↓授業日程表を表示 教科の特徴 『実践コミュニケーションと臨床倫理』 コミュニケーション学「医療面接」は、初診時医療面接のアドバンスコースで、コミュニケーション・医療面接について、講義と実習を立体的に組み込んだ学修方法をとるものである。 歯科医師として、好ましいコミュニケーションの確立は歯科医療の実践において必須のことである。さらに、臨床実習の場では患者の訴えを漏れなく汲み取り、診断と実施すべき診療方法を患者に伝え理解を得、そして治療に協力をしてもらうとともに、患者に必要な保健行動を実践してもらうためにはコミュニケーション技法に基づいた医療面接を適切に行うことができなくてはならない。本教科では、医療人としての高い倫理観や人間性・協調性を醸成するために、医療面接のさらなる向上を図るべく実習を通して体験し、来るべき臨床実習に備えることを目的としている。 (コンピテンシー1、2、4、6、8ー4)) ナンバリング E3013-4B 1.一般目標(GIO:General Instructional Objective) 歯科学生として診療参加型臨床実習で適切な患者対応を行うために必要なコミュニケーションについて、知識、技能、態度を修得する。 2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives) 1)医療面接を説明できる。(10%) 2)カウンセリング技法を説明できる。(10%) 3)ラポール形成ができる。(10%) 4)初診時の医療面接を実践する。(15%) 5)患者の気持ちに共感する。(15%) 6)推定診断を行うために必要な聴取事項を抽出できる。(20%) 7)患者の理解を得られる説明ができる。(20%) 3.方略(LS:Learning Strategy) 講義 ディスカッション ロールプレイ実習 4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価) 1)態度評価(総括的評価) 欠席または提出物が未提出の場合、不合格とする。 2)6年一貫したポートフォリオ(形成的評価) 本科目に関連するものすべてを6年一貫したポートフォリオにまとめ、振り返りのツールとする。 3)相互評価フィードバック(形成的評価) 実習における知識・技能・態度について、相互評価によりフィードバックを行う。 4)観察記録(総括的評価)20% 実習における知識・技能・態度について、観察記録により総括的評価を行う。 5)平常点評価(総括的評価)80% 講義・実習時の提出物等を評価する。 事前・事後学修 事前学修 第1-3回 ・スタンダード社会歯科学 P25~40を読んでおく。(10分) ・患者や地域社会にとっての「歯科医師の存在意義とは何か」、歯科医師としての自分の将来展望・ビジョンを明確に自分の言葉で説明できるようにしておく。(5分) 第4-6回 ・欠損補綴装置、小児矯正装置の特徴について復習しておく。(15分) ・医療人に相応しい身だしなみ、患者に好感を持たれる身なり・服装について考え、それを実践する。(5分) 事後学修 第1-3回 ・配布資料を見直し、医療面接において聴取すべき項目やコミュニケーション技法についてポイントを整理する。(10分) 第4-6回 ・評価シートを見直し、自分が出来ていた点や不足していた点について整理する。(10分) ・配布資料、評価シートをすべて整理し、6年一貫したポートフォリオに挟み込む。(5分) 【e-Learning】
教科書 配布資料 平田創一郎等 編著:スタンダード社会歯科学第8版、学建書院 参考図書 高江洲義矩編 保健医療におけるコミュニケーション・行動科学 医歯薬出版 チェアーサイドのまず臨床検査からガイドブック、デンタルダイヤモンド社 飯島克己他・監訳:メディカルインタビュー、メディカル・サイエンス・インターナショナル標準臨床検査医学、猪狩淳、中原一彦編集、医学書院 オフィスアワー 平日の放課後(17:30~18:30):本館10階社会歯科学講座 総授業コマ数 6コマ 出席について 出席をとった時点から20分までを遅刻とし、それ以降は欠席とする。遅刻の際は、教室員に出席番号、氏名を告げて入室すること。20分以内に入室したことが確認できない場合、欠席となることがあるので注意。電車の遅延等であっても同じ扱いとする。その際、遅延証明は提出すること。
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