抗不整脈薬を分類し、その作用機序を説明できる。
5. 抗狭心症薬を分類し、その作用機序を説明できる。
6. 抗高血圧薬を分類し、その作用機序を説明できる。 
3. 循環器系に作用する薬物 (試:薬理)
  1) 概論
  2) 強心薬
   (1) 概論
   (2) 分類
      a)薬物名 b)薬理作用 c)応用
  3) 抗不整脈薬
   (1) 概論
   (2) 分類
      a)薬物名 b)薬理作用 c)応用
  4) 抗狭心症薬
   (1) 概論
   (2) 分類
      a)薬物名 b)薬理作用 c)応用
  2) 抗高血圧薬
   (1) 概論
   (2) 分類
      a)薬物名 b)薬理作用 c)応用
【e-Learning】
19 11/16 3 C-3-4)-(8)-①
気道系の構造と機能を説明できる。
C-3-4)-(8)-②
肺の構造・機能と呼吸運動を説明できる。
C-6-3)-①
薬物の適用方法の種類と特徴を説明できる。
C-6-4)-①
薬物の一般的副作用と有害事象を説明できる。
E-6-①
全身の症候・病態を説明できる。(発熱、全身倦怠感、体重減少・増加、ショック、意識障害、脱水、浮腫、けいれ
ん、めまい、黄疸、呼吸困難、チアノーゼ、頭痛、動悸、息切れ、胸痛、睡眠障害、嘔吐、下痢)
E-6-②
医科疾患合併患者の歯科治療時の注意点を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 気管支喘息の病態が説明できる。
2. 気管支喘息治療薬の種類と作用点の関係を説明できる。
3. 気管支喘息治療薬と歯科治療の薬物との相互作用を説明できる。 
2. 疾患と薬物治療(2) (試:薬理)
  2) 気管支喘息
   (1)気管支喘息の病態
   (2)気管支喘息治療薬
   (3)相互作用
【e-Learning】
20 11/30 3 C-6-3)-①
薬物の適用方法の種類と特徴を説明できる。
C-6-4)-①
薬物の一般的副作用と有害事象を説明できる。
E-6-①
全身の症候・病態を説明できる。(発熱、全身倦怠感、体重減少・増加、ショック、意識障害、脱水、浮腫、けいれ
ん、めまい、黄疸、呼吸困難、チアノーゼ、頭痛、動悸、息切れ、胸痛、睡眠障害、嘔吐、下痢)
E-6-②
医科疾患合併患者の歯科治療時の注意点を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 糖尿病の病態が説明できる。
2. 糖尿病治療薬の種類と作用点の関係を説明できる。
3. 糖尿病治療薬と、歯科治療の薬物との相互作用を説明できる。 
2. 疾患と薬物治療(3) (試:薬理)
  3) 糖尿病
   (1) 糖尿病の病態
   (2) 糖尿病治療薬
   (3) 相互作用
21 12/7 3 C-3-4)-(7)-①
消化管の基本構造、消化機能及び調節機構を説明できる。
C-3-4)-(7)-②
肝臓の構造と機能及び胆汁と胆道系を説明できる。
C-3-4)-(7)-③
膵臓(外分泌部と内分泌部)の構造と機能を説明できる。
C-5-4)-③
血栓と塞栓の形成機序、形態的特徴、転帰及び関連疾患を説明できる。
C-6-3)-①
薬物の適用方法の種類と特徴を説明できる。
C-6-4)-①
薬物の一般的副作用と有害事象を説明できる。
E-6-①
全身の症候・病態を説明できる。(発熱、全身倦怠感、体重減少・増加、ショック、意識障害、脱水、浮腫、けいれ
ん、めまい、黄疸、呼吸困難、チアノーゼ、頭痛、動悸、息切れ、胸痛、睡眠障害、嘔吐、下痢)
E-6-②
医科疾患合併患者の歯科治療時の注意点を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 消化器疾患・血栓症の病態が説明できる。
2. 消化器疾患治療薬・血栓症治療薬の種類と作用点の関係を説明できる。
3. 消化器疾患治療薬・血栓症治療薬と歯科治療の薬物との相互作用を説明できる。
2. 疾患と薬物治療(2) (試:薬理)
  2) 気管支喘息
   (1)気管支喘息の病態
   (2)気管支喘息治療薬
   (3)相互作用 
2. 疾患と薬物治療(4) (試:薬理)
  2) 消化器疾患
   (1)消化器疾患の病態
   (2)消化器疾患治療薬
   (3)相互作用
5) 血栓症 
   (1)血栓症の病態
   (2)血栓症治療薬
   (3)相互作用
22 12/14 3 C-6-3)-①
薬物の適用方法の種類と特徴を説明できる。
C-6-4)-①
薬物の一般的副作用と有害事象を説明できる。
E-6-②
医科疾患合併患者の歯科治療時の注意点を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 精神疾患の病態が説明できる。
2. 精神疾患治療薬の種類と作用点の関係を説明できる。
3. 精神疾患治療薬と、歯科治療の薬物との相互作用を説明できる。 
2. 疾患と薬物治療(5) (試:薬理)
  6) 精神疾患
   (1) 精神疾患の病態
   (2) 精神疾患治療薬
   (3) 相互作用
23 1/11 3 A-6-1)-⑦
歯科医療における事故の具体例を列挙できる。
C-6-4)-①
薬物の一般的副作用と有害事象を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 薬害を理解する。
2. 主な健康被害事例を説明できる。
3. 薬害を防ぐ対策について説明できる。 
7. 薬害  (試:薬理)
  1) 薬害とは何か
  2) 主な健康被害事例
3) 薬害事件から得られた教訓
24 1/11 5 C-6-1)-①
医薬品の分類を説明できる。
C-6-3)-①
薬物の適用方法の種類と特徴を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 漢方薬の特徴を理解する。
2. 漢方薬の運用方法を理解する。
3. 「歯科関係薬剤点数表」の漢方薬について説明できる。 
8. 漢方薬  (試:薬理)
  1) 漢方薬とは何か   
  2) 漢方薬の特徴と運用方法 
3) 「歯科関係薬剤点数表」に収載された11種類の漢方薬  
【e-Learning】
25 1/18 3 A-8-1)-③
患者や疾患を分析するために、教科書・論文などから最新の情報を検索・整理統合することができる。
A-9-1)-②
歯科医学・医療に関連する情報を客観的・批判的に統合整理することができる。
A-9-1)-③
医療の改善の必要性と科学的研究の重要性を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  髙橋 有希
1. 低ホスファターゼ症についてを説明できる。
2. 低ホスファターゼ症の治療法について説明できる。
3. 科学的研究の重要性を説明できる。
 
