第 4 学 年  歯科医療管理学(医療安全管理・院内感染予防)
後 期 計 画 表

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教科の特徴
歯科医療管理学とは、診療を通じて歯学を患者に応用し、歯科医療として社会に適応させる場合の諸問題を考究する学問とされており、社会歯科学の一分野として位置づけられている。さらに、個人を対象とする部分の多いことが社会歯科学の中でも特異的なものである。医療管理の範囲は多岐に渡り、社会歯科学との関係も深いことから、ここでは医療保険と医療安全管理、院内感染の3項目に焦点をあて、学習するものである。

1.一般目標(GIO:General Instructional Objective)
医療安全管理
 臨床実習において医療事故を起こさないために、安全で信頼される医療の基礎を修得する。

院内感染
 院内感染を起こさないために、感染防止の基礎知識、態度を修得する。

2.行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objectives)
医療安全管理
1) 医療事故の発生要因を説明できる。
2) 医療事故の防止策について説明できる。
3) 医療安全管理のシステムを概説できる。
4) 事故発生時の対応について概説できる。
5) 歯科医療における事故の特異性を説明できる。
6) 医療機器の安全管理を説明できる。
7) 根本原因分析を実践する。

院内感染
1) 感染症を列挙できる。
2) 感染症の特徴を説明できる。
3) スタンダードプリコーションを説明できる。
4) 感染予防対策システムを概説できる。
5)事故発生時の対策を説明できる。

3.方略(LS:Learning Strategy)
1) ディスカッションを活用した講義
2) ケーススタディーに基づくディスカッションを活用した課題解決型学修(講義)

4.評価(Evaluation)(形成的評価・総括的評価)
1) 定期試験(総括的評価):90% 講義内容の理解度を記述試験、多肢選択式試験等で評価する。
2) 平常点評価(総括的評価):10% 日常的な授業における取組状況を評価する。

準備学習
事前
1) 各回の授業内容項目について、教科書、医療安全管理・感染予防対策マニュアルの該当部分を読んでおくこと。
事後
1) 各回の講義および実習内容について、教科書、医療安全管理・感染予防対策マニュアルの該当部分で復習しておくこと。

教科書
1)医療安全管理マニュアル(東京歯科大学水道橋病院)
2)感染予防対策マニュアル(東京歯科大学水道橋病院)
3)歯科医療における感染管理のためのCDCガイドライン
http://med.saraya.com/gakujutsu/guideline/pdf/dentalcdc.pdf
4)医療現場における感染性微生物の伝播の予防2007年
http://www.maruishi-pharm.co.jp/med/cdc/all02.pdf

参考図書
1)すぐに使える!歯科診療室での医療安全実践ガイド、石川雅彦、平田創一郎、中島 丘 編著
2)RCA根本原因分析法実践マニュアル 第2版、石川雅彦、医学書院
3)最新 歯科医療における院内感染対策 CDCガイドライン、佐藤田鶴子監修、永末書店


オフィスアワー
授業後 教室

総授業コマ数
8コマ

出席について
授業開始後約10分後までに出席をとり、着席していたものを出席とする。これ以降の入室については欠席とする。

   担当者  『 * 』は実務経験教員を示す
 一戸 達也 教授*, 平田創一郎 教授*, 髙野 正行 准教授*
 宮城島俊雄 客員講師, 笠原 清弘 准教授*, 半田 俊之 講師*
 松浦 信幸 准教授*, 菅原 圭亮 講師, 吉田 秀児 助教*

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月日 時限 コア・カリキュラム 方略(LS)場所 担当者
(その他の)SBOs
内容項目
1 12/9 1 A-6-1)-① 医療上の事故等の発生要因(ヒューマンエラー、システムエラー等)を説明できる。
A-6-1)-② 医療上の事故等に対する防止策を説明できる。
A-6-1)-③ 医療現場における報告・連絡・相談及び診療録記載の重要性を説明できる。
A-6-1)-④ 医療の安全性に関する情報の共有、分析の重要性を説明できる。
A-6-1)-⑤ 医療機関に求められる医療安全管理体制を概説できる。
A-6-1)-⑥ 医療関連感染の原因と対策を概説できる。
A-6-1)-⑦ 歯科医療における事故の具体例を列挙できる。
 
ディスカッションを活用した講義  新館・第2講義室  平田創一郎
1. 医療の質の確保のための手段を説明できる。
2. 医療事故と医療過誤の違い、ヒヤリハット、インシデントを説明できる。
3. 医療法に基づく医療の安全の確保に関する制度について説明できる。
4. 医療事故の発生要因について説明できる。
5. 医療事故防止の考え方を説明できる。 
1. 医療安全対策の歴史的経緯
2. 医療の質の確保
1) 患者説明文書
2) クリニカルパス
3. 医療事故の防止
1) 医療事故と医療過誤
2) ヒヤリハット、インシデント
3) 医療事故調査制度
4) 医療法に規定される医療の安全の確保
5) 医療事故の発生要因
6) 患者の安全管理
7) 医療者の安全管理
8) 信頼性設計
2 12/9 2 A-6-1)-① 医療上の事故等の発生要因(ヒューマンエラー、システムエラー等)を説明できる。
A-6-1)-② 医療上の事故等に対する防止策を説明できる。
A-6-1)-③ 医療現場における報告・連絡・相談及び診療録記載の重要性を説明できる。
A-6-1)-④ 医療の安全性に関する情報の共有、分析の重要性を説明できる。
A-6-1)-⑤ 医療機関に求められる医療安全管理体制を概説できる。
A-6-1)-⑥ 医療関連感染の原因と対策を概説できる。
A-6-1)-⑦ 歯科医療における事故の具体例を列挙できる。
 
