第 4 学 年  歯科医療管理学(医療安全管理・院内感染予防)
後 期 計 画 表

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教科の特徴
歯科医療管理学とは、診療を通じて歯学を患者に応用し、歯科医療として社会に適応させる場合の諸問題を考究する学問とされており、社会歯科学の一分野として位置づけられている。さらに、個人を対象とする部分の多いことが社会歯科学の中でも特異的なものである。医療管理の範囲は多岐に渡り、社会歯科学との関係も深いことから、ここでは医療保険と医療安全管理、院内感染の3項目に焦点をあて、学習するものである。
 歯科医療管理学学修を通じて、医療安全に配慮した診療を提供することができるような倫理観および問題解決能力のための知識および技能を身につけるとともに、常に医療人として自主的な学修・研修を継続し、向上しようとする習慣を形成する。(コンピテンシー 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8(5))

ナンバリング
F3033-4B

1.一般目標(GIO:General Instructional Objective)
医療安全管理
 臨床実習において医療事故を起こさないために、安全で信頼される医療の基礎を修得する。
院内感染
 院内感染を起こさないために、感染防止の基礎知識、態度を修得する。

2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
1)患者安全の原則を説明する。
2)有害事象の発生頻度と影響を最小限に抑え,有害事象からの回復を最大限に高めていく上で患者安全がどのような役割を果たすかを説明する。
3)ヒューマンファクターズと患者安全の関係を説明する。
4)システムズシンキングを用いることによって,どのように医療が改善され,どのようにして有害事象を最小限に減らせるかを説明する。
5)医療におけるチームワークの重要性を説明する。
6)有能なチームの一員となるための方法を説明する。
7)学生自身も医療チームの一員となる。
8)エラーの本質を説明する。
9)医療上のエラーから学んで患者安全を改善する方法を説明する。
10)職場における危険や潜在的リスクを特定,評価,報告する。
11)リスクマネジメントの原則を適用する方法を説明する。
12)品質改善の基本原理を説明する。
13)医療の質の改善に用いられる手法及びツールを列挙する。
14)害の予防と有害事象から教訓を得る過程において,患者及び介護者が医療におけるパートナーとして協働できる方法を説明する。
15)患者安全を改善するべく汚染及び感染のリスクを最小限に減らしていく上で医療チームの個々のメンバーがどのように貢献できるかを説明する。
16)外科的及び侵襲的処置に伴う有害事象の主な原因を説明する。
17)ガイドラインを遵守し,確認プロセスを実施し,チームワークを重視することによって,正しい患者に対して正しい時期に正しい場所で正しい治療を施行する。
18)投薬の安全性について概要を示す。
19)薬剤使用の安全性を高めるための手法を継続的に学習及び実践する。
20)医療過誤に関する歯科医師の責任を説明する。
21)医事紛争の原因を列挙する。
22)医事紛争解決の手段を説明する
23)メディエーションについて説明する。
24)裁判外紛争処理について説明する。

3.方略(LS:Learning Strategy)
1) ディスカッションを活用した講義
2) ケーススタディーに基づくディスカッションを活用した課題解決型学修(講義)

4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価)
1) 定期試験(総括的評価):90% 講義内容の理解度を記述試験、多肢選択式試験等で評価する。
2) 平常点評価(総括的評価):10% 日常的な授業における取組状況を評価する。

事前・事後学修
事前学修
1) 各回の授業内容項目について、教科書、医療安全管理・感染予防対策マニュアルの該当部分を読んでおくこと。(約15分)
学修学修
1) 各回の講義および実習内容について、教科書、医療安全管理・感染予防対策マニュアルの該当部分で復習しておくこと。 (約15分)

