第 4 学 年  課題講義(咬合と顎機能異常)
後 期 計 画 表

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教科の特徴
今までに各教科で学習した内容を「咬合と顎機能異常」というテーマで包括的に学習し、知識の連携を可能とする。そしてこの課題講義「咬合と額機能異常」を通し、常に基礎から臨床科目の包括的な理解を向上しようと努力する力をつける。そして医学・歯科医学を統合的に理解して、全人的な医療を提供するために必要な基本的知識を修得するための基盤をつくる。さらに積極的な自主学習態度と問題発見・解決のための基本的な能力を身につける。

1.一般目標(GIO:General Instructional Objective)
 歯科大学の学部(アンダーグラジュエイト)教育において、基礎啓科目と歯科臨床科目の関連を学ぶため、更には次年度歯科学生として診療行為に参加するために、過去に修学した咬合に関連する顎口腔系器官の正常な形態と機能、さらに顎機能異常に関連する基本的な知識を再確認し、またそれらの知識を統合する。

2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)下顎運動に関与する筋について説明する。
2)顎関節の構造について説明する。
3)顎反射のメカニズムを説明する。
(1)反射中枢を説明できる
(2)反射の感覚受容器を説明できる
(3)反射の感覚受容器と反射中枢シナプスの関係を説明できる
(4)口腔内の固有(自己)受容器の特徴を説明できる
(5)顎反射の臨床的意義を説明できる
4)咬合について説明する。
5)顎関節疾患を説明する。
6)顎関節疾患に対する画像診断について説明する。

3.方略(LS:Learning Strategy)
講義

4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価)
1)プレテスト・ポストテスト
2)客観試験

準備学習
 1)解剖学、生理学などでこれまで学習した咬合に関する基礎知識を復習しておく事。
 2)学習予定の項目に関しては必ず予習してから講義に参加する事。

教科書
なし

参考図書

Okeson TMD 原著版第5版、監訳 矢谷博文、和嶋浩一、医歯薬出版株式会社
新編顎関節症 覚道健治、久保田英朗、小林馨ら監修  日本顎関節学会編

オフィスアワー
月曜から金曜の8:30-9:00 16:00-19:00
講義室、研究室

総授業コマ数
6コマ

出席について

   担当者  『 * 』は実務経験教員を示す
 阿部 伸一 教授*, 澁川 義幸 教授*, 新谷 誠康 教授*
 上田 貴之 教授*, 別所 央城 非常勤講師*, 音成 実佳 講師*

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月日 時限 コア・カリキュラム 方略(LS)場所 担当者
(その他の)SBOs
内容項目
1 10/24 4 C-3-4)-(5)-⑥
反射、半自動運動、随意運動の発現と調節の機序を説明できる。
E-2-1)-⑦
下顎の随意運動と反射を説明できる。
E-2-1)-⑧
咀嚼の意義と制御機構を説明できる。
 
1)講義によるノートの作成
2)ノートを用いた自主学習
3)図表を用いた講義要旨のまとめ 
新館・第2講義室  澁川 義幸
1)顎反射のメカニズムを説明できる。
(1)反射中枢を説明できる
(2)反射の感覚受容器を説明できる
(3)反射の感覚受容器と反射中枢シナプスの関係を説明できる
(4)口腔内の固有(自己)受容器の特徴を説明できる
(5)顎反射の臨床的意義を説明できる 
1.顎反射
  1)反射のメカニズム
    (1)反射:単シナプス反射と多シナプス反射
    (2)反射弓:一次感覚受容器、反射中枢、効果器(開口筋と閉口筋)
(3) 反射の感覚受容器と接続ニューロン
(4) 反射の感覚受容器と反射中枢シナプスの関係
  2)開口反射
    (1)開口反射:侵害性・非侵害性開口反射
  3)閉口反射
    (1)下顎張反射
    (2)歯根膜咬筋反射:急速反射
    (3)緊張性歯根膜咀嚼筋反射:緩徐持続性反射
    (4)狭義の閉口反射
4)顎反射の臨床的意義を説明できる
    (1)侵害性・非侵害性開口反射による咀嚼調節
    (2)下顎張反射と咬合採得:意識レベルの関係
    (2)歯根膜咬筋反射:急速反射:前歯部補綴における注意
    (3)緊張性歯根膜咀嚼筋反射:緩徐持続性反射:前歯部補綴における注意
2 10/24 5 F-2-2)-3
歯列と咬合について説明できる。
F-2-2)-6
咀嚼の意義と制御機構を説明できる。
F-2-3)-4
口腔・頭蓋・顎顔面領域の成長・発育異常(不正咬合)を説明できる
F-4-2)-1
小児の身体発育、精神発達の特徴と評価法を説明できる。
 
