↓授業日程表を表示 教科の特徴 病原細菌学、免疫学及び歯学微生物学の基礎知識を、実習を行うことでより確実な知識として把握してもらう。具体的内容としては、細菌の取扱い、基礎的手技の修得から感染防御を理解する。細菌を分類し、コロニー観察、生物学的及び生化学的性状検査、及び同定に至るまでの一貫した実習によって、細菌の性状を十分理解できるようにした。新たに薬剤耐性を中心とした遺伝学の基本となる実習を組み込んだ。また齲蝕及び歯周病の病原菌について、それぞれの病原性に関わる性状を調べ考察できるようにした。免疫学の実習では、感染症の診断に必要な抗原抗体反応の特異性を理解してもらう。これらの知識は、医学・歯科医学を統合的に理解して全人的な歯科医療を提供するために必要な基礎的な知識の根幹となるものであり、臨床家としてこれらの必要な基本的知識と技能を修得する事を目的としている。 (コンピテンシー: 6, 7, 8-1) ナンバリング B1102-3A 1.一般目標(GIO:General Instructional Objective) 1. Gram染色をはじめとする細菌学の基本手技と分子生物学的な検出法を行うことにより、細菌検査によって得られるデータから診断を行うプロセスを理解する。さらにこのプロセスで、遺伝子操作の基本や感染予防などについて習得する。 2. 免疫応答を利用した検査法を行うことにより、免疫血清検査によって得られるデータから診断を行うプロセスを理解する。 3.口腔細菌の顕微鏡観察や分離培養を行い、齲蝕、歯周病の病院となる細菌の特徴・病原性について理解する。 2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives) 1) 実習の目的と内容を説明できる。(5%) 2) 細菌材料をグラム染色して、顕微鏡観察する。(10%) 3) プラーク細菌を分離培養する。(20%) 4) ヒト口腔から齲蝕原性細菌を分離培養し、簡易同定する。(20%) 5) ヒト口腔から歯周病原細菌を分離培養し、簡易同定する。(20%) 6) 核酸を使った実験の基本的操作を理解する。(5%) 7) 抗菌薬の感受性を測定する。(10%) 8) 血清学的診断法としての抗原抗体反応の結果を判定する。(10%) 3.方略(LS:Learning Strategy) 1)受動的方法: 実習内容の説明 2)能動的方法: 細菌培養と生化学的検査、顕微鏡観察を中心とした実習、ディスカッション、レポート 3)媒体: 教科書 4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価) 1) 実習試験(総括的評価)90-100% 実習試験を実施する。評価は試験の平均で行う。 2) 平常点評価0-10% 提出物、出欠状況などの日常的な実習中の取り組みを評価する。 事前・事後学修 事前学習 (実習中のディスカッションにより確認) 第1回 教科書16-24 ページを読んでおく (10分程度) 第2回 教科書76-79 ページを読んでおく (10分程度) 第3回 教科書400-409 ページページ読んでおく (10分程度) 第4回 教科書282-299 ページを読んでおく (10分程度) 第5回 教科書300-310 ページを読んでおく (10分程度) 第6回 教科書321-331 ページを読んでおく (10分程度) 第7回 教科書311-318 ページを読んでおく (10分程度) 第8回 教科書336-346 ページを読んでおく (10分程度) 第9回 全体の纏めを行う。 (1時間程度) 第10回 教科書346-350 ページを読んでおく (10分程度) 第11回 教科書191-208 ページを読んでおく (10分程度) 第12回 教科書210-226 ページを読んでおく (10分程度) 第13回 教科書227-244 ページを読んでおく (10分程度) 第14回 教科書245-261 ページを読んでおく (10分程度) 第15回 全体の纏めを行う。 (1時間程度) 事後学習 (実習中のディスカッションにより確認) 第1回 実習内容を確認し、まとめる。 (10分程度) 第2回 実習内容を確認し、まとめる。 (10分程度) 第3回 実習内容を確認し、まとめる。 (10分程度) 第4回 実習内容を確認し、まとめる。 (10分程度) 第5回 実習内容を確認し、まとめる。 (10分程度) 第6回 実習内容を確認し、まとめる。 (10分程度) 第7回 実習内容を確認し、まとめる。 (10分程度) 第8回 実習内容を確認し、まとめる。 (10分程度) 第9回 試験の内容を再確認する。 (10分程度) 第10回 実習内容を確認し、まとめる。 (10分程度) 第11回 実習内容を確認し、まとめる。 (10分程度) 第12回 実習内容を確認し、まとめる。 (10分程度) 第13回 実習内容を確認し、まとめる。 (10分程度) 第14回 実習内容を確認し、まとめる。 (10分程度) 第15回 試験の内容を再確認する。 (10分程度) 【e-Learning】
教科書 口腔微生物学 第8版 - 学建書院,2024年 参考図書 戸田新細菌学 南山堂 奥田克爾監修「最新口腔微生物学」 一世出版,2010年 口腔微生物学・免疫学 医歯薬出版株式会社 オフィスアワー 水曜日(朝9時から午後6時まで):新館6F 微生物学講座 総授業コマ数 30コマ 出席について 出席は実習開始後すぐにとる。感染リスクがあるものを取り扱うため、9時からの実習説明中の入室は遅刻とし、それ以降の入室は欠席とする。ただし公共交通機関の遅延が30分以上の場合は出欠席について考慮するが、30分以内は考慮しない。
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