【e-Learning】教科書
1)WHO患者安全カリキュラムガイド. 多職種版
【e-Learning】
2)WHO患者安全カリキュラムガイド多職種版について

教科書
1)WHO患者安全カリキュラムガイド. 多職種版
 https://www.who.int/patientsafety/education/curriculum/japanese.pdf
2)医療安全管理マニュアル(東京歯科大学水道橋病院)
3)感染予防対策マニュアル(東京歯科大学水道橋病院)
4)歯科医療における感染管理のためのCDCガイドライン
 http://med.saraya.com/gakujutsu/guideline/pdf/dentalcdc.pdf
5)医療現場における感染性微生物の伝播の予防2007年
 http://www.maruishi-pharm.co.jp/med/cdc/all02.pdf

参考図書
1)ねころんで読めるWHO患者安全カリキュラムガイド、相馬 孝博 (著)、メディカ出版
2)すぐに使える!歯科診療室での医療安全実践ガイド、石川雅彦、平田創一郎、中島 丘 編著
3)RCA根本原因分析法実践マニュアル 第2版、石川雅彦、医学書院
4)最新 歯科医療における院内感染対策 CDCガイドライン、佐藤田鶴子監修、永末書店

オフィスアワー
授業後 教室

総授業コマ数
8コマ

出席について
講義開始時に出席をとり、着席していたものを出席とする。講義開始20分後までに入室した場合は遅刻とし、それ以降の入室については欠席とする。公共交通機関の遅延が20分を超える場合は考慮するが、20分以内の場合は考慮しない。

   担当者  『 * 』は実務経験教員を示す
 平田創一郎 教授*, 宮城島俊雄 客員講師*, 半田 俊之 講師*
 大澤 航介 助教*, 辻野 啓一郎 講師*

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月日 時限 コア・カリキュラム 方略(LS)場所 担当者
(その他の)SBOs
内容項目
1 12/4 1 A-6-1)-①
医療上の事故等の発生要因(ヒューマンエラー、システムエラー等)を説明できる。
A-6-1)-②
医療上の事故等に対する防止策を説明できる。
A-6-1)-④
医療の安全性に関する情報の共有、分析の重要性を説明できる。
A-6-1)-⑦
歯科医療における事故の具体例を列挙できる。
A-6-2)-⑤
医療上の事故等の事例の原因を分析し、防止対策を立案できる。
A-6-3)-⑤
医療現場における労働環境の改善の必要性を説明できる。
 
ディスカッションを活用した講義  新館・第2講義室  平田創一郎
1)患者安全の原則を説明する。
2)有害事象の発生頻度と影響を最小限に抑え,有害事象からの回復を最大限に高めていく上で患者安全がどのような役割を果たすかを説明する。
3)ヒューマンファクターズと患者安全の関係を説明する。 
1.患者安全とは
2.患者安全におけるヒューマンファクターズの重要性

【e-Learning】
2 12/4 2 A-6-1)-①
医療上の事故等の発生要因(ヒューマンエラー、システムエラー等)を説明できる。
A-6-1)-②
医療上の事故等に対する防止策を説明できる。
A-6-1)-③
医療現場における報告・連絡・相談及び診療録記載の重要性を説明できる。
A-6-1)-④
医療の安全性に関する情報の共有、分析の重要性を説明できる。
A-6-1)-⑤
医療機関に求められる医療安全管理体制を概説できる。
A-6-1)-⑦
歯科医療における事故の具体例を列挙できる。
A-6-2)-③
医療上の事故等が発生した際の緊急処置や記録、報告を説明できる。
A-6-2)-④
医療上の事故等に対する具体的な防止対策や信頼性設計を説明できる。
A-6-2)-⑤
医療上の事故等の事例の原因を分析し、防止対策を立案できる。
 
1) ディスカッションを活用した講義
2) ケーススタディーに基づくディスカッションを活用した課題解決型学修(講義)
 
新館・第2講義室  平田創一郎
4)システムズシンキングを用いることによって,どのように医療が改善され,どのようにして有害事象を最小限に減らせるかを説明する。
5)医療におけるチームワークの重要性を説明する。
6)有能なチームの一員となるための方法を説明する。
7)学生自身も医療チームの一員となる。 
3.システムとその複雑さが患者管理にもたらす影響を理解する
4.有能なチームの一員であること