9. 希少疾患
  1) 低ホスファターゼ症
   (1) 病因
   (2) 分類
   (3) 治療法
10. 科学的研究
   (1) 概論
   (2) 文献の検索方法
【e-Learning】
26 1/18 4 C-3-4)-(2)-④
骨発生(軟骨内骨化と膜内骨化)、骨成長及びリモデリングの機序と調節機構を説明できる。
C-3-4)-(2)-⑤
硬組織の成分と石灰化の機序を説明できる。
C-6-2)-①
薬理作用の基本形式と分類を説明できる。
C-6-2)-②
薬物作用とその作用機序を説明できる。
C-6-4)-①
薬物の一般的副作用と有害事象を説明できる。
 
講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  伊藤 慎一郎
1. 骨形成と骨吸収について説明できる。 
2. 骨粗鬆症の治療薬をあげることができる。
3. 骨粗鬆症治療薬の副作用について説明できる。  
11. 硬組織に作用する薬物 (試:薬理)
  1) 骨芽細胞の分化と機能
  2) 破骨細胞の分化と機能
  3) Ca調節ホルモン
  4) 骨粗鬆症治療薬
   (1)活性型ビタミンD3
(2) カルシトニン
  (3)エストロゲン
(4) ビスホスホネート
   (5) ビタミンK
【e-Learning】
27 1/18 5   講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 提示された課題を理解する。 
13. まとめ1
28 1/25 3   講義
ディスカッション
ポストテスト 
新館・第1講義室  笠原 正貴
1. 提示された課題を理解する。 
13. まとめ2

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