↓授業日程表を表示 教科の特徴 歯科医療管理学とは、診療を通じて歯学を患者に応用し、歯科医療として社会に適応させる場合の諸問題を考究する学問とされており、社会歯科学の一分野として位置づけられている。さらに、個人を対象とする部分の多いことが社会歯科学の中でも特異的なものである。医療管理の範囲は多岐に渡り、社会歯科学との関係も深いことから、ここでは医療保険と医療安全管理、院内感染の3項目に焦点をあて、学習するものである。 歯科医療管理学学修を通じて、医療安全に配慮した診療を提供することができるような倫理観および問題解決能力のための知識および技能を身につけるとともに、常に医療人として自主的な学修・研修を継続し、向上しようとする習慣を形成する。(コンピテンシー 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8(5)) 1.一般目標(GIO:General Instructional Objective) 医療安全管理 臨床実習において医療事故を起こさないために、安全で信頼される医療の基礎を修得する。 院内感染 院内感染を起こさないために、感染防止の基礎知識、態度を修得する。 2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives) 医療安全管理 1) 医療事故の発生要因を説明できる。(12%) 2) 医療事故の防止策について説明できる。(12%) 3) 医療安全管理のシステムを概説できる。(10%) 4) 事故発生時の対応について概説できる。(10%) 5) 歯科医療における事故の特異性を説明できる。(6%) 6) 医療機器の安全管理を説明できる。(5%) 7) 根本原因分析を実践する。(5%) 院内感染 1) 感染症を列挙できる。(10%) 2) 感染症の特徴を説明できる。(10%) 3) スタンダードプリコーションを説明できる。(10%) 4) 感染予防対策システムを概説できる。(5%) 5)事故発生時の対策を説明できる。 (5%) 3.方略(LS:Learning Strategy) 1) ディスカッションを活用した講義 2) ケーススタディーに基づくディスカッションを活用した課題解決型学修(講義) 4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価) 1) 定期試験(総括的評価):90% 講義内容の理解度を記述試験、多肢選択式試験等で評価する。 2) 平常点評価(総括的評価):10% 日常的な授業における取組状況を評価する。 事前・事後学修 事前学修 1) 各回の授業内容項目について、教科書、医療安全管理・感染予防対策マニュアルの該当部分を読んでおくこと。(約15分) 学修学修 1) 各回の講義および実習内容について、教科書、医療安全管理・感染予防対策マニュアルの該当部分で復習しておくこと。 (約15分) 教科書 1)医療安全管理マニュアル(東京歯科大学水道橋病院) 2)感染予防対策マニュアル(東京歯科大学水道橋病院) 3)歯科医療における感染管理のためのCDCガイドライン http://med.saraya.com/gakujutsu/guideline/pdf/dentalcdc.pdf 4)医療現場における感染性微生物の伝播の予防2007年 http://www.maruishi-pharm.co.jp/med/cdc/all02.pdf 参考図書 1)すぐに使える!歯科診療室での医療安全実践ガイド、石川雅彦、平田創一郎、中島 丘 編著 2)RCA根本原因分析法実践マニュアル 第2版、石川雅彦、医学書院 3)最新 歯科医療における院内感染対策 CDCガイドライン、佐藤田鶴子監修、永末書店 オフィスアワー 授業後 教室 総授業コマ数 8コマ 出席について 講義開始時に出席をとり、着席していたものを出席とする。講義開始30分後までに入室した場合は遅刻とし、それ以降の入室については欠席とする。公共交通機関の遅延が30分を超える場合は考慮するが、30分以内の場合は考慮しない。
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