第 4 学 年  内科学
通 年 計 画 表

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教科の特徴
口腔の異常・疾患と全身のそれは密接に関連する。口腔疾患は全身に影響を及ぼし、全身の異常は口腔疾患を発生・増悪させる。
内科学は臨床医学の基礎である。臨床医学は内科学から生まれ外科学、小児科学、整形外科学、皮膚科学…と分化した。内科学は脳神経、循環器、呼吸器、消化器、腎・泌尿器、内分泌、血液、代謝・糖尿病、感染、アレルギー・免疫および救急医学と全身をあつかう。
内科学は主に体内臓器の器質的・機能的異常や疾患を対象とする。それらの原因・病態を明らかにしながら診断をし治療を行い、患者の健康を回復・維持さらに増進させる。内科では、近年内視鏡やカテーテル技術を用いた処置や手術も頻繁に行われるが、基本的には薬物を用いて治療する。
内科学においては、系統的講義および市川総合病院における臨床実習を通して担当者と学生がともに考えながら、歯科医として必要かつ十分な知識を習得する。さらに歯科診療上役に立つことのみでなく、医療当事者として知っておくべき事項を広く学ぶことを目的とする。

1.一般目標(GIO:General Instructional Objective)
歯科医として必要かつ充分な内科学を習得すること。

2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
内科学、内科医療、加齢・老年病学および下記の各分野の病態生理・疾患を理解し概説できる。
1脳神経、2循環器、3呼吸器、4消化器、5腎・泌尿器、6内分泌、7代謝・糖尿病、8血液、9感染、10アレルギー・免疫、11救急

3.方略(LS:Learning Strategy)
講義

4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価)
筆記試験

準備学習
各回の授業内容項目について、教科書の該当部分を読んでおくこと。

教科書
井田和徳、堂前尚親、西田次郎 編:歯科のための内科学(改訂第3版).南江堂

参考図書
水野嘉夫 著:歯科医師が知っておくべき全身疾患.一世出版

オフィスアワー
授業終了後:教室

総授業コマ数
25コマ

出席について

   担当者  『 * 』は実務経験教員を示す
 西田 次郎 教授*, 林 晃一 教授*, 寺嶋 毅 教授*
 鈴木 昌 教授*, 仁科 牧子 准教授*, 岡田 聡 准教授*
 大木 貴博 教授*, 瀬田 範行 准教授*, 岸川 浩 准教授*
 馬場 彰泰 講師*, 小泉 健三 准教授*, 中村 健二 准教授
 大久保 佳昭 講師*, 坂巻 裕介 講師*, 中島 隆裕 講師*
 尾城 啓輔 助教*, 野村 武史 教授*

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月日 時限 コア・カリキュラム 方略(LS)場所 担当者
(その他の)SBOs
内容項目
1 4/15 5   講義  新館・第2講義室  西田 次郎
1)内科学、内科臨床を概説する。
2)加齢・老化、それにともなう疾患を概説する。
3)消化器系の病態生理・疾患を概説する。 
1.内科学総論
  1)内科とは
  2)内科学の変遷
2.老年病学
  1)加齢と老化
  2)寿命
  3)加齢にともなう疾患
3.消化器
  1)消化器疾患総論(解剖・生理)

2 5/13 5   講義  新館・第2講義室  小泉 健三
4)神経系の病態・診断・治療を概説する。
 
4.神経
  1)総論
    (1)診断法
    (2)神経症状
    (3)中枢神経と末梢神経
    (4)自律神経
3 5/20 5   講義  新館・第2講義室  尾城 啓輔
3)消化器系の病態生理・疾患を概説する。
 
    (4)大腸
      a)過敏性腸症候群 b)潰瘍性大腸炎
      c)クローン病   d)大腸癌
    (5)虫垂
      a)虫垂炎
4 6/3 5   講義  新館・第2講義室  岸川 浩
3)消化器系の病態生理・疾患を概説する。
 
  2)消化管疾患各論
    (1)食道
      a)胃食道逆流症 b)マロリーワイス症候群
      c)食道静脈瘤 d)食道癌
    (2)胃
      a)胃炎 b)消化性潰瘍 c)胃癌 
      d)ヘリコバクター・ピロリ
    (3)小腸
5 6/10 5   講義  新館・第2講義室  西田 次郎
3)消化器系の病態生理・疾患を概説する。
 
 3)肝・胆・膵疾患各論
    (1)肝臓
      a)急性肝炎 b)慢性肝炎 c)劇症肝炎
      d)アルコール性肝障害 e)肝硬変症
      f)原発性肝癌
6 6/17 5   講義  新館・第2講義室  大久保 佳昭
5)内分泌の生理・疾患を概説する。
 
5.内分泌
  1)内分泌腺と分泌ホルモンおよびそのコントロール
    (1)下垂体
    (2)甲状腺
    (3)副腎皮質
    (4)副腎髄質
  2)ホルモンの作用と主な症状
7 6/24 5   講義  新館・第2講義室  瀬田 範行
6)アレルギー・免疫の病態生理、自己免疫疾患を概説する。
 
6.アレルギー・免疫
  1)免疫学の基本
  2)自己免疫疾患
    (1)ベーチェット病
    (2)シェーグレン症候群
    (3)全身性エリテマトーデス
    (4)全身性硬化症
8 7/1 5   講義  新館・第2講義室  大久保 佳昭
5)内分泌の生理・疾患を概説する。
 