【e-Learning】
3 12/11 1 A-6-1)-①
医療上の事故等の発生要因(ヒューマンエラー、システムエラー等)を説明できる。
A-6-1)-②
医療上の事故等に対する防止策を説明できる。
A-6-1)-③
医療現場における報告・連絡・相談及び診療録記載の重要性を説明できる。
A-6-1)-④
医療の安全性に関する情報の共有、分析の重要性を説明できる。
A-6-1)-⑤
医療機関に求められる医療安全管理体制を概説できる。
A-6-1)-⑦
歯科医療における事故の具体例を列挙できる。
A-6-2)-④
医療上の事故等に対する具体的な防止対策や信頼性設計を説明できる。
A-6-2)-⑤
医療上の事故等の事例の原因を分析し、防止対策を立案できる。
A-6-3)-①
医療従事者の健康管理(予防接種を含む)の重要性を説明できる。
A-6-3)-⑤
医療現場における労働環境の改善の必要性を説明できる。
 
ディスカッションを活用した講義  新館・第2講義室  半田 俊之
8)エラーの本質を説明する。
9)医療上のエラーから学んで患者安全を改善する方法を説明する。
10)職場における危険や潜在的リスクを特定,評価,報告する。
11)リスクマネジメントの原則を適用する方法を説明する。 
5.エラーに学び,害を防止する
6.臨床におけるリスクの理解とマネジメント
【e-Learning】
4 12/11 2 A-6-1)-①
医療上の事故等の発生要因(ヒューマンエラー、システムエラー等)を説明できる。
A-6-1)-②
医療上の事故等に対する防止策を説明できる。
A-6-1)-④
医療の安全性に関する情報の共有、分析の重要性を説明できる。
A-6-1)-⑤
医療機関に求められる医療安全管理体制を概説できる。
A-6-1)-⑦
歯科医療における事故の具体例を列挙できる。
A-6-2)-④
医療上の事故等に対する具体的な防止対策や信頼性設計を説明できる。
A-6-2)-⑤
医療上の事故等の事例の原因を分析し、防止対策を立案できる。
A-6-2)-⑥
信頼性設計をはじめとする基本的な安全対策手法を概説できる。
 
ディスカッションを活用した講義  新館・第2講義室  大澤 航介
12)品質改善の基本原理を説明する。
13)医療の質の改善に用いられる手法及びツールを列挙する。
14)害の予防と有害事象から教訓を得る過程において,患者及び介護者が医療におけるパートナーとして協働できる方法を説明する。 
7.品質改善の手法を用いて医療を改善する
8.患者や介護者と協同する
【e-Learning】
5 12/18 1 A-6-1)-①
医療上の事故等の発生要因(ヒューマンエラー、システムエラー等)を説明できる。
A-6-1)-②
医療上の事故等に対する防止策を説明できる。
A-6-1)-③
医療現場における報告・連絡・相談及び診療録記載の重要性を説明できる。
A-6-1)-④
医療の安全性に関する情報の共有、分析の重要性を説明できる。
A-6-1)-⑤
医療機関に求められる医療安全管理体制を概説できる。
A-6-1)-⑥
医療関連感染の原因と対策を概説できる。
A-6-3)-①
医療従事者の健康管理(予防接種を含む)の重要性を説明できる。
A-6-3)-②
標準予防策(standard precautions)を説明できる。
A-6-3)-③
感染経路別予防策を説明できる。
A-6-3)-④
針刺し事故等に遭遇した際の対処の仕方を説明できる。
 
