第  学 年  
通 年 計 画 表

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教科の特徴


ナンバリング


1.一般目標(GIO:General Instructional Objective)


2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)


3.方略(LS:Learning Strategy)


4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価)


事前・事後学修



教科書


参考図書


オフィスアワー


総授業コマ数
コマ

出席について

   担当者  『 * 』は実務経験教員を示す
 東 俊文 教授*, 間 奈津子 講師*, 中村 貴 講師
 小野寺 晶子 准教授*, 齋藤 暁子 助教, 佐藤 裕 非常勤講師*
 橋本 正次 教授, 中村 安孝 講師*

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月日 時限 コア・カリキュラム 方略(LS)場所 担当者
(その他の)SBOs
内容項目
1 4/9 2,3 A-6-1)-1
自ら問題点を探し出し、自己学習によってそれを解決することができる。
 
実習    東 俊文
中村 貴
小野寺 晶子
齋藤 暁子
ガイダンスおよび試料の採取
 1)ガイダンス
 2)実験で用いる器具を正確に操作できる
 3)実習ファイルに記載されている内容を理解・実践し、混合唾液を採取できる 
 1)ガイダンス
 2)実験で用いる器具の説明
 3)次回以降の実験の試料となる混合唾液を採取

2 4/16 2,3,4,5 A-6-1)-1
自ら問題点を探し出し、自己学習によってそれを解決することができる。
C-1-1)-1
* アミノ酸とタンパク質の構造、機能および代謝を説明できる。
 
実習    東 俊文
中村 貴
小野寺 晶子
齋藤 暁子
1. 唾液タンパク質の定量をとおして、分光分析の基礎を理解する。
 1)検量線とは何かについて説明できる。
 2)タンパク質定量法の原理を説明できる。 
1)標準タンパク質溶液を用いて検量線を作成する。
 2)タンパク質を定量するための試薬を加え発色させた試料溶液の吸光度を測定し、検量線より試料中のタンパク質濃度をもとめる。
 3)定量を目的に発色させたタンパク質溶液の可視光波長領域での吸収スペクトルを測定する。


3 5/14 2,3,4,5 A-6-1)-1
自ら問題点を探し出し、自己学習によってそれを解決することができる。
C-1-1)-5
* 酵素の機能と主な代謝異常を説明できる。
 
実習    東 俊文
間 奈津子
中村 貴
小野寺 晶子
齋藤 暁子
2. 唾液アミラーゼの活性測定をとおして、酵素の基本的性質を理解する。
 1)唾液アミラーゼの機能および特徴を概説できる。
 2)唾液アミラーゼ活性の測定原理を説明できる。
 3)酵素の基本的性質(至適pH、至適温度、活性化因子、基質濃度の反応速度への影響など)を説明できる。
 4)実験系における緩衝液の役割を説明できる。 
 1)唾液アミラーゼの機能および特徴を理解する。
 2)唾液アミラーゼ活性の測定原理を理解する。
 3)各種反応条件下で唾液アミラーゼ活性を測定する。
 4)実験系における緩衝液の役割について調べ、理解する。
4 5/28 2,3,4,5 A-6-1)-1
自ら問題点を探し出し、自己学習によってそれを解決することができる。
C-1-2)-1
* 遺伝子(染色体)の構造とセントラルドグマを説明できる。
C-1-2)-3
* 転写と転写調節の機序を説明できる。
C-1-2)-4
* 翻訳の機序を説明できる。
C-1-3)-1
* 細胞膜、核および細胞内小器官の構造と機能を説明できる。
C-3-1)-2
* 細菌、真菌、ウイルスおよび寄生虫のヒトに対する感染機構とこれらの微生物がヒトに対して示す病原性を説明できる。
C-3-1)-3
* 清潔と不潔の区分および滅菌と消毒の意義、原理および代表的な方法を説明できる。
C-2-3)-(1)-7
* 硬組織石灰化の基本的機序を説明できる。
 
実習    東 俊文
間 奈津子
中村 貴
小野寺 晶子
齋藤 暁子
3-1. 大腸菌へのGFPの形質転換をとおして、タンパク質の発現調節機構を理解する。
 1)転写と翻訳の過程および転写調節機構を説明できる。
 2)形質転換、組換えDNA実験の定義およびベクターの役割について説明できる。
 3)異種DNAの大腸菌への導入法と形質転換株のスクリーニング法を説明できる。
 4)プラスミドpGLOにクローニングされているGFPの発現調節機構を説明できる。
 5)紫外線照射下の形質転換株中でのGFPに由来する蛍光現象について説明できる。 

3-2. 培養細胞のビタミンCによる骨芽細胞への分化誘導をとおして、骨芽細胞の分化について理解する。
 1)骨芽細胞の分化のしくみを説明できる。
 2) 分化マーカーの検出方法を説明できる。

3-3. マウスiPS細胞を用いたアルカリホスファターゼ染色をとおして、iPS細胞の特徴について理解する。
 1) iPS細胞について説明できる。
 2) アルカリホスファターゼについて説明できる。
 