1) ディスカッションを活用した講義
2) ケーススタディーに基づくディスカッションを活用した課題解決型学修(講義)
 
新館・第2講義室  半田 俊之
1.歯科医療における事故の特異性を説明できる。 
歯科医療における事故の特異性
1)誤飲・誤嚥
2)誤薬
3)出血
4)外傷
5)感染
6)電撃
7)被爆
8)目の保護
3 12/16 1 A-1-3)-① 歯科医師のプロフェッショナリズムを説明できる。
A-1-3)-② 患者との信頼関係構築の重要性を説明できる。
A-1-3)-③ 医療サービスの特殊性(情報の非対称性・医療の不確実性)や治療の限界を説明できる。
A-1-3)-④ 歯科医師に課せられた社会的責任と法的責任(刑事責任、民事責任、歯科医師法に基づく行政処分)を説明で
きる。
A-1-3)-⑤ 患者に最も適した歯科医療を勧めるとともに、代替する他の方法についても説明できる。
 
ディスカッションを活用した講義  新館・第2講義室  宮城島俊雄
1.医療過誤に関する歯科医師の責任を説明する。
2.医事紛争の原因を列挙する。
3.医事紛争解決の手段を説明する
4.メディエーションについて説明する。
5.裁判外紛争処理について説明する。 
医療過誤・医療訴訟
1)刑事責任
2)民事責任
3)行政責任
医事紛争解決
1)メディエーション
2)裁判外紛争処理
4 12/16 2 AA-6-1)-① 医療上の事故等の発生要因(ヒューマンエラー、システムエラー等)を説明できる。
A-6-1)-② 医療上の事故等に対する防止策を説明できる。
A-6-1)-③ 医療現場における報告・連絡・相談及び診療録記載の重要性を説明できる。
A-6-1)-④ 医療の安全性に関する情報の共有、分析の重要性を説明できる。
A-6-1)-⑤ 医療機関に求められる医療安全管理体制を概説できる。
A-6-1)-⑥ 医療関連感染の原因と対策を概説できる。
A-6-1)-⑦ 歯科医療における事故の具体例を列挙できる。
 
ディスカッションを活用した講義  新館・第2講義室  平田創一郎
1. AMR対策について説明できる。
2. 医療廃棄物処理について説明できる。
3. 事故の原因究明の手法を説明できる。
4. 事故防止の対策立案の手法を説明できる。 
1. AMR対策アクションプラン
1) 抗菌薬の適正使用
2) 薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン
2. 医療廃棄物処理
1) 廃棄物の分類
2) 感染性廃棄物
3) 産業廃棄物の処理
3. 事故の原因究明と防止対策立案の手法
1) m-SHELモデル
2) 4M-4Eマトリックス表
3) 根本原因分析法(RCA)
4) 失敗モード影響分析法(HFMEA)
5 1/20 1 A-6-1)-⑦ 歯科医療における事故の具体例を列挙できる。
A-6-3)-② 標準予防策を説明できる。
A-6-3)-③ 感染経路別予防策を説明できる。
 
ディスカッションを活用した講義  新館・第2講義室  髙野 正行
1.感染症を列挙できる。
2.感染症の特徴を説明できる。
3.スタンダードプリコーションを説明できる。
4.抗菌薬の適正使用を説明出来る。 
院内感染
1.感染予防対策の考え方
2.感染予防対策の実際
 1)標準予防策
 2)感染経路別予防策

6 1/20 2 A-6-3)-② 標準予防策を説明できる。
A-6-3)-③ 感染経路別予防策を説明できる。
 
ディスカッションを活用した講義  新館・第2講義室  笠原 清弘
1.感染予防対策システムを概説できる。 
予防対策
1)手指衛生
2)個人防護具
3)滅菌と消毒
4)医療廃棄物
7 1/27 1 A-6-3)-④ 針刺し事故等に遭遇した際の対処の仕方を説明できる。
 
ディスカッションを活用した講義  新館・第2講義室  菅原 圭亮
感染事故発生時の対策を説明できる。 
3.感染事故発生時の対応
  職業感染対策 針刺し切創事故発生時の対応
  院内感染関連微生物とアウトブレイク時の対応
8 1/27 2 C-6-1)-① 医薬品の分類を説明できる。
C-6-1)-② 毒薬、劇薬及び麻薬等の表示と保管を説明できる。
C-6-1)-③ 日本薬局方を説明できる。
 
ディスカッションを活用した講義  新館・第2講義室  松浦 信幸
吉田 秀児
1.医薬品の安全管理を説明出来る。
2.医療機器の安全管理を説明できる。 
1)歯科における医薬品・医療機器の安全管理

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