1)ディスカッションを活用した講義
2) ケーススタディーに基づくディスカッションを活用した課題解決型学修 
新館・第2講義室  半田 俊之
15)患者安全を改善するべく汚染及び感染のリスクを最小限に減らしていく上で医療チームの個々のメンバーがどのように貢献できるかを説明する。 
9.感染の予防と管理
【e-Learning】配付資料
6 12/18 2 A-6-1)-①
医療上の事故等の発生要因(ヒューマンエラー、システムエラー等)を説明できる。
A-6-1)-②
医療上の事故等に対する防止策を説明できる。
A-6-1)-③
医療現場における報告・連絡・相談及び診療録記載の重要性を説明できる。
A-6-1)-④
医療の安全性に関する情報の共有、分析の重要性を説明できる。
A-6-1)-⑥
医療関連感染の原因と対策を概説できる。
A-6-1)-⑦
歯科医療における事故の具体例を列挙できる。
A-6-2)-④
医療上の事故等に対する具体的な防止対策や信頼性設計を説明できる。
A-6-2)-⑤
医療上の事故等の事例の原因を分析し、防止対策を立案できる。
A-6-2)-⑥
信頼性設計をはじめとする基本的な安全対策手法を概説できる。
 
1)ディスカッションを活用した講義
2) ケーススタディーに基づくディスカッションを活用した課題解決型学修 
新館・第2講義室  半田 俊之
16)外科的及び侵襲的処置に伴う有害事象の主な原因を説明する。
17)ガイドラインを遵守し,確認プロセスを実施し,チームワークを重視することによって,正しい患者に対して正しい時期に正しい場所で正しい治療を施行する。
 
10.患者安全と侵襲的処置
【e-Learning】配付資料
7 1/15 1 A-6-1)-①
医療上の事故等の発生要因(ヒューマンエラー、システムエラー等)を説明できる。
A-6-1)-②
医療上の事故等に対する防止策を説明できる。
A-6-1)-③
医療現場における報告・連絡・相談及び診療録記載の重要性を説明できる。
A-6-1)-④
医療の安全性に関する情報の共有、分析の重要性を説明できる。
A-6-1)-⑤
医療機関に求められる医療安全管理体制を概説できる。
A-6-1)-⑦
歯科医療における事故の具体例を列挙できる。
A-6-2)-④
医療上の事故等に対する具体的な防止対策や信頼性設計を説明できる。
A-6-2)-⑤
医療上の事故等の事例の原因を分析し、防止対策を立案できる。
A-6-2)-⑥
信頼性設計をはじめとする基本的な安全対策手法を概説できる。
A-6-3)-⑤
医療現場における労働環境の改善の必要性を説明できる。
 
1)ディスカッションを活用した講義
2) ケーススタディーに基づくディスカッションを活用した課題解決型学修 
新館・第2講義室  半田 俊之
18)投薬の安全性について概要を示す。
19)薬剤使用の安全性を高めるための手法を継続的に学習及び実践する。
 
11.投薬の安全性を改善する
【e-Learning】
8 1/15 2 A-1-3)-① 歯科医師のプロフェッショナリズムを説明できる。
A-1-3)-② 患者との信頼関係構築の重要性を説明できる。
A-1-3)-③ 医療サービスの特殊性(情報の非対称性・医療の不確実性)や治療の限界を説明できる。
A-1-3)-④ 歯科医師に課せられた社会的責任と法的責任(刑事責任、民事責任、歯科医師法に基づく行政処分)を説明で
きる。
A-1-3)-⑤ 患者に最も適した歯科医療を勧めるとともに、代替する他の方法についても説明できる。
 
ディスカッションを活用した講義  新館・第2講義室  宮城島俊雄
20)医療過誤に関する歯科医師の責任を説明する。
21)医事紛争の原因を列挙する。
22)医事紛争解決の手段を説明する
23)メディエーションについて説明する。
24)裁判外紛争処理について説明する。 
12.医療過誤・医療訴訟・医事紛争解決
【e-Learning】プレ・ポストテスト
【e-Learning】資料①
【e-Learning】資料②
【e-Learning】資料③
【e-Learning】資料④
【e-Learning】資料⑤
【e-Learning】資料⑥
【e-Learning】資料⑦

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