  3)内分泌疾患
    (1)甲状腺機能異常
      a)バセドウ氏病
      b)甲状腺機能低下症
    (2)下垂体機能異常
    (3)副腎機能異常
      a)クッシング症候群
      b)アジソン症候群
      c)コーン症候群
      d)褐色細胞腫
      e)急性副腎不全
9 7/22 5   講義  新館・第2講義室  坂巻 裕介
7)感染の病態、感染症を概説する。
 
7.感染
  1)総論
    (1)感染・感染症
    (2)院内感染
    (3)日和見感染
    (4)歯交代症
    (5)不明熱
    (6)敗血症
10 9/2 5   講義  新館・第2講義室  中村 健二
3)消化器系の病態生理・疾患を概説する。
 
 3)肝・胆・膵疾患各論
    (2)胆道
      a)胆石症 b)胆のう炎 c)胆のう癌
    (3)膵臓
      a)急性膵炎 b)慢性膵炎 c)膵癌

11 9/9 5   講義  新館・第2講義室  中島 隆裕
7)感染の病態、感染症を概説する。
 
  2)各論
    (1)細菌感染症
      a)グラム陽性球菌 b)グラム陰性球菌
      c)グラム陽性桿菌 d)グラム陰性桿菌
      e)嫌気性菌
    (2)スピロヘータ感染症
    (3)真菌症
    (4)マイコプラズマ感染症
    (5)ウィルス感染症(AIDSを含む)
    (6)原虫感染症
12 10/7 4   講義  新館・第2講義室  大久保 佳昭
5)内分泌の生理・疾患を概説する
 
歯科領域に関連した糖尿病の基礎
13 10/7 5   講義  新館・第2講義室  大久保 佳昭
8)代謝・糖尿病の生理・疾患を概説する 
8.代謝・糖尿病
  1)概説
  2)臨床症状
  3)検査所見・診断
  4)合併症
  5)治療
14 10/16 4   講義  新館・第2講義室  大木 貴博
9)循環器の解剖・病態生理・疾患を概説する。
 
9.循環器
  1)総論
    (1)心構造
    (2)病態生理と疾患分類
    (3)主症状
    (4)心不全
  2)虚血性心疾患
    (1)狭心症
      a)病態生理
      b)症状
      c)診断と予後
      d)治療
    (2)心筋梗塞
      a)病態生理
      b)症状
      c)診断と予後
      d)治療
15 10/16 5   講義  新館・第2講義室  大木 貴博
9)循環器の解剖・病態生理・疾患を概説する。
 
  3)不整脈
    (1)心電図の基礎
    (2)期外収縮
    (3)心房細動
    (4)房室ブロック
    (5)洞頻脈、洞除脈
    (6)発作性頻拍
16 10/21 4   講義  新館・第2講義室  岡田 聡
4)神経系の病態・診断・治療を概説する。
 
  2)各論
    (1)脳血管障害
      a)脳出血 b)脳梗塞
    (2)変性疾患
    (3)末梢神経炎
    (4)筋疾患
17 10/28 4   講義  新館・第2講義室  寺嶋 毅
10)呼吸器疾患の病態・診断・治療を概説する。
 
10.呼吸器
  1)呼吸器疾患の検査とその意味
    (1)たんの検査
    (2)胸部レントゲン検査
    (3)肺機能検査
    (4)気管支鏡検査
  2)急性肺疾患
    (1)気管支喘息
    (2)肺炎
    (3)気胸
18 10/28 5   講義  新館・第2講義室  寺嶋 毅
10)呼吸器疾患の病態・診断・治療を概説する。
 
  3)慢性肺疾患
    (1)肺癌
    (2)肺結核
  4)呼吸不全
19 11/7 4   講義  新館・第2講義室  西田 次郎
野村 武史
11)血液、血液疾患を概説する。 
歯科領域に関連した血液疾患の基礎
20 11/7 5   講義  新館・第2講義室  西田 次郎
野村 武史
11)血液、血液疾患を概説する。 
11.血液
  1)総論
    (1)赤血球とは
    (2)白血球とは
    (3)血小板とは
    (4)血液型
    (5)出血と凝固
  2)各論
    (1)白血球の病気-白血病
    (2)赤血球の病気-貧血
    (3)出血凝固に関係する疾患
21 11/25 4   講義  新館・第2講義室  林 晃一
12)腎・泌尿器疾患の病態生理・治療を概説する。
 
12.腎・泌尿器
  1)形態と機能
  2)症状と病態生理
    (1)腎臓の主な疾患
    (2)主な症状
22 11/25 5   講義  新館・第2講義室  林 晃一
12)腎・泌尿器疾患の病態生理・治療を概説する。
 
  3)腎不全
  4)治療
    (1)安静
    (2)食事療法
    (3)薬物療法
    (4)透析療法
23 12/9 5   講義  新館・第2講義室  鈴木 昌
13) 救急疾患の病態・処置・治療を概説する。 
13.救急
  1)救急のA、B、C

24 12/16 3   講義  新館・第2講義室  馬場 彰泰
9)循環器の解剖・病態生理・疾患を概説する。
 
  4)循環器疾患と歯科処置
    (1)感染性心内膜炎
      a)概念 b)臨床所見 c)検査所見
      d)治療 e)歯科処置時の予防
    (2)循環器疾患患者の歯科処置
    (3)高血圧患者の歯科処置
  5)急性循環不全(ショック)
    (1)病態分類
    (2)臨床所見
    (3)治療
  6)高血圧
25 1/27 5   講義  新館・第2講義室  仁科 牧子
14)心身症について概説する。 
14.心身症
  1) 心と身体の関連
  2) 自律神経系
  3) 代表的疾患

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