↓授業日程表を表示 教科の特徴 歯科矯正学とは、歯・歯周組織・顎骨、さらにそれらを包含する顎顔面領域の正常な成長発育を研究し、それら諸構造の不正な成長発育から引き起こされる不正咬合や顎骨位置の不調和の改善を目的とする歯科分野の一つである。特に診断学においてはセファロ分析を通して不正の状況を論理的に解釈し、問題発見・解決の能力を養成する。また頭頚部領域の解剖や成長発育の基本的知識を統合的に理解し、診断、治療への反映が求められるものである。本科目は、実務経験のある教員が担当している。(コンピテンシー1、2、7、8-1)、3) ) ナンバリング C1801-4A 1.一般目標(GIO:General Instructional Objective) 矯正歯科臨床における治療学として、初診時から治療開始にいたる経過、成長変化を踏まえた矯正治療による生体の変化、また治療に使用される装置とその術式、不正咬合の予防について、隣接学科と矯正治療の関連を理解できるように履修する。 2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives) 1)矯正歯科臨床における治療の種類、開始時期、治療目標について説明できる。(5%) 2)矯正力の種類と歯の移動様式、組織変化について説明できる。(5%) 3)固定の種類について説明できる。(5%) 4)矯正用材料の特性を説明できる。(5%) 5)矯正装置の種類について説明できる。(8%) 6)リンガルアーチ、その他の唇舌側弧線装置について説明できる。(9%) 7)マルチブラケット装置について説明できる。(9%) 8)拡大装置について説明できる。(7%) 9)顎外固定装置について説明できる。(10%) 10)機能的矯正装置について説明できる。(10%) 11)乳歯列期、混合歯列期の矯正歯科治療について説明できる。(7%) 12)永久歯列期の矯正歯科治療について説明できる。(7%) 13)保定、再発、偶発症について説明できる。(6%) 14)外科的矯正治療、口唇・口蓋裂治療について説明できる。(7%) 3.方略(LS:Learning Strategy) 1)受動的方法:講義 2)能動的方法:SGD、ディスカッション、ポストテスト 3) 媒体 : 教科書、講義資料、SGD資料 4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価) 1)定期試験(総括的評価):95% 講義内容の理解度を論述、真偽選択、空欄補充、多肢選択試験で評価する。 2)平常点評価:0〜5% 講義の出欠状況、受講態度などを評価する。 3)SGD:0〜5% ポストテスト(総括的評価)、出欠状況、参加態で評価を行う。 4)ポストテスト(総括的評価):0〜5% 各回の授業後にその日の授業内容と当日の事前学修の内容についてポストテストを行う。 事前・事後学修 事前学修 第1回:教科書p191-194までを読んでおくこと(10分) 第2回:教科書p200-207(15分) 第3回:教科書p195-199、p208-213までを読んでおくこと(20分) 第4回:教科書p215-251までを読んでおくこと(25分) 第5回:教科書p252-262までを読んでおくこと(15分) 第6回:教科書p217-224、p201-203までを読んでおくこと(15分) 第7回:教科書p252-258までを読んでおくこと(10分) 第8回:教科書p259、p243-246までを読んでおくこと(15分) 第9回:教科書p247-251までを読んでおくこと(15分) 第10回:教科書p225-236までを読んでおくこと(15分) 第11回:教科書p241-243、p237-240、p328-331までを読んでおくこと(15分) 第12回:教科書p345-352までを読んでおくこと(15分) 第13回:教科書p336-344、p353-363までを読んでおくこと(20分) 第14回:教科書p371-375までを読んでおくこと(20分) 第15回:教科書p376-383までを読んでおくこと(15分) 事後学修 ・授業内容を再度見直し、該当日のオンライン学習コンテンツの課題をクリアする。 オープン教育リソース:オンライン学習コンテンツ https://www.tdcortho-pt.com/ 事前学修、事後学修の評価は授業後のポストテストで合わせて行う。 【e-Learning】
教科書 【講義】 葛西一貴、他・編:歯科矯正学、第6版、医歯薬出版 参考図書 【講義】 山内一夫、他・編:歯学生のための歯科矯正学、医歯薬出版 飯塚哲夫、他・編:歯科矯正学、クインテッセンス出版 グレーバー:歯科矯正学、医歯薬出版 モイヤース:歯科矯正学ハンドブック、医歯薬出版 プロフィト:現代歯科矯正学、クインテッセンス出版 オフィスアワー 平日 17:30-19:00 本館9F 歯科矯正学講座 総授業コマ数 15コマ 出席について 出席は授業開始時に着席していることとする。 遅刻は開始5分までとし、それ以降は欠席とする。ただし公共交通機関の遅延等でやむを得ない場合に限り、その証明を提出した上で30分以内であれば遅刻として認める。
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