講義  新館・第2講義室  新谷 誠康
2)顎口腔系器官の成長と発達を説明する。 
2.顎口腔系器官の成長・発達
 1)形態の成長変化
  (1) 歯の萌出
  (2) 歯列・咬合の形態的成長
 2)口腔機能の発達
  (1)吸啜機能
  (2)吸啜から咀嚼への発達
  (3)咀嚼機能
 3)成長・発達期の歯列・咬合異常と機能異常
  (1)成長・発達期の不正咬合
  (2)不正咬合の原因
3 11/1 4 E-2-1)-1
頭蓋骨の構成と構造を説明できる。
E-2-1)-2
咀嚼筋、表情筋、前頚筋の構成と機能を説明できる。
E-2-1)-4
三叉神経と顔面神経の走行と分布および線維構成を説明できる。
E-2-1)-5
顎関節の構造と機能を説明できる。
 
講義  新館・第2講義室  阿部 伸一
3)下顎運動に関与する筋について説明する。 
3.下顎運動に関与する筋と顎関節の構造
  1)下顎運動に関与する筋の種類と支配神経
    (1)咀嚼筋
    (2)前頚筋
      a.舌骨上筋
      b.舌骨下筋
    (3)口腔周囲の表情筋
    (4)顎関節
4 11/1 5 F-2-2)-3
歯列と咬合について説明できる。
F-2-2)-7
構音器官としての口腔の形態と機能を説明できる。
F-2-4)-(4)-2
顎関節疾患(外傷、脱臼、顎関節症、顎関節強直症)を概説できる。
F-3-4)-(3)-8
咬合採得する下顎位と咬合採得法を説明できる。
 
講義  新館・第2講義室  上田 貴之
4)咬合について説明する。
5)顎関節症について説明する。 
4.有歯顎者や無歯顎者の咬合と顎機能異常
  1)有歯顎者および無歯顎者の咬合
    (1)咬合関係(咬合接触)
    (2)被蓋(水平被蓋、垂直被蓋)
    (3)低位咬合
  2)咬合採得
  3)下顎運動
    (1)習慣性開閉口運動
    (2)限界運動
  4)無歯顎者のTMD
  5)ブラキシズムとTMD
5 11/8 3 F-2-4)-(4) 顎関節疾患
F-2-4)-(4)-1
顎関節疾患の種類と特徴を説明できる。
F-2-4)-(4)-2
顎関節疾患(外傷、脱臼、顎関節症、顎関節強直症)を概説できる。
 
講義  新館・第2講義室  別所 央城
6)顎関節疾患の臨床像について説明する。
 
5.顎関節疾患の臨床像
 1)顎関節疾患の分類
 2)顎関節疾患の診断法
 3)顎関節疾患における下顎正中の偏位について
 4)顎関節前方脱臼に対する処置
 5)顎関節強直症に対する顎関節授動術について
 6)顎関節症
6 11/8 4 E-2-4)-(7)-②
顎関節疾患(発育異常、外傷、炎症、退行性顎関節疾患、顎関節症、顎関節強直症、腫瘍及び腫瘍類似疾患)の症状、診断法及び治療法を説明できる。
 
講義  新館・第2講義室  音成 実佳
7)顎関節疾患に対する画像診断について説明する。 
6.顎関節に関する画像検査
1)顎関節画像検査の適応
2)顎関節画像検査の概要と臨床的意義
(1)パノラマX線撮影
(2)側斜位経頭蓋撮影
(3)眼窩下顎頭方向撮影
(4)CT
(5)MRI

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