3-1. 大腸菌へのGFPの形質転換
 1)転写と翻訳の過程およびオペロン説(ラクトースオペロン、アラビノースオペロン)について調べ、理解する。
 2)形質転換、組換えDNA実験の定義およびベクターの役割について調べ、理解する。
 3)GFPがクローニングされているプラスミドDNA(pGLO)を用いて大腸菌の形質転換実験を行い、抗生物質耐性を利用したスクリーニングをする。
 4)形質転換株に紫外線を照射した時、蛍光現象がなぜアラビノース添加培地でのみ観察されるのかについて考察する。
 5)紫外線照射下でのGFPに由来する蛍光現象について、発光のメカニズムを調べ理解する。

3-2. 骨芽細胞への分化誘導
 1)骨芽細胞前駆細胞(MC3T3-E1細胞)をビタミンC含有培地で培養することでなぜ骨芽細胞へ分化誘導できるのか調べ、理解する。
 2) 分化マーカーであるアルカリホスファターゼ活性染色とアリザリンレッド染色を行い石灰化の有無を確認する。

3-3. マウスiPS細胞のアルカリホスファターゼ活性染色
 1) iPS細胞の特徴などについて調べ、理解する。
 2) iPS細胞を用いてアルカリホスファターゼ活性染色を行い、活性の有無を確認する。
5 6/11 2,3,4,5 2-(1)-【2】-2)高分子の立体構造を説明できる。
2-(1)-【5】-3)タンパク質の基本的な構造と機能を説明できる。
A-6-1)-1
自ら問題点を探し出し、自己学習によってそれを解決することができる。
C-1-1)-1
* アミノ酸とタンパク質の構造、機能および代謝を説明できる。
 
実習    東 俊文
間 奈津子
中村 貴
小野寺 晶子
齋藤 暁子
4. クロマトグラフィーをとおして、タンパク質の構造と生化学的性質を理解する。
 1)異なるタイプのカラムクロマトグラフィーの利用法を理解する。
 2) アフィニティークロマトグラフィーの原理と種類を理解する。
 3)Ni-セファロースカラムによるHisタグタンパク質を分離精製する。

・GFPの遺伝子クローニング、PCR法について理解する。 
His-GFPタンパク質をアフィニティークロマトグラフィーにより分取する。

6 6/25 2,3,4,5 A-6-1)-1
自ら問題点を探し出し、自己学習によってそれを解決することができる。
C-1-1)-1
* アミノ酸とタンパク質の構造、機能および代謝を説明できる。
C-1-1)-2
* 糖質の構造、機能および代謝を説明できる。
C-1-3)-2
* 細胞の分泌と吸収機構を説明できる。
 
実習    東 俊文
間 奈津子
中村 貴
小野寺 晶子
齋藤 暁子
5. タンパク質のSDS-PAGEによる分析をとおして、タンパク質の構造的特徴と機能を理解する。
 1)SDS-PAGEの原理を説明できる。
 2)唾液に特異的・非特異的なタンパク質成分を列挙し、その機能を説明できる。
 3)タンパク質以外の唾液構成成分(有機成分、無機成分)を列挙し、それらの機能を説明できる。
 4)熱や、還元剤がタンパク質に与える影響を説明できる。 
 1)タンパク質の電気泳動法を理解する。
 2)唾液タンパク質、組換え大腸菌、およびヘモグロビンをSDS-PAGEによって分離後、CBB染色を行い染め出されたバンドについて考察する。
 3)タンパク質以外の唾液構成成分(有機成分、無機成分)を検索する。
 4)タンパク質の高次構造の変化と分子量について理解する。

7 7/9 2,3,4,5 A-6-1)-1
自ら問題点を探し出し、自己学習によってそれを解決することができる。
C-1-2)遺伝子と遺伝
 
実習    東 俊文
間 奈津子
中村 貴
小野寺 晶子
齋藤 暁子
橋本 正次
中村 安孝
6. ヒト個体試料からの遺伝子型の同定
 1)細胞からのゲノムDNA分離法を説明できる。
 2)ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を説明できる。
 3)DNA断片が電気泳動法によって分離される原理を説明できる。
 4)遺伝子多型について説明できる。
 5)個人の遺伝子情報を含む試料を扱うときに,特に注意しなければならない理由を説明できる。 
 1)ヒトの頬粘膜細胞からゲノムDNAを分離・精製する。
 2)精製したゲノムDNAを鋳型とし、第16染色体上に存在する個体の特徴などに関連しない領域(PV92部位のAlu repeat配列)をPCR法で増幅する。
 3)遺伝子多型を反映する増幅領域の大きさの違いを、アガロースゲル電気泳動によって観察し,写真として記録する。
 4)増幅されたDNA断片の泳動像として示された結果を理解し、科学的に考察する。
 5)個人の遺伝子情報の倫理的な側面についてグループで討論する。

8 9/3 2,3,4,5   実習    東 俊文
間 奈津子
中村 貴
小野寺 晶子
齋藤 暁子
 
実習試験(マークシート)
実習試験(筆記)

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